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キャリアチェンジ

4月1日付けで異動し、会社員としての業務内容が変わることになった。
その名も “キャリアコーディネーター” という。「担当する組織の状況を把握しながら、個々人のキャリアに関する課題に働きかけたり、組織のキャリアオーナーシップ浸透のお手伝いをしたり、様々な専門家と連携しこれからのキャリア形成や働き方を一緒に見つけていく」そんな役割。
富士通が今、人事施策として力を大きく入れていることの一つがキャリアオーナーシップで、2022年度のアワードではイノベーション賞なるものも獲得している。
富士通の「キャリアオーナーシップ支援施策」が、「グッドキャリア企業アワード2022」イノベーション賞を受賞 : 富士通 (fujitsu.com)
このような取り組みの推進がこれからの仕事。
平たく言えば、単に社内キャリアコンサルタントだが。。

この機会にキャリアコンサルタントについて振り返ってみようと思う。
2018年に国家資格を取得したが、その後の実践は決して多くなく、後輩営業のキャリア相談や大学生の就活相談に乗ったくらいだろうか。なかなか社内では活かし切れていなかったのが実態。資格の更新も昨年末、ギリギリになって要件を満たし、期限数日前に滑り込みで申請したような状態だった。
とは言え、資格取得や更新に向けた勉強やキャリコンサルタントとしての社外活動は私の人生に大きな変化をもたらしてくれた。

2017年、日本マンパワーの養成講座は楽しかったと同時に修行のようなものでもあった。w
ある時から会社では上司という立場が多くなり、そこでは何か相談をされたら出来るだけ早く解決策を講じるのが良しとされていた。(と思っていた)
そんな自分にとって、傾聴ってどういうことか、人の気持ちを聴くとか共感するってどういうことなのか、初めは全く分からなかったのだ。やり方も分からないしおまけに照れ臭いロールプレイを何度もこなし、ようやく、何となくだが自分の中に変化が起きてきた。

これまでの自分を振り返ることがしばしばあり、また人の人生を聴かせて貰う機会も沢山あった。そんな風に6か月ほど一緒に過ごすと、年齢も性別も生き方も全く違うメンバーがお互いとても親しくなる。講師やサポートの方含め沢山勉強し沢山お酒も飲む、久しぶりに学生に戻ったようなしんどくも楽しい半年だった。

筆記試験に関しては、範囲があって無いような出題に対し、どこまで対策をするかを決めるまでが大変だったように記憶している。決めてしまえばあとは参考書籍を読み、過去問題に取り組めば良い。迷いさえ無くなれば何とかなる。ま、今だから言えるのかも知れないけれど。。

師匠や仲間のお陰で、筆記も実技も一発で合格出来た時はなかなかの達成感だった。大人(特におじさん)になってからはとても貴重な経験だと思う。

会社の名刺にも社外の名刺にもキャリアコンサルタントと名乗るようになり、私が常に言ってきたのが、キャリアコンサルティングとイメージコンサルティングを併せたサービスを作るということだ。
自身の専門性はイメージコンサルティングにあると思っているが、その活動も拡がってきたのにはキャリア関連の活動やコミュニティが大きく関係している。この『おじさんLCC』がまさにそれ。一緒に国家資格の勉強をしたのが主催の美冬さんだ。お互い「おじさんを応援しよう!」という共感がベースにあり、色々一緒に取り組ませて貰った。たま~にでもnoteを書くようになったのもこの発信部の活動があるからだ。それがもう102回なんて凄い!

イメージコンサルティングを社外から社内に持ち込んだ私が、今度は社内でキャリアコンサルティングをすることになる。
富士通は今大変革期であり、私たちシニア世代にはモヤモヤを抱えた人間が沢山いる。是非その受け皿になれるよう実践を重ねていきたいと思う。

今後は “おじさん専門キャリア&イメージコンサルタント” と名乗るか。。w



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