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JAEAの先輩職員をご紹介!(技術職)

植永 百香
建設部 建設課

2020年入社。配属先は建設部建設課で現在4年目。
JAEAの所有する研究施設等の建物・構築物に関する設計管理及び工事監理を担当。

居室での仕事の様子

JAEAに就職した理由

将来像に近づくためには…という視点で就活をしていくうちにJAEAを知りました。
わたしの将来像は社会でも家庭でも必要とされる人になることです。
具体的には、仕事面では自分の仕事について語ることができるような人、プライベートでは家庭をもって子どもの行事に参加できるような人になりたいと思っています。
自分の仕事について語るために…「社会貢献度が高い仕事がいいな」
プライベート充実のために…「職場環境の良いところで働きたいな」
このような希望がかなうと思いJAEAを志望しました。

建設部(技術職)の仕事について

建設部ではJAEAが行う研究開発の基盤となる研究施設等の建物・構築物の設計管理・工事監理等をしています。
わたしは建設部のなかでも建設課に所属しており、施設の設計管理や工事監理をしています。
配属からの4年間で、津波に対する防護壁の工事(津波から施設を守る壁を作る土木工事)や放射線管理施設の耐震改修設計(地震や竜巻に耐えられるような補強設計)、地層処分の研究にかかる施設の設計(地層処分の研究をするための坑道整備)などを担当してきました。
業務では新しい技術を取り入れたり、学会にて成果報告したりと挑戦する機会がたくさんあり、学びが多くやりがいのある仕事だと感じています。
建設部では建物の設計及び工事のほかに、サイトで想定される最大規模の地震や津波の評価、建物等の耐震性評価などを行っており、土木系、建築系の枠組みにとらわれずに様々な専攻を活かせるフィールドがあります。

現場での仕事の様子

JAEAのいいところ

JAEAに入社して良かったことは将来像に近づけていることです。
担当した業務に常陽施設の耐震改修設計というものがあります。(「常陽」というのは国内唯一の高速炉で、再稼働を目指しているものです。)運転再開のために必要な審査に合格した際にはニュースにもなりました。このように注目度の高い仕事に携わることができ、自分の仕事についてもちょっとは語れるようになったかと思います。
また、プライベートでは結婚し、家庭と仕事との両立を図っています。JAEAはプラチナくるみんの認定を受けており、仕事と子育てを両立させやすい環境を提供しています。そのため、安心してライフプランを立てることができます。

学生時代の専攻は活かせるのか

学生時代は建築学科で材料系の研究室に所属していました。建築系の業務では、学生時代に学んだ基礎的な知識は役立っていると思います。ただし、原子力施設という特殊なものを扱うこともあり、働き始めてから学ぶことがたくさんあります。
土木系についてはまったく知識がありませんでしたが、先輩、上司の方々に教えてもらいながら仕事を進められるので、不安は感じませんでした。

職場の仲間と議論中

自分の就活を振り返って

最初に、合同就職説明会に参加し、興味のある企業(ハウスメーカーの営業職や発電所など)の就職説明会やインターンシップに参加しました。その過程で、将来のキャリアについてのビジョンが徐々に明確になり、それに向かって進む方法を考え始めました。
JAEAの就職説明会に参加し、職種の多様性に気付き、自分の専門分野である建設部門を活かす機会があることを知り、その道を選びました。
自分の就活を振り返ると、"フットワーク軽い"と言えるかもしれません。どんな機会も逃さず参加し、気になることがあれば主体的に行動していました。
将来数十年にわたって社会人として働くことになるため、慎重に進むべきですが、同時に様々な企業や業界について知識を深めるのは今だけです。ですので、積極的に行動し、広い視野で経験を積むことをおすすめします。応援しています!