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針刻の瞬間

歌詞

揺らぐ自己針の果ては
低きに流れる水のよう
見知らぬガイドで行き先が
決まり染まり仮初めの道
置かれた石製料金所の業

ハイライトの無い街道
終着無のロード
歩き続けても
執着の連続の果ては
井の中のイノベート

サンライズ
サンセット
繰り返しを繰り返す

絶宙絶星
雑多ざっくばらんカオスネス
ルーリィなルーレットでクルージング
履歴事例実績に結集
流麗な星屑のちり紙へ

懐古礼讃風潮
現行暗幕往生
時の進行は
不可逆の定めで

可視なはずの陽が影になるような
比較不要なはずなのに何故か
3番2番1番... ∞

曲解の番人レベル15
価値の氷化

鮮やかに広がる
花の火の夜のような時が
煙になり藍の空へと
風のままに
ただ身を委ねてる

無限線路上の
光速競歩
無意識我の
育成遊戯

野に射す陽が
明度を上昇させ
葉揺らしの
風が織りなすしらべ

メモ

心の芯みたいなやつがグサッと刺さったときに、人って絶対的になるって思ってる。
絶対的ってなんぞや?って感じだけど、ここでは単純に相対的の反対って意味で。

人の悩み・ストレスみたいなのって、周りの何かとの比較や染み付いた常識との差異によって発生してるケースが多くて。
悩みの種類っていろいろあるけど、物理的に分かりやすい怪我・病気みたいなのは事象認識や原因の突き止めをすぐにしだすから、悩みというより問題っていう位置づけになる。
だけど、精神の悩みはなかなか「問題」にまで昇華させることが出来ない。というか難しい。

悩みを認識する

問題と認識する

原因を突き止める

解決するために行動する

原因を突き止める、っていうところまでいくと99%解決したようなものだけど、その手前の問題と認識する部分が難易度が高い!
目に見えないものに対して考えを巡らせないといけないので、まず自分を知る必要があって。
思っている以上に人って自分が何に縛られているかが分からなかったりする。
当たり前だって思ってることや、周りが当然のように言っていること・やっていることが無意識に染み付きすぎているから。
これは自分の意志なのか、染み付いた感覚なのか、を切り分けられるかどうか。

きっと手段はたくさん世に出ていて、自分を俯瞰する、思っていることを紙に書き出す、瞑想する、などなど色々ある。
けど、これらは全部手段でしかなくて。
さらには先に書いた悩みの認識〜解決行動のプロセス、これも手段でしかなくて。

なんで悩みを解決したいの?
とか
なんで悩みが良くないものなの?

みたいなところに本当の目的があって。
場合によっては「なんで?」をもう数回問う必要もあるかもだけど、結局行き着くところは

「自分がどう生きたいか」

っていう1つだけになる。
これを自分で認識したとき、これが心の芯になる。
全部の思考や行動がこの芯から派生したものになる。

この芯を自分の心に自分で刺せるかどうか。
この芯が何かを自分で気付けるかどうか。

これが針のようにグッサリ刺さってる人は、選択や判断が絶対的になる。
周りや常識に振り回されない。

逆にこの芯が無いと、常にどこかふらふらするので、無意識に流されたり、嫌なことがあったら環境や周りのせいにしてしまう。

軸を持つこと。
軸に気づくこと。

シンプルに一番根っこを押さえれば、認識は芋づる式に変わる。

この軸を常に問うことで、無意識の自分の考えや行動が決まるし、育つ。
なにか困ってもこの軸を問うだけ。
結果、常に同じ答えになってもそこで一旦再確認することが大事で。

芯のような
軸のような
針のような
旗のような

どんな表現でもいいけど、たった1つだけのシンプルなところ。
生きててこの1つ以上に大事なことなんてない。

抽象的でいい。
具体的な行動なんて、この1つが決まれば自動で決まる。

その大事な1本を刺す
その大事な1本が刺さっているの認識する

その瞬間、世界が高解像度で作られるから。

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