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ドイツの美容院にて【うちの近所編】

うちの近所に何軒か美容院があります。その中でもうちの隣の建物に入っている一番近いところに私は行っています。広くきれいで、そしてなによりもいつも私の髪型もとてもきれいに整えてくれます。
(年に数回しか行かないけど)

担当して下さる人は、髪の毛を放置しがちな私でも一応相談のような話をしてから切ってくれますが、結局は「お任せ」でお願いしています。
それが、先日はちょっと魔が差して夢の髪型を伝えました。

「プリンセス・キャサリンの髪型にして下さい、可能ですか。」

ちゃんと真顔で注文したので、私は本気で希望しているのですよと伝わったのだと思います。
「もちろん!この長さがあればなんの問題もなし」といつも笑顔の明るい担当の人は作業を始めてくれました。

はて…どんな状態のプリンセスキャサリンを思い描いて切ってくれてるんだろうかと一瞬心配になりました。
んー…長さだけの問題なのかな?とかも。まぁいつもお任せなのですから、その日もあとはお任せしました。

そして。
仕上がりはとてもきれいな状態でした。私のくせがある髪の毛がちゃんと生きるようなカットで、まさに「髪型美人」のような髪型です。
自分でも手入れをしてきちんとセットすれば洗ったあともこんなんいきれいに整うのかもしれませんが、まぁ自分でプロと同じようにセットするのは無理なことでしょう。
でもいいんです。髪の毛を洗うまで束の間のとても幸せな時間です。

それにしてもまぁよく私の希望を流さずまじめに受け入れてくれましたねぇ…と帰り際に聞いてみました。
いつも明るい担当の人「ほら、ここテレビ局の近くでしょ、お姫様カットなんていつもあることだから。

あとはカボチャの妖精とかイエティとか(雪男???) いろんな髪型を希望する人が来るから!」

それじゃどんな注文がきても驚かないわけだ。
なんか次に髪の毛を切ってもらうときはもっと複雑なお題を持っていきたくなりました。

でも想像力がなくて今のところ思いつきません。

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この記事は、以前のブログで2015年に書いたものの再掲載です。
誤字脱字やわかりにくい文を訂正しました。
私は今も同じ美容院に行っています。
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