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JAEAの先輩職員をご紹介!(事務職)

白鳥 裕太郎
広報部 広報課

2022年度入社。学生時代は、植物とそこに訪れるハチやチョウなどの昆虫の相互関係について研究を行う。現在は、広報業務に従事し、原子力機構の最前線において広報誌やパンフレット、動画の制作、展示会・科学イベントの企画・立案、SNSを用いた情報発信などを担当。

原子力機構への入社の決め手とは

就活を考え出した大学3年生のころ、ただ漠然と研究機関で広報活動に携わってみたいと考えていました。その後、研究の面白さに気づき、結果として、本格的に就職活動を始めたのは、修士1年生の夏から秋にかけてでした。他の就活生からすると非常に遅い方に分類されると思います。
原子力機構と学生時代の学びに近い研究開発を行っている他の研究機関との間で最後まで悩みましたが、新しい分野で挑戦したいと思い、原子力機構への入社を決めました。

原子力を広報するとは

主に、広報誌・パンフレット・動画の制作、展示会・科学イベントへの出展、SNSを用いた情報発信などを担当しています。一口に広報業務といいましても、非常に多岐に渡りますが、仕事の進め方など、悩みごとや困りごとがあった際は、原子力機構における広報活動がより効果的になるよう、頼れる上司や先輩職員と相談をしながら進めるようにしています。
また、原子力分野における広報活動については、“難しい”と思われがちですので、それをいかにわかりやすく簡潔に伝えるか、日々、試行錯誤をしながら取り組んでいます。だからこそ、直接みなさまのご意見をいただくことができる、展示会や科学イベントにおいて、「おもしろかった」や「わかりやすかった」といったご意見をいただけた際には大変うれしく、大きなやりがいを感じます。

入社前後でのギャップは?

良くも悪くも入社前後であまりギャップを感じていません。学生時代、民間企業のインターンに参加したことはあったものの、原子力機構を含む研究機関での経験はなく、職場や働く人の雰囲気の想像がつかなかった、というのは不安でした。しかし、実際に働いてみると、職場の雰囲気は大変良く、業務の引き継ぎもしっかりしていることから、比較的スムーズに溶け込むことができたと感じています。
また、就活生が気になる、福利厚生も充実しており、休暇も取りやすいと思います。分からないことや不安に思うことがあれば、電話やメール、企業説明会などにおいて採用担当に聞いてみてください。(こうした質問がプラスになることはあっても、マイナスになることはありませんので、安心してください。)
分からなければ自ら「確認すること」は、社会人としても大切なことの一つです。

学生時代の学びを仕事で活かす

学生時代は、研究の一環として、山や草原に行き、植物とそこに訪れるハチやチョウなどの昆虫をひたすら観察し、その季節推移(植物と昆虫の間に関係があるのか)についてフィールドワークをしていました。こうした経験が直接、現在の業務に活かされているとは言い難いかもしれません。
ただし、当時から研究活動に対し、自身の成果は自己満足で終わるのではなく、他者にもその内容を理解してもらい、その輪をひろげていくことが大切だと思いながら、取り組んできましたので、今振り返れば、相手に伝え、理解してもらうという広報活動の基本的姿勢には役立っていると思います。
こうした姿勢は、これからも大切にしたいと思っています。

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就活生へのメッセージ

原子力機構では、カーボンニュートラルの実現に向けた、高温ガス炉、高速炉といった、次世代革新炉の開発をはじめとし、基礎から応用研究まで幅広い研究開発が行われています。
研究開発を円滑に進め、社会貢献できるよう、職種を問わず、職員一同誇りをもって働いています。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。