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「仕事が入っちゃって……」と言って予定をキャンセルした全ての人に捧ぐ

プライベートな会合は、しばしば

「急な仕事が入っちゃって・・・」

という連絡と共にキャンセルされることがある。

断る側の人は「仕事だから仕方ない」と思っているかもしれないが、断られた側の気持ちは違う。少なくとも私は。

「仕事が入っちゃった」んじゃなくて、アナタが「仕事を入れた」だけでしょう、と。


仕事は勝手に入ってこない。
もちろん、依頼や打ち合わせの調整は勝手に入ってくるかもしれないけれど、それを受けるかどうかは本人の問題なはず。

であれば、「仕事が入っちゃった」理由は大きく分けて2つ。
1)自分の仕事人生を揺るがすような重大な仕事で、どうしても断れないorどうしてもやりたい
2)こちらの約束より、仕事の優先度が高い

1ヶ月以上前から決まっていた約束を、(私から見たら軽くアッサリと)破られる。
この場合、おそらく(2)が理由。

仕事が入って断られたことよりも、自分は仕事より優先度が低いことを突きつけられるのがイヤなのだと思う。

恋愛ドラマやマンガでよく「私と仕事、どっちが大事なの!?」みたいなセリフを目にするけど、これも同じ。

(ちなみに恋愛マスターな友人の模範解答は「そんなこと言わせてゴメンな」と言ってハグすることらしい。間違えても「そんなの決められない」とか「仕事だから仕方ない」なんて言っちゃダメだぞ、諸君)


私は飲み会や会食の幹事をすることが多いので、非常によく「断られる」。
相手の人生を左右するような重大な仕事かどうかは分からないけれど、断られるたびにいつも「ナイガシロ」にされた感じがして虚しくなる。

相手が大事な友人であればあるほど、次回誘うときは慎重になるし(また断られるのはキツいから)、しばらく誘いたくなくなる。子どもだなぁと自分でも思うけれど。

自分も同じことをしたくないから、私は基本的に「先約優先」にしている。
どうしても先約を断らなければならない事態になったら、
1)真っ先に謝る。
2)代案を出す(サシゴハンの場合や、誰かを紹介する・される場合)
3)断る理由は明確に伝える。

ちなみに、(3)は特に重要だ。

以前、とある会合を「体調が悪くて・・・」と断ってきた人が、別の会の集合写真で満面の笑みを浮かべて写っている写真をFacebookで見つけてしまったことがある。

「ああ、私たちの会より、そっちの会を優先したのね・・・」と非常に残念な気持ちになったし、それ以降その人は誘わなくなった(よく本人からは「また肉に誘ってくださいね!」なんてメッセが来るけれど)。

他にも「どうしても外せない仕事が入って」と断られ、本人は私がフォローしているのをおそらく知らないTwitterアカウントで「今日は予定がぽっかり空いたので、1人映画」なんてツイートを見てしまったこともある(ネトストじゃないよ、念のため)。
 
これからも幹事をやる限り、「断られる」ことは続くんだろうけど、断り方にはお気をつけあれ。

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