第34話|レポート|ハレとケのライフサイクル【すべて循環すればいい】【ひとつに固定するから疲れちゃう】
そうか、安定のためのキーワードはサイクルか。
(※2017年に書いた記事です。)
こんにちは、サカキミヤコです。
ライフスタイルづくりが趣味兼ライフワークなので、
「自由で生きる」ためのライフスタイルについて
よく考えています。
秋あたりから自分でも実験しながらいろいろとやってみて、
ある程度自遊人としての生き方は見えてきたけれど
なんだかまだ不安定な気がしていていた。
多分、最後の1ピースは、
「ライフスタイルをシステムとして構築すること」だろうと見当はついていたけれど、システム化といっても何をどうシステムにしていいかわからず、いろいろ本を読んだりして、アイディアの種を探していた。
システムを作るにあたって、たびたび気になっていたのは
エコロジー・生態系・円環・循環
そんなキーワード。
そして、ひらめいた。
直線的に進む時間軸から循環する時間軸へ
ひらめいたのは、
「何事もサイクルを取り入れたら安定するのか。」
ということ。(あたり前じゃんと言われたらそこまでだけど)
そして、ハレとケのライフサイクルを生活に取り入れてみることにした。
ハレとケ
ハレとケとは何か。
(参考URL:http://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/haretoke/)
解釈には諸説あるようですが、参考URLによると、
古来より、日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分けていました。
ということで、「日常と非日常を分けてリズムを作る」という部分に着目してみた。
考えてみれば、自然の循環って必ずサイクルがある。
春夏秋冬。
種から花が咲きまた種となる。
朝が来て夜が来る。
困った時は、大抵自然に学べばいい。
自然は互いに共生しながら、永続的に続く非常に優秀なシステム。
その中から、要素を抜き出して自分の作りたいものに適用させればいい。
そうか、サイクルか。
システム作りのキーポイントはサイクル。
「サイクルを取り入れるとものごとは安定する」と仮説を立てた。
そうやって作ってみたハレとケのライフサイクルはこんな感じ。
ひきこもり期間と祭り期間を意識的に分けてみる。
今まで、ここの境界線が曖昧だったから中途半端になっていたんだ。
効果のほどは?
このハレとケのライフサイクル、とっても過ごしやすい。
「今はハレのシーズンだ!!」と決めたら、遠慮はしない。
出かけるし、人と会うし、話すし、動くし、お金も使うし、
暴れまくる。エネルギー大放出。
そして「ケのシーズン」に入ったら一気にひきこもる。
巣ごもりの時期。
うちでだらだらまったりゆったりする。
今まではこれが入り混じった生活をしていた。
だから、疲れてるのになんかそわそわして動きたくなっちゃうし、
考えてないと不安になったり、
逆に動きすぎてわけわからなくなったりしていた。
今はこのシーズンと決めて、そこに集中することで心が安定する。
サイクルをわかっていれば、ずっとこの時期が続くわけではことを無意識が理解しているので、全力で走り切ったらお休みの時期が来るとわかるし、自分でそう持っていくこともできる。
逆も然りで、全くやる気もでないし、アイディアも湧かない時はケのシーズンと割り切って全力でだらける。いつかはハレのシーズンが待ってるから、未来に不安を持つ必要もない。
うまく頭も体も回ってないのに、何かをしようとすることをやめる。
休む時は(変な言い方だけれど)一生懸命休む。
その時にしか感じられない、得られない情報や感覚、ひらめきがきっとあるから。
あなたにとって今日はハレのシーズンですか?
それともケのシーズンですか?
人生が何か中途半端な気がしていたら、一旦どっちのシーズンか決めて、エネルギーを集中させてみるのもいいかもしれないですね!
※この2017年での気づきが発端で、その後、ハレかつケである『日常泊』というライフスタイルに昇華し、セーブポイントのライフスタイルの形ができました。
<参考記事>
広大な仮想空間の中でこんにちは。サポートもらった分また実験して新しい景色を作ります。