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爬虫類デッキのnote【ラッシュデュエル】遊戯王

はじめに

はじめまして、ジェントルです。
関西の大阪でラッシュデュエルをしています。
今回、初のnoteを大好きな爬虫類デッキをテーマに書こうと思いました。
拙い文章ですがお時間のある方は読んでいただければ幸いです。
早速ですがよろしくお願いいたします。


①自己紹介

先ほども申しましたがジェントルといいます。
Jトルともいいます。
2024年2月現在で約2年半のラッシュデュエル歴があります。
戦績は以下に掲載いたします。

・第3回関西CS 優勝
・エリアナンバー1決定戦2023/2 三宮 Best3
・2023年度ギャラクシーカップ Best16
・エリアナンバー1決定戦2023/9 梅田 Best3
・エリアナンバー1決定戦2023/9 三宮 Best8
・第7回関西CS 準優勝
・第10回関西CS 優勝

②レシピ紹介

爬虫類族の主要モンスターの登場が2023年8月に登場した『轟炎のフェニックス』からの登場になるので、いくつかレシピはありますが今回は第10回関西CSで使用したレシピを中心に紹介していきます。

第10回関西CS使用デッキレシピ

主要採用カードと枚数について

爬虫類の主な主力といえば、清浄の蛇姫です。
相手フィールドの表側攻撃表示モンスターの攻撃力を下げながら、1枚ドローしてハンドを増やして強い盤面をつくり2500打点にも関わらず相手ライフを削る力を持ったパワーカードです。

1枚ドローについては種族は統一する必要はない

恐らく爬虫類デッキと対面した時に最も見ることになるカードだと思います。
蛇姫を中心としてデッキメイクを行う上で個人的な爬虫類の固定枠を以下に記載いたします。

罠は自由枠

採用枚数について書いていきます。
(正式名称省略)

★★★最上級
○蛇姫×3枚
必須カード、シク派です。

○ミステリー×2枚
墓地・手札から最上級を特殊召喚+下級のリソース回復カード。
爬虫類触り始めたては1枚だったが、2枚の方が安定して高火力盤面が作られるので2枚体制に。
守備力が1000の為、「エンペラーレルム」の恩恵を受けます。

ボルコンドルデッキに採用多め


2500の壁を越えれるのエ◯い


○ダークルーカー×2枚
3積み派閥もありますが、ハンドに2枚来るストレスから2積みに落ち着いてます。

★★上級
○ネクメイド・ナナ×1枚
こちらも不採用派閥がありますが、個人的には推奨派です。
理由は後ほど解説。

アンデット汎用ズ

★下級
◯ミスキャスト×3枚
墓地肥やし、ハンドアドが取れる爬虫類界のロマンスピック。

◯ミステイク×3枚
デッキトップ操作、ハンドアドが取れる最強カード。リミット行けとの声が多数。

この2枚でハンドを枯らす事なく盤面が増えるので、最上級の召喚コストが容易に揃えれます。

脳死で3積み

◯ミスリード×1枚
相手の裏耐えを許さない下級。
下級という点が強すぎる。
効果使用時は攻撃力が0になるので注意。
2枚採用もありですが、攻撃力の低い爬虫類デッキでダメージを取るのと現環境いまだにルーカーがいるので個人的に3枚推奨。

効果条件の爬虫類は光属性に限らず発動可能

◯ミスマッチ×1枚
下級2枚で墓地から最上級を特殊召喚して盤面をひっくり返す可能性のある下級。
エクスキューティー、ハーピィ等で腐る場面もあるのでサイドチェンジで抜く事もしばしば。
ただ、ハンド回収ではなく盤面に出すのが強すぎるので採用枠です。

頼れるアフロ

◯レジェンドマジシャン×2枚
基本的にはメインでの3枚体制+エーリアンソルジャーの構築ですが、サイドチェンジでレジェンドモンスターを虚無魔人等で入れ替えた場合、その他下級と1枚抜く場合があります。
基本的にレジェンドストライクから、バック破壊しながらエーリアンソルジャーを回収してハンドを増やす動きを作れます。

🪄魔法カード
◯七宝船×3枚
メインのドローソース、絵違いシク高騰しないでね。

○レジェンドストライク×2枚
レジェンドマジシャンと同様に、メインは3積みで構築しサイドチェンジで減らす場合がある。
現環境だと、闇魔対面の場合はエンチャンターを積極的にサイドから導入したいのでメインのレベル4の下級を減らす為、レジェンドストライクが打ちづらい状況作らないようにするのが吉。

