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たべドリLABO#2「美味しさの想像力を鍛える」

第2回「たべドリLABO」に参加してきました!

▼第1回目の振り返りはこちらから

初回の「スープLABO」に続く2回目のお題は「主菜LABO」。
チームごとに「卵炒め」「きんぴら」「にんにく炒め」のなかから2品の調理にチャレンジしました。

以下、今回のたべドリLABOに参加してみて特に印象的だった3つのことについてまとめてみます。

1. 「美味しい」は想像して、創造する

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これについては前回も似たようなことを書きましたが、たべドリLABOに参加してみて個人的に一番大きな成果だなーと現時点で感じているのが、「自分の頭を使って料理するきっかけを貰えた」ということです。
使う食材の組み合わせから味付け、焼き加減まで、「どうすれば美味しくなるだろう?」と、"自分なりの正解”について立ち止まって考える時間を都度与えてもらえるおかげで、これまでレシピ本に頼ってばかりで思考停止していた脳みそが芯からほぐれていくような感覚(雪解けのような…)があり、それがとにかく刺激的でめちゃくちゃ楽しい…!

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結局、自分の舌が美味しいと感じるものを作るには、自分の頭で考えた上で、それを具現化するのが最短ルートなんですよね。

自分の好みにあわせて想像力を働かせることと、それを実現する料理の技術を磨くこと。

これまでぼやぼや霧がかっていた料理上手への道に僅かながら光が差し込んできた気がするので、これからもマイペースにぼちぼちがんばってみるつもりです。

2. 料理上手の所作

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前回と同様、今回もLABO研究生の実習前後ではLABO長・山口祐加さんによる調理実演が披露されました。

貴重な調理風景を間近で拝見して感じたのが、その所作の無駄の無さ。

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どんな分野であれ、プロフェッショナルの動きって本当に美しい。
手順の説明をしながら複数の料理を同時進行で作ってくださったのですが、余計な動きが一切ないし、終始落ち着いてらっしゃってキッチンまわりもずっと綺麗なまま。

品数が増えれば増えるほど焦って辺り一面ぐしゃぐしゃにしてしまう私とは大違いです。反省。

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祐加さん作の具だくさん味噌汁、美味しかったな〜!

3. アイデア泥棒し合う楽しさ

たべドリLABOでは毎回2人1組のペアになって調理を行うのですが、普段ひとりで自炊するのとは違い他の参加者の皆さんから出る色んなアイデアを都度拾えるのがとても良いなーと思いました。

たとえば今回、私のチームは「きのこと卵の半熟炒め」を作ったのですが、溶き卵に下味をつけるにあたりペアになってくださった方が「顆粒の鶏ガラ」を提案してくださったことが非常に印象的でした。
というのも、その直前に行われた祐加さんのデモンストレーションでは卵の下味に「塩」が使われており、それを見てまたすっかり思考停止した私は(油断するとすぐ思考停止するから気をつけねば…)そこから特に何も考えていなかったんですよね。

なので当然のように塩に手を伸ばそうとしていたところ、「組み合わせるのがきのこなら中華っぽくしたら美味しくなりそうじゃないですか?それなら下味は鶏ガラなんてどうですかね?」という言葉に思わずハっとさせられました。
祐加さんからも「絶対合うと思うよ!」とお墨付きをいただいたので、塩ではなく鶏ガラで下味をつけた卵炒めを作って食べてみたところ、うーん、たしかにしっくりくる。

別のチームの卵炒め(厚揚げとネギの卵炒め。この組み合わせもすごく良かった…)とも比較させてもらったのですが、やっぱり味の印象って全然変わるもんですね……下味って大事……!

また、テーマが「卵炒め」や「きんぴら」など良い意味でざっくりしているので、食材の組み合わせや味付けについてもチームごとの個性が光っていて面白かったです。
自分では思いつかなかった食材の組み合わせに驚いたり、実際にどうやって作ったのかレシピやアイデアを交換する時間もとても楽しい!(ちなみにこの間もずっと食べてる↓)

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というわけで、美味しく楽しくピースフルな第2回「たべドリLABO」でした。

お料理のイマジネーションを広げるヒントになりそうな「たべドリ」アプリもチェックしつつ、自炊チャレンジを続けます。


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