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ChatGPT4が使えるメモアプリ「Reflect」

皆さん、普段どんなメモアプリを使っていますか?

一世を風靡したEvernote、流行りのNotion、Obsidian、Bear、OS標準のメモ帳……めっちゃたくさんありますよね。

最近私がハマっているのが「Reflect」というMac/iOSアプリです(Windowsユーザーの方はごめんなさい)。

ちなみにサブスク(有料)です。$15/月か$120/年。トライアル期間アリ。
最初は「ちょっと高いなー」と思ったんですが、今では手放せない存在です。上限はあるものの、ChatGPT4が使えるし!(私は年額で課金しています)

アプリとしては、2023年8月現在、以下が公開されています。

  • Mac OS(Intel/Apple Silicon)

  • iPhone App(TestFlight経由のベータ版)

  • iPad App(ベータ版)

  • Chrome Extension

  • Safari Extention


Reflectで何ができる?

めっちゃいろいろできるし、Reflectの存在を教えてくれた同僚はもっと使いこなしていそうだけど、私の使い方をシェアしますね。

まず全体像はこんな感じ。Home画面? では時系列(日付順)にメモを残せるようになっています。

中央のカラムが実際にメモを残すタイムライン

Googleカレンダーと同期したメモが残せる

私が一番使っているのがこの機能です。

仕事中よく「**さんとの話したときのメモ、どこ行った?」「前回の定例MTGでNextAction決めたじゃん!……何だっけ?」みたいになりません? 私はなります。

一時期Notionでミーティングの議事録をとっていたんだけど、一覧から探すの大変だし、いちいち参加者が誰だったか入力するのもメンドイ。

そこでReflectの出番ですよ!!!

全体像の右カラムを拡大

「Meetings」という欄に、連携したGoogleカレンダーの予定が並んでいます。ちなみに複数のカレンダーを選択できます。

時刻の横にある「+」を押すと、その予定に紐づくメモが残せます。
以下のウィンドウが開き、カレンダーにアサインされている人が一覧で表示されます。

下のほうにある「Create backlinked note?」にチェックを入れると、このMeeting用のノートが生成されます。チェックを入れない場合は、タイムラインに参加者+Meeting名が記録されます。

11:00 met with〜 にある「定例MTG」がチェックを入れた場合で、13:00 ✅となっているのがチェックを入れなかった場合です。

もちろん、Meetingに紐づかないメモも自由に残せます(モザイクかけているけど、11:00と13:00の間の行が自由メモ)

上記の「定例MTG」のリンクをクリックすると以下のような画面にが開きます。

「230830」とか区切り線は自分で入力しています

定例MTGのように名前が同じMeetingであれば、前回の続きにメモを残していくことができます。これ、1on1とかでめちゃ便利。前回話した内容を振り返りつつ話せる・メモが残せる!

このノートの下には、Reflectの超便利ポイントであるバックリンクがあります。

バックリンクにある日付をクリックすれば、その日のDaily noteが表示されるし、Meeting出席者の名前もリンクになっているので、クリックするとその人に関するメモを一覧で表示できます。便利!

いろいろな外部アプリと連携できる

私、基本的にメモ魔というか、記録魔なんですよ。そうじゃない人も、こう思ったことはありませんか?

「X(旧Twitter)のLikeを押したポスト、検索したい……」

そう、検索しづらいですよね? でもReflectにLikeを押したポストを自動で保存されるようにしておけば、めっちゃ検索しやすいんです!

APIも公開されていますが、よく分からん人も大丈夫。プログラミング知識がなくても、ZapierにめっちゃZapが公開されています!

Reflectは検索機能が優れているけど、もちろんリンクになっている「Tweets」をクリックしてもOK(Likeしたポストが一覧で表示される)。

ちなみに上記画像の下のほうにあるのは、Todoistで完了したタスクを自動で記録しているもの。Todoistは愛用しているToDoアプリです。これもZapier経由。

ToDoの細かいメモをReflectに残すことはほとんどありませんが、リンク化されているので、クリックすればTodoistの該当タスクが開きます。

たまに「あのタスクで使ったスプレッドシートが見たい」みたいなときに便利。Todoist側では完了したタスクを非表示にしているので、探しにくい(そういう目的には適さない)んですよね。

人物や企業情報の管理がカンタン

人物リンクはすでに何度か出てきていますが、クリックすると以下のような画面が表示されます。

上記は自分の情報なので電話番号などは入れていませんが、例えばクライアントとの商談などで、過去の商談情報などを一括で管理できるんですね。

私は記録魔なので、その人の趣味やニックネーム、前回話したことなどをメモしています。画像も貼れます。

ちなみにMeetingと連携していなくても、[[***]]と「[」で囲むことでバックリンクを作成できます。例えば社内メンバー+クライアントとのミーティングがあったら、Meetingsの「+」でノートを追加し、「met with」のところに [[山田花子]] みたいにクライアント名を追記すればOK。企業名も同様です。

ハッシュタグで情報をまとめられる

すでに出てきていますが、#person など任意のハッシュタグをつけることができます。私は #idea、#interview などを作っています(デフォルトでは #meeting、#personがあったはず)。

基本的に時系列にメモが並んでいるので、例えば記事の企画メモだけチェックしたいときは「#企画メモ」で検索します。

WebCliperが便利

ChromeのExtension(拡張機能)を使えば、読んだ記事をReflectに1クリックでクリップできます。しかも記事をハイライトしてクリップすれば、そのテキストとリンクがセットでReflectに反映されます。

私はスマホで記事を読んでいて、あとで社内にシェアしようと思った記事をクリップしておいたり、そこからToDoをつくったりしています。

ChatGPTをどう活かしている?

まだ使いこなしている、とは言えないんですが……

  • 会議メモからToDoや重要なポイントをリストアップ

  • 記事の要約を作成

  • 日本語で文章を書いて、「自然な英語に翻訳して」

みたいなことに活用しています。

Reflectの存在を教えてくれた同僚は、毎朝いま考えていることや今日やりたい仕事について話し、AI が書き起こしてくれた文面を、今度は箇条書きにサマリーしてもらい、一日を始めているそう。なにそれスゴい。

音声入力は裏側にWisperを使っているので、日本語でもかなり精度高く文字起こししてくれますよ!

あと最近追加された機能で、人物名や企業名など固有名詞が含まれたメモ全体を選択 → AIが自動でバックリンクを生成してくれます。いちいち[[]]を入力しなくて済むので便利! あと「あ、コレもバックリンクにしておくといいのか」って気づきもあります。

こうなるといいな

Kindleハイライトの自動連携。USドメインのKindleならできるんですが、日本版はまだ。早く対応してくれ〜〜〜!

あとMapをうまく活用できていない、ChatGPTも使いこなせていない感があるので、他の人の活用事例とかもっと知りたい。周りにあんまり使っている人がいなくて、日本語の活用事例がほとんど無いんだよな……。


というわけで、Reflectについての紹介でした!
昨日、けんすうさんのポストに何気なくレスしたら、たくさんの人がリポスト・Likeしてくれたので、Reflectの時代がキターーー! と興奮して書きました笑。

ちなみに度々登場する同僚が書いた記事です▼

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