2017/09/24 利確

今日は誰もが悩むテーマ「利確」について考えてみます。

「利確」とは「利益確定」のことです。要は株を売って利益を得る行為になります。人間とは欲深いもので○円まで上がったら売ってしまおう!と思っているのですが、実際にその金額になると「まだ上がるんちゃうか?」と思って持ち続けてしまうことがあります。僕も例外ではなく実際に何回もその思いに囚われてきましたし、今も完全には改善できていません。

株を始めた時に今は無き三洋電機の株を100円くらいで購入しました。購入した理由は太陽電池と蓄電池の両方を持っている会社として将来的に伸びる!と思ったからです。購入時には「150円くらいで売ろう」と考えていたのですが、購入後にはドンドン株価が上がり、180円まであがりました。その時に思ったのが「200円までいくやろ!」と欲を出してしまい、その後は200円になることなく130円くらいに下がったところで売却をしました。

逆にリーマン・ショックの時にソフトバンクを平均800円くらいで持ってたのですが、孫さんの緊急会見後にドンドン株価が上がったのですが、1400円くらいで売却をしてしまい、その後は今に至る株価(現9080円)になっています。

どちらも損をしている訳ではないのですが、両方共利確の難しさを考えさせられる良い経験でした。そこで昔の格言で「利食い千人力」「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉を知り、最近は利確する時にはその言葉を思い出すようにしています。

今でも利確後に上昇することはありますが、目標株価にこだわることなく利確を優先できるようになってきました。当然上がれば直ぐに売る訳ではありませんが、目標株価を絶対額で考えるのではなく、大体この辺の価格帯になれば。と柔軟性を持って考えられるようになりました。

昨日の損切りと同じく利確も投資をする上で悩みどころになるのは間違いないです。色々試してみて自分なりの方法を見付けるしかないので、この記事がその参考の一つになればと思います。

では、また。



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