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パラレルキャリア -タンパへ-

Association of Image Consultants International(略称:AICI)

国際イメージコンサルタント協会という団体があるという。世界最大規模のイメージコンサルタントネットワークで、東京にも支部があるのだという。聞いたことねぇなぁ。。イメージコンサルタント自体を知らなかったのだから当たり前か。。コンサルタントとしてしっかりやっていくつもりなら、そこに所属し、協会の認定を受けるべきだという。ほう・・そうなのか。。

調べていくと、サイトの中でカッコいいマダム達がキラッと微笑みながら、それでも私をグッと睨んでくる。(当時はそう見えた)お~!、これが東京チャプターか!!流石国際を名乗るだけあり、何やら只者ではないお集まりのようだ。2008年1月、まずは新年会にいらっしゃいなということになり、渋谷セルリアンタワーの「金田中 草」へ。(閉店してしまいましたね)大抵のことには動じない方なのだが、この時ばかりは、かなり緊張したことを覚えている。だって睨むし。

当時一番気に入っていたミディアムグレーのスーツ、ストライプシャツにタイ、シューズに身を包み、ビビってること気付かれないよう、そして感じ良くね、なんて色々考えながら、会場につくと、ほぼ女性でほぼ同年代以上、そんな集団が楽しそうに挨拶や談笑を交わしていた。そこで何を食べ、誰と何を話したのかはもうあまり覚えていないが、「そうかなんだ!思ったよりみな普通のお〇ちゃん(失礼)なんだ!」って思ったこと、やっていけそうだと思ったことだけは、今も覚えている。

協会から認定を受けるには、まず年次カンファレスの際に実施される学科試験に合格し、その後活動実績を証明する必要があり、新米の私はまず試験を目指すことになった。沢山の参考文献(殆ど洋書)や用語集(これも英語)を汗かきながら和訳し、同期に当たる10名ほどの仲間と集まっては勉強し、5月のカンファレンスに向かった。

会場はフロリダ州タンパ。仕事も決して暇ではなく、当時はまだ何となく休暇申請もしにくい雰囲気、休みは最小限にし、しかも友人の挙式参列と上司に話し、一人米東海岸まで向かったのがなんだかとても懐かしい。この時短いながら、元CAの姉様に通訳して貰いながらセミナー受講したり、バーや部屋でみんなと飲んで話したことで一気に親しくなれたことは、その後活動していく上でとても大切な時間であったように感じる。

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時差ボケで白目むきつつの会食、眠気の中でも緊張の試験本番を経て、私は徐々にイメージコンサルティング業界に入り込んでいくこととなった。

あ、一月後くらい?無事合格通知を手にしたことは言うまでもありません。



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