高級料理は庶民の身体に合わない?

 旅行やお祝いで、高級料理を食べると美味しいと思いつつ、どうもお腹への負担が大きい気がしたり、その一方で家に帰ってカップ麺などのジャンキーな料理が食べたくなることがあります。
 これには、どのような理由があるのでしょうか。

目次
・脳が慣れない情報に疲れてしまう
・体も慣れない料理に疲れてしまう

○脳が慣れない情報に疲れてしまう
 高級料理は、普段食べられないからこそ高級であり、食べることは一般庶民にとって珍しい体験といえます。ということは、食べたことで得る味や香りの情報は、脳にとっても珍しいものであり、その情報処理で脳の活動量が増えて疲弊してしまうかもしれません。
 疲弊した脳を回復させる手段の一つとして、普段食べ慣れているジャンクフードを摂取して、馴染みのある情報を受け取り脳の活動量を抑えているのではないでしょうか。
 高級料理を食べるお店は、場所自体も高級感がありそこにいるだけで無意識に緊張しているかもしれません。一方で、家でジャンクフードを食べる時はずっとリラックスした気分ですので、緊張からの解放という効果もあるのかもしれません。

○身体も慣れない料理に疲れてしまう
 次に、身体にとっても高級料理は摂取する機会の少ないものです。となれば、高級料理に使われている、普段食べたことがない食材を身体に取り込むことになり、消化・吸収が難しい場合もあるかもしれません。
 逆に、有機農法で育てた野菜を使ったり、添加物をなるべく使わないなど身体への負担が少ないことを売りにしている高級料理もあるでしょう。この場合は、消化・吸収が逆にスムーズで身体は疲れにくいと思います。しかし、これは身体への刺激が少ないことであり、「物足りない」と感じることから、ジャンクフードなど刺激があるものを求めたくなるのかもしれません。

 皆さんはどう思いますか。(※以上の主張は、完全に私の体感であり全く科学的根拠はありません。)

※2020年11月19日 文章構成修正

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