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【悲報】中央大学さん、対面開始で無事、陸の孤島と化してしまう。。。

 中央大学多摩キャンパスが4月9日(土)より対面での授業を開始した。2年ぶりの本格的な対面授業の開始ということもあって、憧れ?のキャンパスライフが始まると期待を抱いていた学生も多いはずだ。

 前提として2、3年生はこれまでほとんどがオンラインであった。実際私は、昨年授業で大学に行ったのは5回だけである。たったの5回。

いまや4年生は就活で学外へ出てしまい、学内には初々しい1~3年生たちでごった返しているのが多摩キャンパスの現状なのだ(と信じたい)

だが、学生諸君の描いていた理想とは裏腹に、多くの問題が露わとなっている。今回はそんなトラブルの一端をご紹介しよう。


 Wi-Fiつながらない問題

そもそも私が中央大学を陸の孤島だと揶揄したのには明確な理由がある。第一に学内のWi-Fi接続が絶望的なまでに遅いのだ。大学も授業開始後早々に、公式webページでWi-Fiの常時接続を控えるよう喚起したほどである。

最も混雑する時間帯の学内Wi-Fi

 写真を見てもわかるように、混雑時は通信速度を計測することすらままならない。クラウドでデータ管理をしている筆者は、初回の授業で涙を吞むはめになったのだ。解せぬ。

Wi-Fiがダメならモバイル回線を使えばいいじゃないかと考える人もいるだろう。しかしモバイル回線も同様、電波がろくに立たず、下り1Mbpsというのもざらにある。学内に入る=データ制限ってやっべえぞ。


その他の問題

 食堂混みすぎ問題

 多摩キャンパスには4階建ての食堂・ヒルトップがあるが、未だ全部のお店が営業しているわけではない。そこでは需要に供給が追い付かず、一店あたり数十メートルの行列ができてしまっている。
 また、駅のセブンイレブンにもその余波が及び、入店するだけで一苦労するほどの行列がお昼時に見られる。

比較的人混みが少ないヒルトップ2、3階を撮影。

 こうした状況下では、無論昼休み50分の間に昼食を摂れない人が出てくるのも必然だ。ちなみに私は一度も食堂で食べられずにいる。いかんせん、私のような独り身には昼休みに行列へ並んで食事する時間も気力もないのだよ。

 もしこの記事を読んでいるあなたがヒルトップの混雑具合を知らないのであれば、ぜひ一度、中央大学卒・某有名Youtuberス〇ハゲ氏の「大学の食堂で席が無く立って食うキモ男」という動画を見てほしい。
コロナ禍前の動画ではあるが、お昼時のヒルトップを紹介した貴重な資料動画だ。
訳あって、URLは載せられないが。


モノレール過密問題

 登校時間帯、特に午前中の人口密度は異常と言えよう。もとより多摩モノレールは4両しかないのだから、パンクしても無理はない。

 この混雑具合を嘆いてか、横浜から通勤をしているという1限の英語教師は、「モノレールはクソ。」と授業中に愚痴を漏らしていた。
まったく、かける言葉が見つからない。

開園直後のディズニーではない。駅から流れ出てくる中大生たちだ。


今後の展望と希望的な観測

 これから多摩キャンパスが、とりわけ通信設備や飲食施設が、まともに利用できるようになるにはどのような展望が考えられるだろうか。ひとまず3つに分けてご紹介する。
所々、不謹慎な内容も含まれるがご容赦いただきたい。


1.コロナ感染拡大でオンライン授業増加へ

 東京都では毎日数千人の感染者が出ており、収まる様子が見られない。4月28日現在、東京都の感染者は5,394人と、1ヶ月前と比較してやや減少傾向ではあるが、油断ならない状況が続いている。

万が一、これから増加傾向が見られれば、一部授業で完全オンライン化もありうるか?それも全て文科省の裁量次第だ。


2.大学側が施設を強化

 現状の大教室の設備は、Wi-FiもAV機器も椅子も、どれをとっても不満が残る。だからこそ、講義形式の授業はオンラインの方が適していると私は断言したい。

休憩時間の大教室の様子。

また、無線LANの改善と範囲の拡大が望まれる。
安心して利用できる通信速度と、通信範囲が欲しい。
教室の外では原則Wi-Fiは繋がらず、歯がゆい思いをしている人は多いため、早急に改善を求む。まあ、期待はできないが。

(サークル塔でWi-Fiが使えるようになるのは、一体いつになるのやら…。)


学内外の施設について巧妙に皮肉ったバズツイートも確認された↓



3.学生がサボり始める!

 現在大半の学生がせっせと登校しているが、果たしてそれは最初だけではなかろうか。一年生などは特に、最初だけは意気込みを持っているが、やがて周りの波に呑まれ、堕落していくのが常である。
一説によると、例年GW明けには次第に学生の足が大学から遠のくという。

 中央大学多摩キャンパスは、立地の悪さ故にしばしばネタにされがちだ。

都会に憧れて地方から進学してきた新入生たちが、入学式に初めて多摩キャンパスを訪れて絶望するという話はあまりにも有名だろう。
だから近年人気が低迷しているのだが!!

 大学から徒歩5分の所で生活を送る筆者でも1限の授業を憂鬱に感じることがある。それが23区民ともなれば毎朝八王子への登山を要求され、想像を絶する負担を強いられているに違いあるまい。

それでもなお毎朝遠方から登山しに来る猛者たちが一定数存在するが、やがて‘物好き‘のレッテル貼りがなされる始末である。

このような経緯で、彼らの大半は出席を取らない楽単を優先的に受講して、平日都内のレジャー施設で満喫するというのが常套手段となっていくわけだ。


総括

 実のところ、我慢していれば混雑は少しずつ緩和されるのでは?というのが個人的な結論だ。

今の状況が変わるには、上記の展望3である、学生がサボり始めるのを待つというのが最も現実的であろう。というか、大学側に期待なんかしちゃダメだよ。


 ここまでネガティブなことばかり書いてきたが、辛いのは皆同じ。
毎朝登山に励んでいる中大生にはきっと乗り越えられるはずだ。

春は我慢の時期と心得て、皆で大学生活を謳歌しよう!

「ぼっちだから学生生活を謳歌できない!?」
そんな人こそ、当会の発信する情報を欠かさずチェック。学生生活を楽しく送るための耳寄りな情報を発信していく予定だ。乞うご期待。

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