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日本人のルーツ論に終止符

なんとも面白い本をみつけた。
*アフリカを旅立った新人は日本から大陸へ移動した!
*縄文人は3000年以上にわたって朝鮮半島の主人公だった!
*米作りの真実・日本の米作りはシナより早かった!
*ゲノム解析が明かす真実・なんと渡来人は渡来していなかった!
と結論づけているのだ

これらを
①分子人類学
②日本考古学
③韓国考古学
④形質人類学
⑤生物学・分子生物学
⑥我が国の正史
⑦シナの史書
⑧半島の歴史
を証拠として証明している。反論はまだない。

軽く読み飛ばすつもりが、すっかり真剣になってしまった。
プロローグに津田左右吉についての記述があったからだ。

津田は記紀神話から神武天皇欠史八代から第14代仲哀天皇とその后の神功皇后まで、つまり第15代応神天皇よりも前の天皇は系譜も含めて、史実としての資料的価値は全くないとした。
wikipedia
氏は大正8年、「古事記及び日本書紀の新研究」に於いて、「神武東征は説話である」などと論じたところから、皇国史観学者から告発・起訴され、関連書籍四冊の発禁処分を受け、早稲田大学教授の座からも追われました。同時に、左翼やマルキストたちからは『記紀』を否定した”反体制学者”として称賛と共感を持って迎えられたのです。しかしながら、両者とも氏の本心を見誤っていたことが明らかになります。
日本人の祖先は縄文人だった 長濱浩明
戦後の津田は日本の歴史と皇室の抹殺を試みる左翼の虚偽宣伝に接し、日本国家と日本民族の統一性・独立性・純粋性に深刻な危機を抱いていました。
日本人の祖先は縄文人だった 長濱浩明

津田左右吉の業績を簡潔明瞭に誤解のないように説明されている。
津田左右吉は、単なる一般的な学説ではなく、真実を追求しようとしていたことがよく理解できた。

今まで、曖昧な認識しか持っていなかった津田左右吉の書籍を検索してみたところ、膨大な量が残されている。何冊読めるかわからないが、挑戦してみよう。

書中、食の好みが民族性を表すとの記述があったが、同意しながら先に進んでいこう。



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