事の始まりはツイッター…じゃなくてペケ(X)だった。
ある人のツイー…じゃなくて「ポスト」？に

とあるのを見て、自分自身が直接言われたことはないけれど、20世紀いっぱいむしろ自分の内心がそのように決めつけていたことがあって私の40年弱を思いっきり拗らせてしまったことを思い出して、フラッシュバックしてしまったらしい。

それで、それを引用‪RT‬…じゃなくてRPするところから始めて、ガガガーッと連続ツイ、じゃなくてポストしてしまった。
でもその内容は、思いつくままにダラダラと書き落として行っただけなので凸凹があるけれど、そこそこ有意義なものを含むんじゃないか、と思うので、少なくとも今年(2023)前半を総括するような位置付けもできると思うし、こちらに転記することにした。
以下、https://twitter.com/jackies151e のアカウントのツイ、じゃなくポストより。(引用形式は省略)

私には

という妄言は、ほとんど「2000年のお正月を迎えた鏡餅を2023年のお盆も過ぎた今ごろになってまだ飾ったまま」としか思えない💢
許せない😩👎
男なら幼児並みだし女ならガチガチに凝り固まったババアだな(若くても)💢

>ガチガチに凝り固まったババア
に成り下がる原因が「自分が受けた性被害のせい」だったら、一旦外向けに発信…というかお漏らししたのを他人にぶち撒けるのはやめて、自分の傷の回復に専念すべきだ。
あなたの傷は理解するが、それは決して「だから他人を同じように傷つけても良い」ことにはならない

ついでに言うと
>トランスの女は男性だから
という最初の前提で躓いてしまうのは、性被害に基く男性全体への恐怖と嫌悪に、「男性」という属性を含むように見える「トランス」も巻き込んで攻撃対象を増やしたいだけだと思う。
攻撃しやすいし。
でもそれ虐待の連鎖と同じだよ？ 

(注：女性が男性の性被害者に対して「お前らのは性被害じゃない暴力被害でしかない)と「区別(≒差別)」するのは、それによって男性の性被害を否認することが、結局は「性被害の否認」を肯定すること、つまり「＝自分の被害は否認された→自分の加害も否認されるだろう」という形で連鎖する、ということを理解していない、という点で非常に自滅的な差別であると言わざるを得ない。)

但し、私も決して「トランス女性は女性です」などとは言わない。
それは、さすがに無理。
強いて言えば、

トランス女性はトランス女性です。

今はまだ無理でも、いずれ独自のアイデンティティを確立する。
私は、個人的にはもうそうなりつつある。
それだけ社会を複雑にする要因でもあるけれど。

>それだけ社会を複雑にする要因でもあるけれど
歴史が進んで行けば、良し悪しはともかく社会も複雑化せざるを得ない。
20世紀いっぱい「この世は男と女だけ」という、生物学or生殖に限って言えば少なくともヒトについてはその通りなことだけ言ってれば良かったけれど、2次元が3次元になるようなパラダイムシフトを、少なくない人が恐れたり忌避したりしようとする気分は理解できる。 私だって面倒くせー😩と思うもん。

だが、人類は性のあり方について、少なくともジェンダーとしては、従来のように「男↔︎女」と2点間の一直線だけで単純に考えるのではなく、個々人のさまざまな性のあり方を何本もの線で結ぶ、謂わば「立体的」な関係性の構築を求めていくことになる。
念の為繰り返すけど、「20世紀までは無理だった」。
これからはそれができるようになっていく。
そういう性質の事柄だと思う。

更にその先では、線で結ぶ点そのものが「属性(＝男とか女とかトランスとかそれ以外の諸々…)」ではなく、多様な要素を含む個々人そのものへと寛解していくのだろう。
が、まだ一足飛びにそこへ行ってしまってはいけない。 相変わらずトイレは「男女」＝二元論だけで構成されている(それ以上は新宿などで破綻した😞)

今は、まだ面倒でも一旦は「トランス女性というアイデンティティ」の確立を目指すべきだ。

LGBT法案審議を見ていて私が絶望と怒りにとらわれてしまったのは、私が思っているほど「トランス(〜女性、だけでも)」に対して世間一般の理解は「無い」ということに対してだった。

でもそれ、トランス女性の側に世間的に容認されるようなアイデンティティが確立してないからじゃん？と思う。
性犯罪に対して極めて寛容な「伝統的な女装文化」まで含めたら、女性から「女性トイレに来んな！」と排斥されるのは無理もないじゃん、と思う(それに起因した事件もこないだあったばかりだし)

じゃあ、そういう「性犯罪を容認しかねない女装文化」は「トランス女性」には含まないのか？…ということになると、まだまだ「世間的な合意」はない。 めいめい勝手に自分の論を展開しているに過ぎない(ここでやってる私も含めて)。
だったら、そこをまず確立しようよ‼️

但し(またかよ😓)、「トランス女性のアイデンティティ確立」が、個々の当事者の多様性を損ねるようでは困る。
典型の男女にだって、性犯罪者はいくらでもいる。それより少ない比率だとしても、トランス女性にだって残念ながら含まれてしまうだろう。
それを男女同様「基本的には許さない」という世間との合意が不可欠。

…ここまで来て、それまで一気呵成にダーッと書いてきた文章が止まってしまったけれど、きっと「トランス女性というアイデンティティ」と「性犯罪者となり得るかどうか」を切り離して考えることが、まず最初に必要なんだろう。
「トランス女性は女子トイレに入るな！主義者」は、おそらく区別しない。

それは、むしろ中高齢で「若い頃にはゲイバーでよく遊んでいた」みたいな女性に多いかもしれない。
ゲイバーの全てを「＝性犯罪に寛容」と決めつけてはいけない、というのと同じことが、「トランス女性」についても言える。

「それでも…」と難色を示す人は、そもそも今いるトランス女性のうち、いわゆる「ゲイバー文化」を知らない、若しくは知ってはいても肯定的に捉えてはいない、という当事者が少なくない、ということを知ってもらいたい。

少なくとも、今ある「ゲイバー」は、あなたたちが20世紀に濫用したようなのとは違う>トランス女性来んな！主義者

…とはいえ、現実には「20世紀のまんまの＝性犯罪に寛容なゲイバー」も、今でも残存しているだろう。
多様性なのか犯罪なのか、という判断もそんなに簡単ではないだろうけれど、それはその店の当事者や取り巻く周囲、更には風俗関連の警察行政や司法まで含めて、慎重に判断しながら「常識の向上」を進めていってもらうしかない。

私自身は、こないだの事件(ススキノ斬首事件)で「女装男性の犯罪スレスレのやり方」(確定してはいないけど示唆されるだけで十分)に触れるまで、そんなことはすっかり忘れていた。 そもそも、私自身は「女装コミュニティ」では被害体験しかない(だからすぐ離れた)。

「女装文化に対してそういう決めつけをするな」と言うのだったら、まず自分たちの中から性犯罪に対して寛容な部分を排除していってほしい。 今の私に言えるのは、それだけだ。

以上。

…以上です。
なんか炎上しそうな気もするけど。