見出し画像

KINGROON KP3 #3

ファームウェアの書き換え(マーリン化)

このKP3はマザーボードがMKS Robin mini v2.0なのでMKS独自のファームウェアが載っている。これが少し使いづらい。海外のKP3のグループでマーリンを載せて使っている方がいて、コンパイルされたバイナリファイルの上がっていた。試しに書き換えてみるとなかなか使いやすい。
ただ、大好きなBabySteppingが有効になっていなかったりするので、ここは自分でコンパイルすることにした。


画像1

KP3 Marlin2.0.6.1のコンパイル手順

マーリンのサイトからマーリン本体定義ファイルをダウンロードする。
定義ファイルの中からKINGROON KP3の定義ファイルを探し、
platformio.ini,Configuration.h,Configuration_adv.hをマーリンにコピーする。
ここで一度、コンパイルし、きちんとコンパイル出来るか確認。
BabySteppingを有効にし、その他細かい設定をして、コンパイル!
すると pio>build >mks_robin.miniのフォルダの中にRobin_mini.bin が出来上がっている。
これをTFカードにコピーして、KP3の電源を入れ直すと、ファームウェアの書き換えが始まる。
元の定義ファイルのままだと、モーターの回転方向が逆であった。海外のグループではモーターが逆のバーションのファームウェアを用意してあるので機種によっては逆なのかもしれない。

画像2


参考リンク
マーリンの公式ページ
KINGROON アリエクスプレス公式ショップ 
KINGROON KP3 商品ページ
新機種KP3Sの商品ページ
MKS Robin mini の資料
MKS Robin の資料

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?