2カ月くらい前にamong us始めたのでちょっと備忘録ついでとして書く。

初手ボタンとは

ゲーム開始すぐに緊急招集ボタン（以後、ボタン）を押す行為のこと。
”すぐ”と表記しているが、それがどれくらいかは定義として決まっていない。ゲーム開始後10秒で押しても初手ボタンだし、ゲーム開始後1分で押しても初手ボタン。
昨今のamong usでは配信/野良問わずほぼ行われ、一種の定石と化している。カレーに肉が入っているようなもの。

この初手ボタンが行われる理由は至極単純で、基本的にクルーメイトに対して少なからず利益のある行為だから。
私見でまとめると初手ボタンのメリット・デメリットはこのような感じだと思われる。統計的および数学的な根拠もなければ、論理的な根拠もない（非常に重要）ので反論はいくらでも認めます。

クルーメイトのメリット

・初手ボタン時にクルーメイトが殺害された場合、目撃情報が多くなりやすい
・キルクールタイム（インポスター側の殺害待機時間）のリセット。ゲーム直後のキルクールタイムは一律して10秒に設定されており、ボタンを押すことでこれがルール上の時間にリセットされる。大抵のルールではキルクールタイムは25秒から35秒で設定されているため、ボタンを押すだけで実質15秒～25秒の時間稼ぎとなる。

クルーメイトのデメリット

・タスクによっては阻害される可能性がある。

インポスターのメリット

・クルーメイトに利益の出やすい行為であるため、クルーメイトを装える。

インポスターのデメリット

・キルクールタイムがリセットされる
・殺害を行ったときに、目撃情報が多くなりがちである。

ゆえにクルーメイトへのメリットが多く、インポスターへのメリットが少ないことから、初手ボタンはほぼ定石化している。

そして、ここまでメリット/デメリットを羅列し、初手ボタンは定石化しているとまで発言しているにもかかわらず、私自身はこれらすべてに懐疑的である。

初手ボタンに対して懐疑的になる（なれる）理由

そんなんいくらでもありますわ。

・メリット/デメリットについてはほとんど共通化されているゲームルールの上で語っているが、それを外れた場合にメリット及びデメリットが覆される可能性がある。※
※among usは細かいゲームルールの変更が可能。
・統計的および数学的な根拠もなければ、論理的な根拠もない（非常に重要）
・それぞれのメリットデメリットが、あくまで過程でしかない。（非常に重要２）
例：初手ボタン押下時に殺害が発生。目撃情報が多かったが、結局インポスターを突き止めることができず、クルーメイトを追放してしまった。
例2：インポスターで初手ボタンを試みたが、ベントを目撃されていたため追放された。

・クルーメイトはインポスターを全員追放するか、タスクをすべて完了したら勝利
・インポスターはクルーメイトと同数になるまでクルーメイトを殺害/追放すれば勝利
というルールが設定されている以上、初手ボタンを押せばどちらかが勝てるわけでもなければ、勝ちやすくなるわけでもない。

あくまで初手ボタンはメリットが発生しやすい、あるいはクルーメイトの心理的負担が軽減されやすい行為に過ぎないということである。

結論

初手ボタンは、
クルーメイトに履歴のある行為。
とは限らないので必要と断言はできない。

おわりに

ちなみに個人的には初手ボタンは大好きです。メリットデメリットとかどうでもよくて、誰も死んでいないときのワチャワチャっとしたトークタイムが大好きです。以上。おわり。

あと、なぜか数年前に書いたcssのノートがじわじわっと伸びてきてうれしいです。