○死者蘇生×1枚
必須と言いつつ必須ではないです。
今回限りは、サイドに入れ替えるカードを採用していなかった為ここに記載しました。
エクスキューティー対面等バックが強いカードが多いデッキに対しては大嵐に変えることもあります。

🪤罠カード
◯なし

その他採用カード

◯カリギュレオン
爬虫類の高火力専門モンスター。
墓地の枚数により4000打点も超える事もあり、打点が低い爬虫類の弱点を補っています。
また、ミステリーの効果で墓地から蘇生が可能なのでレジェンドマジシャンなどで積極的に墓地に落としていきたい1枚。

○ミスファイア
「超越のトランザム」で収録された待望の爬虫類新規カード。
過去にないバーンダメージを与える事が出来、今まで数ライフ残していたデュエルをゲームエンドまで持っていける可能性を秘めています。
ただ、このカード自体爬虫類のみの攻撃制限とハンド、盤面を強化する性能がない為脳死で3枚採用は少し重たく感じました。
関西CSではメイン2枚での採用。

◯エーリアンソルジャー
1900打点の下級バニラレジェンド。
レジェンドマジシャンで回収、レジェンドストライクに対応可能。場面によってはミステリーのコストに使用する事もあり。
単体でエクスキューティーの打点を超えるのも高評価。

◯ハーヴェイ
レジェンドストライク対応の⭐︎4モンスター。
守備1500の壁を1枚で対応するだけでなく、バックを確認してレジェスト、ルーカーの精度を上げる優れもの。

◯魔法石の採掘
魔法カードを再度使えるかつ、余ったカードを墓地へ送るハンド調整も出来る制限カード。

○ジョインテック・ジョイント
今回構築の目玉カード。
元々表側守備2500打点がきつかった爬虫類に良財が収録されメタ札として採用。
思ったよりも使い勝手がよく、ハーヴェイとの相性も良かったです。
虚無魔人に打てた時はきゅんきました。

ジョイジョイと略します

◯魔法の筒
神の紙。

◯秘密File33 - 怨みの散華
デッキリソースを回復しながら、3000ダウンとかいうチートカード。
下級でも上級を返せます。

◯アビスカイト・レイ・モノクローム
お互いの墓地の光・闇レベル4以下を戻してデバフをかける新規の罠カード。
お互いの墓地というのがポイントが高く、採用率の高いレジェンドマジシャンを相手の山に帰す事も可能。
こちらの墓地のリソース回復も出来て、尚且つ最大2400デバフを与えられる良カード。

爬虫類に新規罠きてたらしい

◯サンセット・リバース
今弾の目玉カードの1つ。
先述した攻撃反応トラップを守れる他、魔法カードやモンスターまでもに破壊耐性をつけれる困ったカード。
3面展開での攻撃が多い爬虫類ですが、悪魔の使用率が多めと見ての2枚採用でした。
結果、今回の関西CSでは悪魔は3名と少なめでしたが上位でのマッチングが多かった為大変活躍しました。
また、手札からの特殊召喚も可能なのでルーカー匂わせながら下級セットして攻撃拒否したり、単純に上級事故も防ぐ事ができ使い勝手が良いカードでした。

ORRが目と財布に沁みます

今回の構築は前環境から最上級の変化はあまりありません。
主に☆4の下級がミスファイアに変更になって、新規魔法と罠を採用した形になります。
コンボパーツとして下級爬虫類を多く要するので、固定枠になってきてしまっていると思います。
罠やサイドカードは環境によって変化はしてきていますが、いつもしっくり来ていないので夜更かしして考えてます。


③今大会の振り返り

まず、今大会の戦績から。

マッチ戦 7-1
戦績 14-3
勝率 82.4%
結果:優勝

我ながらかなりの好成績でコマを進める事ができました。
この日は特に大きな事故はなく、噛み合いが良いデュエルが多かったです。

悪魔とのマッチングが多くみえますが、再戦があるので実質は2人です。

関西CSの特徴としては、環境上位のデッキを握る人がいつつも自分の好きなテーマを極めて大会に参加する方も多くいると思います。
その為、より多くのデッキタイプに対策が出来る構築が要求されます。

今回は自分の読みとしては環境が悪魔→闇魔→プライム→セレブローズ→ボルコンドルが多いと予想しており、メインにサンセットリバース、サイドにエンチャンターを採用していました。

