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#ぶいぱい百鬼夜行 最高だったよな…

 アップランドから6月16日にデビューしたぶいぱいというグループの1stライブが池袋harevutaiで開催されたので現地に行ってきた。最高でした。
デビューしてから9ヶ月、つい最近3D化したばかりのグループのフレッシュさが存分に詰まったライブ。最高でした。

そんな最高のライブについて、ぶいぱいの良さを語りながら感想を書きます。

全体の話

一生懸命準備したことが伝わってくるパフォーマンス、普段の配信では見れていなかった新しい魅力とその子らしさの詰まった魅力、楽しむだけじゃなくて応援するぞという空気に包まれたあたたかい会場、とにかく楽しそうではしゃいでいる推し達、初めての舞台につきもののミスや粗さはあるもののそれを悔しがって次回またリベンジしたいと言っている姿。

VTuberの1stライブとしての栄養素が全て詰まっていて「こういう1stライブがいっちばん良いですからね!!」と言うほかない。

オタクとしてはやっぱペンライトの綺麗な景色を推しに見せてえわけよ

メンバー3人が行う前説の時点で漢字が読めなかったり噛んで吹き出して笑いが起きたりと既に楽しい空気で、会場の程よい大きさや画面との近さと相まってかしこまったハレの場というよりは普段の配信の延長線上に今日という日があるという感覚。

歌唱中心のライブということもあり、普段は歌やダンスが苦手だと言っていたメンバーもそれぞれ仕上げてきてバッチリ見せ場がある魅力的なライブだった。
曲間のMCにもぶいぱいの好きなところが詰まっていて、全員歌唱2曲の後の最初のMC時に「現地に来て良かったなぁ…」としみじみ思ったのをはっきり覚えている。
いじったり細かく茶々を入れ合っていたりとステージ上楽しんでいるなぁって。
楽しんでいる推しを見るのは何より楽しいことですからね。

リハーサルで足をひねったことを告白するちー様と変な動きの2人

ぶいぱいの魅力

ぶいぱいの何が良いって6人の距離感が良い。
話を聞く限りデビュー前から6人で研修?親睦を深める期間?があったようで、デビュー時には既に関係性がある程度できあがっているようだった。
と言ってもことさらにベタベタするわけでもなく、趣味嗜好も性格が互いに違うのをよく知っていて、それぞれちょうどよい距離感で遊んだりいじったりしているのが見ていて心地良い感じ。
6人揃ってなにかすることが普段多いわけではないけど、2人や3人で集まった時でもその組み合わせにしかない空気というものが必ず生まれるのはその距離感の賜物だと思う。

惑星ループのプロポーズシーン

そんなぶいぱいには配信OPとEDのBGMとしてグループで共通のBGMがある。
アンコールで歌ったオリソンの「もし推し」にはその共通BGMのフレーズがあちこちに散りばめられていて、アウトロではOPのメインフレーズがそのまま出てくるという作りになっている。
「かしこまったハレの場というよりは普段の配信の延長線上」とさっき書いたけど、ここからまた楽しい日常に続いていくことを約束してくれているような素晴らしい気持ちのままライブが終わった。

あまりにも長いタイトルの激エモオリソン

振り返り配信や同時視聴なんかで感想や裏話も熱が冷めぬうちに聞くことができて、ライブ後に発表された新人も早速1人目がデビューして、これからもぶいぱいを追っていくのが絶対楽しいぜという気持ちにさせてもらいながらこれを書いている。


各メンバーの魅力とライブの良かったところ

秘間慈ぱね

あざといポーズしやがって…

曲者揃いのぶいぱいきっての正統派アイドル枠の通称ぱねち。
可愛く元気の良い声で明るくいつもポジティブでトークもとにかく上手い。
リスナーを諌める時なんかも「ちょっと男子ぃ~」みたいに茶化しながら明るく配信できるし、緊張してるところなんかもほとんど見なくていつ配信を見てもずっと明るいのが本当にすごい。
ゲームも歌も料理もそつなくこなすし面倒見も良くて、100人中98人ぐらいは(ぱねち結婚しよ…)って思いながら見てると思う。

300億点のアイドル

そんなぱねちがソロで歌ったのは「お願いダーリン」のカバー。
今まであまり見せたことのないめちゃくちゃ可愛いダンスをしながら歌っていて惚れ直した。
実は体調をかなり崩していたらしく声はいつもより出ていなかったけど、そんな中でも一生懸命歌っているのが伝わってきてめちゃくちゃ応援したくなりました。あまりにもアイドル。
ぱねちマジぱねえ。マジアイドル。

鬼頭みさき

かっけえぜカシラ

配信スタイルもノリもニコ生で低音イケボ甘えたがりVTuberっていうリスナーの脳をバグらせてくるカシラこと鬼頭みさき。
普段はリスナーと一緒の時間を楽しむことをとにかく大事にしてくれている印象が強くて、等身大感とか距離の近さとかが良い意味でVTuberとして異色なのが魅力。
好きな特撮や生き物について語ってるのを見るのが1番好きなので、がっつり仕込んだプレゼン企画をいつか見てみたい。

