20代で外車を買うということ⑤ 〜再びの車探し〜

こんにちは、ツカサです。

何の取り柄もないごく普通の新卒4年目の一般サラリーマンが思い切ってイギリスの高級車ジャガーXJを買うまでのお話の5本目です。

前回は初めて訪れた正規ディーラーで衝撃の経験をしましたが、その後果たしてどうしたのでしょうか…


1.心機一転、再びのタマ探し


前回正規ディーラーでハンパない社会勉強をさせていただき笑、一旦は失望というか意気消沈しましたが、しばらくするとむしろ「じゃあ他の正規ディーラーはどんな感じなんだろう?」と、逆に興味が湧いてきました。


外車の正規ディーラーというのは、トヨタや日産などの国産車のような「◯◯トヨタ株式会社」みたいなトヨタ本体の子会社等の会社が運営していることはあまりありません。

その外車メーカーの本国の本体の会社もしくは、その日本法人と、簡単に言うとライセンス契約のようなものを結んだ日本の各自動車販売会社が、契約に基づいてそのディーラーの看板を掲げて運営しているパターンが多いそうです。

日本だとベンツ等を扱う「ヤナセ」や、フェラーリ、ロールスロイスといった本物の高級外車を扱う「コーンズ」という自動車販売会社が有名です。


そのため、大きな国道沿いなどにルノーやプジョー、ボルボなど様々な外車ディーラーが立ち並ぶ姿を目にしたことがある人も多いと思いますが、多くの場合、そのパターンだと販売会社はすべて同じで、看板だけ違う店舗を出してる、という形態だそうです。

携帯販売会社と同じような運営形態で、色々な携帯キャリアの販売店が同じ地域に立ち並んでるのと同じ構図ですね。


ですので、同じジャガー正規ディーラーと言っても、店舗ごとに運営会社が異なるわけです。

運営会社が違えば運営方法、販売方針もそれぞれ違うのではないかと考え、前回訪問したディーラーの運営会社以外が運営しているディーラーを探し、そちらで候補車を探すことにしました。


純粋にどんな対応をされるのか気になった面もありましたが。笑


ちなみに、その間に友達の車選びに付き添ってベンツとBMWの正規ディーラーにも訪問しました。

ベンツでは入店しても最初に軽く挨拶された程度で、恐らく年齢的に真剣な検討で来ている客としては見られなかったようで、他のいかにも買いそうな年齢層の客にはセールスさんもどんどん話しかけていましたが、僕らのところにはセールスの方は誰も来ませんでした。

ある意味自由に車を見られて良かったですが。笑


BMWでは、その店舗の方針で基本的に客から話しかけない限りはどの客にも不必要にセールスが付いて回らないようにしているとのことでしたので、その通りセールスさんとは挨拶と軽い話だけでしたが、それでも気にはかけてくれている様子で、BMWでは少なからず買う可能性がある客として認識してもらえていたように感じました。


話が逸れましたが、まぁそんなこんなで少しの間は新たな候補車が出てくるのを狙う日々が続き、ある日ついに次の狙い目のXJの中古車が出てきたのでした。


2.再びの正規ディーラー訪問


新たに出てきた候補車両が置いてある店舗が、前回訪問してエライ目に遭ったディーラーの運営会社ではない会社が運営していることを確認したため(とても重要)、来店予約をし、訪問することとしました。

※実を言うとこの時、何店舗かに候補としているXJがあり、他の店舗にも見に行っていました。
もっとも、他の店舗でも最初の店舗のような悪い対応は受けず、国産車ディーラーに近い本当に普通の対応をされていたため、割愛しています。

訪問すると、早速セールスさんがやってきて案内してくれることになりました。

お目当てのXJを前に、セールスさんから車両およびこの個体の概要について説明をいただきました。


この時点で既に、最初に訪問したディーラーのセールスの方とは違い、決めつけや思い込みでグイグイ話を進める素振りはなく、こちらの意向を聞きながら話を進めてくれる方だったので、少しホッとしました。

こんな若造が来店しても変な先入観を持って話してくる様子は無く、普通に購入を検討している客として扱われている印象を持ちました。

また、最初の店舗のセールスさんは、こちらの意向は無視して自分が売り込みたい車両をあの手この手で勧めてくるタイプでしたが、今回のセールスさんは、XJの購入を大前提に話を進めてくれたため、非常にスムーズなやり取りができました。

もっとも、本来このような対応が普通なんだろうとは思いますが、その普通の対応さえも安心材料になるほど最初の店舗がヤバかったんだな、と再認識しました。笑


また、車両についても、最初の店舗も事前に見る車両を指定して来店予約をしており、予約の段階では「車両を綺麗にしてお待ちしてます」と言われていたのに、実際に店舗で見てみると洗車された形跡は無く、汚れや手垢がそのままでした。

しかし今回の店舗は、車両が綺麗に洗車されており、しかもお目当て以外の在庫車も全て比較的綺麗な状態が保たれており、この点も非常に印象が良かったです。


その後は、最初の店舗のセールスさんのようにひたすらずーっと付いて回るようなことはなく、「ご自身で自由に見たいところもあるでしょうから、私いると自由に見づらいでしょうし、一旦離れますね」と言って自由に見て触らせていただきました。