アクエラの3枚採用については悪魔・闇魔・エクスキューティーにも対応が可能で、レジェンドストライクをメイン採用している場合無理なく入れ替える事ができます。

対悪魔

対悪魔に関しては、アクエラ×3、永久凍結×2をサイドから入れました。
昨今の悪魔は「プログレッシブ」「ヘヴィメタル」と2500打点が「アンプ」によって簡単に展開ができる様になり、バックを破壊されつつ前面も破壊するという凶暴なデッキになりつつあります。
そこの対策札として、攻撃反応から召喚反応にシフトチェンジし、「サンセットリバース」と交えてバック破壊を防ぎつつ戦う意識をしました。

「アクエラ」は相手の「カルドサック」や「ガーゼット」「虚無魔人」などレベル6効果モンスター対策として入れましたがこの日は特に活躍しました。

現にサンセットリバースは悪魔に対して有効打となり、ここまで勝ちに繋がった試合も多かったです。

対エクス

基本的にバックを剥がす事にいっぱいいっぱいになりますが、キャッチを警戒して消極的になると負けるので、積極的に攻めて行くのが良いです。
今回の試合は、相手の事故もありなんとか進めました。

対ボルコンドル

ボルコンドルのデッキは前々から爬虫類の天敵でした。素で光属性にも関わらず「ボルイーグル」の連続攻撃で即死。みたいな動きでやられる事が良くありました。
今回は良くも悪くも良材が、バックを守っておりずっとシリンダーが良財の裏に隠れて攻めるに攻めることができずとても苦戦しました。
2戦目にして良財のケアのしにくさが理解できてよかったです。

対ワンダー

槍ギアス強いです。
みんなワンダーを握りましょう。

if対闇魔・セレブローズ

闇魔に関しても、アクエラ×3とエンチャンター×3を積むかと思います。
罠に関しては、「救惺望御」を積むかと思います。
今回、闇魔・セレブローズとの対戦がなかったですが正直トントンと行ったところです。
闇魔に関しては「キャットロワチョイス」の制限により、以前よりもスピードは落ちましたが火力面では相変わらず強いです。

セレブローズに関しても、「エンチャンター」が刺さると思いますが、連続攻撃で急にやられる場合があるので「救惺望御」で耐えのターンを入れる必要がありそうです。

爬虫類は思ったより早い動きをする事が少ないです。たまに上振れが重なると初手ミステリー蛇姫カリギュレオンとかいう意味不明の盤面ができますが、基本出来ません。

なので、アグロよりのデッキには頑張ってくらいつくしかありません。
ライフカットも多い爬虫類には、厳しい対面といえるのでしょう。

CSの分布

(引用:関西ラッシュデュエルCS Xにて)

蓋を開けてみれば、セレブローズの使用率が1位で2位が爬虫類でした。
良財の採用で爬虫類が激減するかと思いきや、逆に良財を使用した爬虫類が増えた気もしますが、あくまで個人的な予想です。
プライムも一定数いましたが、対面はありませんでした。

今環境はデッキ分布のバランスが良く、どのデッキにも優勝の可能性があったように思えます。
関西CSの特徴は発売日から1週間という短い期間でデッキを構築しなければなりません。
なのでまだまだ発展途上の環境下でのラッシュデュエルは何が起こるかわからないので、とても楽しい大会になってます。(ごますり)

④プレイングについて

おおまかな動き

爬虫類の大まかな動きはミスキャスト、ミステイクでハンドを減らさず、下級を揃えて蛇姫を出しデバフをかけながらワンドローする。
基本このムーブを中心に行っていくわけですが、これだけの動きでハンドが3枚増えているということがわかります。
つまり、ハンドリソースが困りにくいということになり、ハンドが多ければ強い盤面が展開できるというわけですね。

ただ、それだけではなくドローができればバックも厚く出来る事もあり、次の相手ターンに破壊されなければ更に強い動きが期待できるという事になります。

また、今回採用しているダークルーカーとの相性が良く下級を増やしてダークルーカーのコストにして相手のバックを破壊しながら蛇姫等の最上級を展開していきます。

そのダークルーカーを使って自身の盤面を空にすることで、再度ミスキャストを発動して墓地のミステイクを回収する。
下級2枚分のコストでバックを2枚くらい割れるというのが強みになってきます。
尤もそれはキャスト、テイクの落とし3枚に爬虫類の下級がいた場合のみになります。

ミステイクでのデッキトップ操作

また、ミステイクの効果発動で意識する点はデッキの1番上を落とす効果を発動する時です。
例えば、写真のような場面がミステイクの効果で見えたとします。

ミステイクの効果発動

この場合、ミスキャストを回収した後に好きな順番でデッキに戻す事が出来ますがその場合次に効果を発動するのがルーカーや蛇姫の場合、デッキの上から二番目に死者蘇生を配置する事で効果のコストで墓地に落とす事を防ぐ事が出来ます。

