執筆者　山田 悠輔
facebook: Yusuke Yamada
twitter: yusukeshantian

ニーハオ！
12月第3週の資金調達、M&Aニュースから注目の中国スタートアップを紹介します。

summary
1．微吼（ｳｪｲﾎｳ）/B向けライブストリーミングプラットフォーム
2．码尚（ﾏｰｼｬﾝ）/パーソナライズシャツ

1．微吼（ｳｪｲﾎｳ）/B向けライブストリーミングプラットフォーム

出典:http://www.vhall.com/

設立年：2010
調達先：深创投
ラウンド：シリーズD
調達額：230M 元≒3.68B 円

企業向けにライブ配信プラットフォームを提供する微吼がシリーズDで約37億円の資金調達。
主に対外向けのカンファレンス、対内向けの教育分野の2つで使われているそうです。
これまでのクライアント数は25万社、ライブストリーミング件数は350万を超えているようで、顧客一覧を眺めていみると金融、医療、教育、製造業など幅広い分野の大手企業で導入が進んでいるようです。

同マーケットにおける利益のシェアのうち73%を当社が占めているそうで、独占的なポジションを築いているようです。

2．码尚（ﾏｰｼｬﾝ）/パーソナライズシャツ

出典：http://www.immatchu.com/#/web/home

設立年：2016
調達先： 高瓴资本、高榕资本、顺为资本
ラウンド：シリーズB
調達額：200M 元 ≒ 3.2B 円前後

パーソナライズシャツを提供する码尚がシリーズBで約32億円の資金調達。
AI×ビッグデータを使ったパーソナライズで、ZOZOスーツの撮影の様に大変なことをせず、基本的な体の大きさと特徴の項目を入力するだけで作ってくれるみたいです。
現在月間10万着超売れているようで、返品率が3.4%（業界平均25%）、再購入率が30%以上とすごい数字。どういうデータの取り方しているのかめちゃくちゃ気になります。
価格も1着あたり0.3～1.1万円程とユニクロと大差なし。
今後はカメラで10秒撮影するだけで3万ポイントの測定を誤差0.5cmで測定できるサービスを提供するそうで、ZOZOが戦々恐々としてそうです。

今週は以上です！
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執筆者　山田 悠輔
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