褒めるも、けなすも、
人を褒めるって近い関係の人ほど照れくさいって思うこともあるけど、
近くにいていつも支えてくれる人や、応援してくれる人、お世話になっている人ほど、恥ずかしがらず褒めて、感謝したほうがいい。
私も結構照れて言えないタイプだった。
異性を褒めると、気があると誤解されるのがしゃくだったし、
なんかおべっか使ってるように見られるんじゃないかとか思ったりして。
でも、経営者の道を目指すと決めて、そういう仲間たちと一緒にいると、褒めることは挨拶のごとし!
久々に顔を合わせた時はもちろん、昨日の今日で会っても褒める!
『今日の洋服素敵だね』『今日も髪型決まってるね』『いつもいい笑顔だね』・・・etc
そう言われるとこっちも反射的に褒め挨拶をしてしまう!
そしてそれが日常になる。
この癖は最高に素晴らしいと思う。
褒めるのが恥ずかしかった昔は、褒めるどころか相手の至らぬところを探すのが癖だった。
師曰く『ドーナツの穴を見る行為』
ある人はドーナツを見て、美味しそうだね!という
ある人はドーナツって穴が空いてて少ないよね!という
ドーナツの穴をマイナスと見て嘆くって、残念でしかない。
まぁ言って、ドーナツならまだしも、人に対してもそれをやっていたら
おそらく人間関係はよくならないだろう。
でもそういう人の特徴は、大抵自分が嫌いだったりする。
人って、自分が気にしているところを相手にも見るので、
ドーナツの穴のようなマイナス面を自分にも見てるのだ。
ナルシストになれってことではないけど、人のいいところを見つけて、それを伝えるのが上手な人は、自分のいいところもちゃんとわかっているように思う。
それに、自分が発した言葉は自分が一番聞いているので、自分にその言葉がもれなく擦り込まれる。
褒めてもけなしても自分に擦り込まれるのだ。
お笑い芸人の『おぎやはぎさん』の芸風というか、ネタが印象的だった。
お互いを褒め合う、褒め殺しくらいに褒める。
それがなんか面白く、そして見ていて気分がよかった。
どうやら芸人の世界でも、今は芸人コンビの仲がいいというのが主流のらしい。
余談だけど、
昔はおぼん・こぼんさんのようにコンビ同士が仲が悪いというのが主流だったようだ。(本当のところはわからないけど)
おぼん・こぼんさんは仲が悪くて、衣装もお揃いのがあるにもかかわらず、示し合わさず好きな衣装を着てくるから、本番はいつもチグハグな衣装。
でも稀にその衣装がお揃いになることがあって、お客さんから歓声と拍手が起こるらしい。www
とまぁ、どっちみち自分の口から吐く言葉で擦り込まれるなら、褒め言葉を口癖にして、人のいいところを褒め、自分のいいところを認め、生きたいものだ。
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