5.26 日本ダービー 展開予想

こんばんわ。

皆さん予想に気合がはいっていると思います。

日本ダービーについてお話ししたいと思います。

過去のラップタイムをみても基本的にスローからの瞬発戦がほとんどです。まれにドスローで逃げてロンスパ戦もありますが。(2017年マイスタイルに騎乗した横山騎手の神騎乗。道中、ルメール騎手が捲らなければ馬券内だった。)
しかし今回、大舞台でドスローや大胆な騎乗のできる横山騎手が騎乗停止となって展開がかなり読めやすくなりました。
結論から言いますと例年、ハイペースにはならないダービーですが今回平均ペースからハイペースになると思っています。昨日のオークスみたいに平均以上のペースで持続力が求められる展開になると思います。
理由は何個かありますが、一番の理由は高速馬場だからです。ヴィクトリアマイル、オークスでもレコードがでたように今年は異常な高速馬場です。高速馬場だともちろんいつもの馬場よりタイムがでますし、脚や息の消耗がいつもよりはやくなります。そのため瞬発力に自信がある馬でも脚をためることがしにくいです。これは今年のG1では特に言えます。また、高速馬場によりどうしても例年よりペースが速くなりやすくなり、瞬発戦にはならず持続戦になりやすいです。G1は少なからず、平場より勝ちに行く騎乗が増えるためなおさらハイペースになりやすい。


もう一つの理由は川田騎手です。川田騎手は勝ちに行く競馬を一番する騎手だと思います。去年だとアーモンドアイという怪物がいながらも果敢にせめて直線入るまでにセフティーリードを保ち、常に勝つための騎乗をしていました。今年でいうと桜花賞もグランアレグリア倒すためにマークして、ダノンファンタジーは後ろから行く馬に対し、普段よりかなり前に行き、どの騎手よりも勝てるポジションにいました。結果的に4着でしたが無難に乗っていたら2着まであったと思います。皐月賞もそうですが、4コーナーを曲がり、直線に入るまでにはサートゥルナーリアに勝つため、逃げ馬に並びかけていました。

ただこのレース、ルメール騎手もかなりうまかったです。

このように強敵がいるときは確実にその馬を倒すための強気な競馬をする騎手だと思います。特にG1など大きいレースでやってくれるのですごい度胸だと思います。
そして今回は持続性の高いヴェロックス。瞬発戦に持ち込んだらサートゥルナーリアには確実に負ける。さらにダノンキングリーまでにも瞬発戦なら逆転される可能性が高い。
そうなると万が一、スローになったとしても早めの競馬をしてくるはず。

ただスローにはならないと思います。

逃げ候補であるロジャーバローズとリオンリオンがスローで逃げるような馬ではないからです。

まずリオンリオンについて。
リオンリオンは横山騎手からの乗り替わり。これで先程いったとおりダービーの展開はかなり変わると思います。前走の青葉賞の逃げは正直ラップでみると神騎乗です。
このラップを見ていただいたら分かると思いますが

前半5F59.9と平均ペースだったが縦長の展開。恐らく後続の馬に乗っている騎手はハイペースになると思ったのだろう。それは6F目の11.8で他の騎手たちもペースが落ちないと感じたのだろう。ただそこから(12.3-12.2-12.5)としっかりと息をいれて、後ろの馬が押し上げようとするタイミングで(11.6-11.8-12.9)というラップタイムから分かるように一気に12.5→11.6のギアチェンジをして11秒台を連発して後続を押し切るという後ろの馬は確実に届かないラップタイムでした。結果を見ていただいたら分かるように後続の馬は上がり最速の馬でも馬券内にはきませんでした。しかし横山武騎手に代わり初めてのダービー、初めて乗る馬でそんな巧みな競馬ができるとは思えません。プラス思い切って逃げれるのかも疑問です。また例え逃げたとしてもダービーの初騎乗は緊張やプレッシャーがとてつもないと思うのでドスローに落とすことはできない。そうなると前走みたいに平均ペース以上になると思いますが、上手くペースを道中で抑えることができるのか?例え上手くいって道中でペースを落とそうとしても、恐らく川田騎手が早めにしかけてくるのでこの馬にとっては厳しい展開になると思います。

次にロジャーバローズです。
前走は負けて強しの内容で道中はモズベッリにかなり絡まれてこの馬は息を入れることが全くできていませんでした。しかし、メンバーレベルが低かったとはいえラスト4Fのレースラップが(11.8-11.7-11.5-12.1)と持続性能の強さを見せることができたと思います。
前走、初めて乗った浜中騎手でしたがこの馬自身初めて逃げるレースをして結果を残しましたが、思い切りのある浜中騎手ならもう一度逃げの選択をすると思います。濱中騎手の逃げは個人的に上手いと思っているので。(最近ではアーリントンCもゲートをでて後続に脚を使わせるラップを刻み、3コーナーあたりでペースを緩めて、後続を上手く引き付けて直線で再加速と非常に上手かった。)
後、この馬が持続戦に強いといえるのは紫菊賞2000m戦の内容から言えます。
このレースのラップは(13.0-11.5-12.1-12.3-12.0-12.1-12.0-12.0-11.9-11.9)と2歳戦ではかなり珍しい持続戦のレースでした。中緩みが一切なくて道中で一番遅いラップが、12.3それ以外のラップは常に12.0付近でラスト3Fも一切ラップが落ちていません。このレースで2着だったので持続戦に強い馬と確信しました。またこの時、1着だったアドマイヤジャスタは持続力が求められるポープフルSで2着と好走しました。
話は少しそれましたがロジャーバローズが逃げたらドスローに落とすことは考えられませんし、川田騎手がしかけてきたら前走と同様、相手に前を譲ることなくペースも緩まずに速くなるはずなので確実に持続戦に持ち込まれると思います。さらにこの馬は持続力があることは証明されているので川田騎手が仕掛けてくるのはプラスに働くと思います。

以上の理由から平均ペースからハイペースに追走できて、持続戦に強い馬を中心に馬券を組もうと思っています。

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