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OH!へんろ。親子の88か所巡り(88番札所):医王山 大窪寺(香川県)

わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。

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今日の煩悩:

抑止力というのは重要です。

塾から帰宅した娘に「ジーパンと靴下を買いに行くんだけど、一緒に行く?」と聞くと、「あら、奇遇。私もズボンと靴下が欲しかったがよ」という感じで一気に仲間に参入してきました。

専門店街でお姉さんにフィッティングしてもらい「あら、ちょうど~」と営業話術にやられ、娘のズボンを購入。パンタロン?

つづいて、靴下も「今はルーズソックスが流行っているんですよ~」というので、「またルーズソックスが帰ってきたのか。父親が娘にルーズソックスを買うわけにはいきませぬ。この3足990円のがかわいいです」というと、娘が「紺色のハイソックスやったらええろう?」と店員と二人組で攻めてくるのでした。

母ちゃんの抑止力がないので、連合軍がズケズケと攻撃してくるので、あーる。

父ちゃんは普通のジーンズと安定の3足990円の靴下を購入しました。

買い物で疲れ果てたので、見切り品の刺身を買って帰ろうと思っていましたが、判断力が鈍っていたため本マグロのトロの柵をこうてしまいました。見切り品でもいいお値段・・・。

お腹のすいているときと、買い物で疲れているときに食品コーナーに行ってはいけないので、あーる。

さて、お遍路88番まで終わりました。というか、2周と少ししてしまいました。煩悩はなくなりません。むしろ、煩悩は人間らしい生き方のために必要だと思いました。ただ、生き方を少し工夫すると丁度よい煩悩を享受できる、そのTipsが仏の教えにあるのだろうと思います。

お遍路は薬師如来が多かったですね。みな、美味しくご飯を食べて肉体的にも精神的にも心地よく暮らしたい、痛みを緩和したいのですね。

悟り:概念のために人間がいるのではなく、人間が人間らしく生きていくために概念を利用するのです。概念や制度やシステムの奴隷になることが生きることではないのです。でも、人々は鉄の檻の奴隷に向かいつつありますね。

御詠歌:

 南無薬師諸病なかれと願いつつ 詣れる人は大窪の寺

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本尊:

薬師如来

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創建:

養老元年(717)

真言:

おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

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歴史:

縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。弘仁6年に、唐から帰国した弘法大師が、現在の奥の院にある岩窟で、虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を彫造し本尊とされました。

所在地:

香川県さぬき市多和兼割96

駐車場:

あり(無料)





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