同じジャガーの正規ディーラーなのに、運営会社が違うと、セールスさんが違うと、こんなにも対応も印象も違うのかと、ただただ驚くばかりでした。

そして同時に、あそこで意気消沈してジャガーを嫌いにならずに、もう一度見に来てみて良かったな、とも思ったのでした。


ネット掲載車以外にもXJの在庫があったため、本当の本当に自由に様々なXJを見させてもらい、改めてセールスさんに気になった点の確認と、見積りをしてもらうことになりました。

これについても、最初の店舗はこちらが何か言う前に、勝手に、しかも求めてない車両についての購入見積りをしてきたのと比べて、僕が車両を見終わったタイミングを見計らって提案してきてくれたため、大きく印象が違いました。


車両自体は非の打ち所がなく、懸念点は特にありませんでした。

ですが正直、候補車両ではあったものの、若干予算オーバーだったため、見積りと交渉次第では買えない可能性も大いにある車両でした。


どうなるかなぁと思いつつ待っていると、こちらからまだ特に何も言っていないのに、既に値引き同等のサービスがなされた見積りが出てきました。


正直想定外ではあったものの、以前のこともあって穿った見方をしてしまい、これは「値引きしてくれたという印象を客に植え付けるために最初からサービスをする前提の高めの価格設定をしているのでは?」と少し疑って見ていました。


ですので、ここからさらに交渉してみようと思い、少し話をしました。

ちなみに、購入時の交渉についても詳しく書いても良いのかなぁなんて思いますが、ここに書くととっても長くなってしまいそうなので今度気が向いた時に別の記事にしてみようと思います。笑


交渉に交渉を重ねた結果、本当に色々と頑張っていただいてしまい、僕のワガママを可能な限り聞いていただいた見積りを作っていただくことができました。


3.決断の時


本当にありがたい見積りを作っていただいたのですが、実はこの時点でもまだ予算オーバーでした。


また、この時すでに他の店舗の候補車両も見に行っており、そちらについても条件も含めて良い車両だったため、どれが良いかと聞かれると非常に迷ってしまう状況でした。


しかし結局、最後の決め手は「人」でした。


見積りをもらってからハゲそうなほど悩みに悩んだ結果、その決め手に基づいて、ついに僕は今回訪れたディーラーでのXJの購入を決意したのでした。


車というのは、新車購入はもちろん、僕のような中古車だとしても、基本的には決して安い買い物ではありません。


また、車は機械ですので、故障もしますしメンテナンスも必要になってくるため、買ったら終わりというものでもありません。


車を買う時、僕が最後に大切にしているのは、

「どの車を買うか」ではなく、

「誰から買いたいか」です。


車という決して安くはない買い物、ましてや外車となれば特に、今後のメンテナンス等の付き合いも出てくるという中で、「誰から買うか」というのは非常に大切になると思います。


購入前の対応というのは、必ず購入後の対応にも影響してくると思っています。

「安ければ良い」とは僕は思っていません。


たとえ車両自体は程度の良い車を安く買えたとしても、あまり質の良くない店舗やセールスさんから買ってしまい、購入決定後から納車まではテキトーに対応されたり、アフターフォローや困った時に雑な対応をされるようでは、興醒めもしますし、カーライフそのものの満足度が著しく低下します。


そうなることを防ぐためにも、今回僕はセールスさんや店舗全体、他の従業員の方の印象まで良かったこちらの店舗でXJを買うことを決めました。


正直車両だけに限って言えば、どの店舗の車両も差はほぼ無く、むしろ購入を決めた車両は予算オーバーだったため、他の店舗で買った方が安かったです。


ですが、予算をオーバーしてでも「今後の安心感」を買いたかったため、今回の店舗での購入を決めました。


ですので、もし仮に今回購入を決めた車両が最初の最悪な店舗に置いてあったとしたら、僕は絶対に買わなかったと断言できます。


結局のところ、「気持ち良く買い物できたほうが良いじゃん」という話です。


もしかしたら今回買った店舗は、このような考えを見越して社員教育等を行なっていて、僕はそれにまんまと嵌っていたのかもしれません。


でもそれでも良いとさえ思います。

仮に本当にそういった社員教育をしているのであれば、恐らく購入後の対応についても同じように教育をされた対応をしてくれる可能性が高まるので、少なくとも教育されてない店舗よりは満足度が高くなると思うからです。


車だけに限った話ではありませんが、営業や仕事というのは、結局最後は「人と人」の付き合いで決まるんだなぁ、ということを今回非常に強く感じました。


そしてついに、本当に何者でもない普遍的なサラリーマンである自分が、ジャガーのXJを買ってしまいました。


果たして今後はどうなるのか、予算をオーバーしてまで選んだディーラーの購入後の対応は本当に良かったのか、そもそも本当に維持していけるのか、、、


これからもぼちぼち書いていきますので、お付き合いいただけますと幸いです。


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