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《鬼頭哲也×オーソナタガ》インタビュー(前編)「ひとりじゃないよってことが伝わればいい」

オーソナタガとは何なのか。』J humind association代表、鬼頭哲也氏にインタビュー。

■自分を発信すればなんやかんや出てくる

―鬼頭さんは、今回のイベントで何ができたらいいと思う?

鬼頭:自分にとっては"個が立つ和の共同体"っていうものをつくる1回目かな。参加した人が「自分でもなんかやってみよっかな」っていう気に、少しでもなる場。自分を発信すればなんやかんや出てくんだな、ってことに気がついてもらえたらと思うし、自分の中にやりたいことはあるんだっていうのが一個見られればいいかな。

やりたいこと無い人なんていないと思う。何かしら希望はあるでしょう。そういう自分の発信を「まず出す」っていうことをできる場になったらいいと思う。

―普段みんな、自分の発信してないのかな?

鬼頭:やってみたいって思うことがあってもあんまり表に出せないって感じがする。そんなの無理じゃんっていう言葉が返ってきそうだったり、自分を表現させてもらうことをあんまり許してもらえていない気がする。

世の中で「そんなこと無理にきまってんじゃん」って言うのって、基本的に試したこともないし、それで結果を生んだこともない人たち。その人たちが出来ないって決めつけてるだけ。TED×Sapporoで「どーせ無理を無くしたい」って植松勉さんも言ってたけど、決め付けで物事を判断されてるっていうことにさえ気づけば、それで一つOKかなとは思う。

その人たちがやったらできないかもしれないけど、あなたがやったらできるかもしれないし、あなたがやってやれなくても、やったっていう結果は残るから、それは財産じゃんって思う。やってみたらいいんじゃない。

だからまずは、第一歩目で「出す」っていうことをやってみよって。それが許されない環境っていうのにずっといたから、環境によって自分の発信を出さないんじゃなくて、『出さない自分』っていう自分自身に変換しちゃってる人が多い。それを許される環境であったら出来るでしょっていう場をつくりたい。環境によって出せるっていう一個手前に戻すっていうところが目的。

自己発信がもう出来る人は、もっと繋がっていけばいいと思う。自分の意見どんどん出していけばいいし、出していったことへの意見もらって自分の幅を広げていけばいい。

『出さない自分』に変換しちゃった人は、まずはそこから。

―イベントでしたいことのイメージはそんな感じ?

鬼頭:あとは、自分の存在感をアピールできたらいいと思う。俺っていう存在がこの世に居ますよーって(笑)

それと、自分の関わってる人たちの活躍の場にしたい。今回関わっている人は価値を提供できる人たちって聞いているので。


■外部刺激があれば自分で気づける人は気づける

―ちなみに鬼頭さん自身の、今やりたいことって何?

鬼頭:人前に立つことかな。発信すること。

どんなことを発信したいの?

鬼頭:現実を創るのは自分次第だよってこと。周りのせいでもなく環境のせいでもなく他人のせいでもなく。それと思い込みの力はすごいんだよって話。マイナスの思い込みがみんな強いから。「できない」とか「無理」とかさ。

相手が納得できるにはどうしたらいいか。理解できる大きさで渡して、ああそうかって思えて、「自分もやれるわ」っていう状況に持っていくっていうのが大事だから。それは子供に教育するのと変わらないからさ、それをどうするかっていうところが、大きな今の発信する上での目標というか課題なのかな。

―鬼頭さんは自分のやりたいことどうやって見つけたの?最初に「やりたいこと無い人なんていないと思う。」って言ってたけど、今やりたいこと見つからないっていう人も結構いると思うんだ。

鬼頭:俺も、前までは自分が何を持っているのかがわからないっていうのがあったから動けずにいたよ。

色んな質問されていろいろ気づかせてもらって、自分はこういうことができるんだっていうことを認識してはじめて、「じゃ、自分でこれをやってみよっか」ってなった。

自分の中に何が眠っているのかっていうのが一個でも分かれば、それを伸ばしていくっていうことができるし、まずはそれを使ってみるってことから始められる。知らずに使っているのと、自分で意識して使えるっていうのとでは、全然変わってくるから。

あとは、刺激だよね。今、発信の中でも特に「ブログを書こう」ってなってるんだけど、それはとある講演会に行った時に、コミュニケーションの話をしているのを聞いて、俺が言った方がわかりやすいじゃん。じゃあ、俺が発信しよって。俺が喋った方がええわ(笑)

―(笑)

鬼頭:それで、発信することと伝播することがセットになってやる気になっている。今までも書いてたけど、自分に拍車がかかった感じ。

外部刺激があれば自分で気づける人は気づける。外部刺激でも気づけないんだったら、その人その人の気づける場を提供してあげればいい。「私これ、出来るんじゃん」ってことに。これも一つの今後の課題だよね。

人と比べてどうっていうところで気づく人もいれば、過去の自分と比べて出来てるじゃんって思えてやれる人もいるだろうし。人より劣ってる劣ってないっていうことは問題じゃなくて、自分が出来るのかできないのか、やるのかやらないのか。

やれない言い訳じゃなくて、どうやったらやれるっていうところに持っていけるのかっていうところにフォーカスして、気付きを与えられればいいかなって考えてる。結局やり続けたらやれるようになるし、やらなかったらできないっていう結果になるだけだから。やれる方法考えてやり続けれれば、いつかはやれるし、成功は来る。

自分のやりたくもないこととか、興味のないところは置いといて、やりたいこと、好きなことっていうのをやり続けて自分の求める形にしたいっていうのはできると思うから。

大切なのは、人と比べてどうとかじゃなくて、自分が納得できるかできないか。

自分がここでやりきったって思うのなら、それでも救える人はいるだろうから、そこでチームつくってやればいいと思うし、もっと広いとこ行きたいんだったら、もっと広い繋がりの人とチーム組んでやればいいと思う。

やりたいこと無い人なんていないと思うよ。まずは自分を知ることなんじゃないかなぁ。自分がどういう立ち位置なのか知ること。

発信するっていうことがまずできるのかできないのか。その後に、自分がやりたいことが明確になっているのかいないのか。

■必死な時はさみしいってあまり感じない。

―個が立つ和の共同体もそうだけれど、鬼頭さんがチームにこだわるのはなんでなの?

中篇


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