この効果は他のデッキではあまり使う事が出来ないデッキトップの操作で、基本デッキの1番上をランダムに落とす効果を自分で3枚の中から選ぶ効果に変える事が出来るというとても革命的なデッキメイクが出来るようになります。

ミスキャストの使い方

ミスキャストについては、前提として「盤面にミスキャストのみ」という条件があります。
それだけを見るとターンの初めにしか打てない気もしますが自発的にミスキャストを使用する事が可能にするカードがダークルーカーとネクメイドナナです。

ダークルーカーに関しては、先述の通りバックを破壊しつつ手札に返ります。
そうする事で盤面に空きが出て、再度ミスキャストの効果が使えるようになります。

ネクメイドナナに関しても、自身を墓地へ送り墓地のレベル7をデッキボトムに戻す事で2ドローが出来ます。
この事からミスキャストの利用が可能になるため、採用をしております。

ナナの使い勝手はとても良く、以下の場面でも活躍出来ます。

ミスキャストが2枚

上の場面の様にミスキャストが2枚同時に来てしまい、ルーカーも引けてない状況化の場合、ミスキャスト使用後にナナを使って盤面を開けてから、再度ミスキャストを使う事も可能です。

上記場面でなくても、蛇姫まで辿り着けていない場合、ミスキャスト使用後に効果でミスキャストを墓地から回収。
その後ナナを使用して、回収したミスキャストを使用という風にデッキから8枚めくる事ができます
めくれない時は右手が腐っているんだと悟ってください。

レジェンドマジシャンの落とし

基本的にレジェンドマジシャンで落とすカードは以下の通りです。

下級光爬虫類以外


基本的に下級光爬虫類以外は落としますが、ダークルーカーとナナはデッキに戻します。
下級爬虫類は墓地から蘇生する手段が、レジェンドカードしかない為素引きした方が強く使えます。ただ、例外としてミスリードは1枚墓地に置く場合があります。
例えば、相手が裏耐え中心のデッキの場合など。

最上級爬虫類はミスマッチがトリガーで墓地蘇生が可能で、カリギュレオンに関してもミステリーで蘇生が出来ます。
レジェンドストライク対応のレベル4の下級は墓地から蘇生する事が多い為、素引きよりも墓地に置く方がデッキも圧縮出来て良いです。

レジェンドマジシャンは基本的に墓地肥やしの下準備に使用でできる汎用カードです。
また、エーリアンソルジャーを回収して盤面強化に使用したり基本的にアドが大きいカードです。

場合によっては下級爬虫類を落とす事もありますが、それは終盤のデッキ調整だったり散華の準備だったりと場面場面により理由は異なりますがこればかりは場数でなんとかするしかありません。

踏みたくない罠とケア

ルーカーをなんでもかんでも打つというのはとても危険です。
例えば相手のバックが1枚の場合、愚直にルーカーを出して罠をすかされる。というケースがあります。
僕はこれをギャラ杯でルーカー着地に対して、「はたらくことのは」を打たれて敗退しました。

もし仮にルーカーが棒立ちになろうものなら、キャストも打てず、ハンドが腐る盤面が出てきてしまいます。

なので、良く打たれる罠を把握して警戒が必要です。

良く踏む罠一覧

中でも悪魔のオーソリティをルーカーが踏むと積みまであります。

酢酸の溜まった落とし穴で基本始動のミスキャスト、ミステイクを破壊されると急に平凡以下のデッキになります。
破壊されない様には厳しいと思うので、なるべく警戒はした方が良いでしょう。
例えば、ミステイクを出す前にレジェンドストライクでバックを破壊する。
ハーヴェイでバックを確認する。
等々ケースバイケースで自分の手札・墓地と相談してケアしていきましょう。

基本的に着地反応を警戒していくのですが、裏守備にしてくる「エクスキューティーキャッチ」「聖塔の危機」に関してはケアが出来る場合があります。
それがミスリードです。

自身のフィールドのモンスターも選択可

裏守備にされたルーカーをミスリードで起こして効果を発動する事が出来ます。
この場合爬虫類がもう1枚必要になりますが、保険として考慮してもいいでしょう。
ケア出来る事によって、相手のバックを一枚剥がす事と同義になります。

現環境はバック破壊の札が多いので、召喚反応を採用している場合が多いですが、サンセットリバースの登場により攻撃反応系の罠カードも採用が増えるかと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
拙い文章でしたが、参考になれば幸いです。
ある程度リミットが来ない限りは強いデッキであると思います。

ラッシュデュエルが始めてからずっと楽しいコンテンツなので、これからも遊んでいきたいです。



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