見てよこのエモエモスクリーンショット

歌声の低さとかっこよさもあって全体歌唱での低音が特に素敵で、カシラの声が入ることでユニゾンがぐっと引き締まっていた。
ソロで歌った「シルエット」のカバーは煽りがとにかく上手くて最高に盛り上がった。
動きや煽りのかっこよさと同時に人懐っこさが伝わってくる感じが好きすぎる。

斜落せつな

いつも変な動きしてる

声が良くて声がデカくて背が小さい。
Apexや格ゲーを始めとした対戦ゲームが上手くてネットミームに詳しくイキっては失敗して言い訳をする天性の配信者せつーな。
ふざけてお調子者ぶってはいるけど誠実で謙虚なところもあるのが愛おしい。
アップランドでは少なめなコメントプロレス勢なのでそういう空気が好きな人にもオススメです。
雑談配信にあまり積極的ではないけどせつーなの雑談もクソおもろいのでもっとやってくれ。

ロキと言えばこの「は?」のところ

そんなせつーなのライブで良かったのは3人で歌ったロキのカバー。
声だけじゃなくて動きがまあうるさいことうるさいこと。
デカい声を出しながらちまちまとずっとよくわからないおもろい動きをしていたのに、それが3人で掛け合いや絡みたっぷりのロキではさらにすごいことになっていたので最高。
3人ともはしゃぎすぎて(((誰かここ歌うやろ…)))で誰も歌わないパートがあって笑ってたりとグダグダなのが楽しかった。

余談だけどライブ翌日に「歌上手くなりてぇ…」って言いながら歌枠でトレモ配信やってたのもせつーならしくて好き。

紅蓮罰まる

顔が良すぎる

とにかく顔が良くて声が可愛い高田純次こと紅蓮罰まる。
適当なことを言ってはずっとケラケラ笑っていてとにかく可愛らしい。
すぐ語尾に💢をつけてぷんすかするんだけど、それもクソ可愛いしずっと楽しそうなのがまた良い。
そしてダンスが上手くて動きがめちゃくちゃ可愛い。

一生かわいらしい動きをする紅蓮罰まる

そんな紅蓮罰がせつーなと歌っただいしきゅーだいしゅきのカバーはマジで最高だった。
とにかく一生可愛い。
ビシビシとキメてかっこいいダンスと言うよりは動きの節々に可愛らしさが詰まっているとしか言いようがなくて、神様が紅蓮罰を「可愛らしい」という星の下に造られたんだと思う
一挙手一投足が可愛い子ってのがこの世にはいるんだなぁ……。

十六夜ちはや

黙っている時と歌ってる時は完璧な美人

おもろい綺麗な青い女、ちー様こと十六夜ちはや。
小さい頃から歌の教育を受けていたとのことで、演歌からアイドルソングまでなんでも歌いこなす抜群の歌唱力だけど、口を開けば一生笑っている大泉洋みてーな女でとにかく面白い人。
声も顔も圧も強いくせにポカをやらかすことが多いのもキャラとしての魅力がすごい。
飲み会配信で酔うと自分で言ったことに一生笑ってる愉快な女。

ただの歌ウマじゃねえぞ…

堂に入ったパフォーマンスと素晴らしい歌唱力でライブ全体を通して盛り上げ続けていたんだけど、中でも空色デイズのカバーは最高だった。
見ての通り青い女の力強い歌声とタイトル通りのサビの伸びやかさがピッタリ合っていた。
何を歌わせても上手いのは知ってるだけに選曲の妙が冴え渡っていた。
デカいステージで歌っているところを無限に見たい。

甘噛あめ

あざとい

ぶいぱいの性欲担当甘噛あめ。
ふにゃっとした癒される声でBLだのオメガバースだのかなり過激めなオタクトークをする女なんだけど、1オタクとしての目線とリスナーのことを考えて活動している配信者としての目線のバランスが絶妙でめっちゃ良い子なのが伝わってくるところが好き。
2Dでも3Dでもなよっとした「インドア派っぽい」としか言いようのない動きが可愛らしいのも魅力。

この2人の歌声がこんなに相性良いなんてもっと早く知りたかった

歌は苦手と公言していて普段は音程やリズムを外すこともあるんだけど、それだけに今回のライブは仕上げてきたのが伝わってきた。
特にデュエットでカバーした怪獣の歌は歌唱の仕上がりもさることながらちー様との声の相性も素晴らしかった。
歌が苦手だから音楽ライブはやだやだやだってごねていたことをライブ後に白状していたんだけど、「めちゃくちゃ楽しかった!再挑戦したい!」って言っていたのが本当にこのライブを象徴していて激エモだった。


他にも語りだせばきりはないんだけど、とにかく最高だったので後はアーカイブを繰り返し見ながら己の中で噛み締めていこうと思います。

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