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就活を振り返る~後悔ポイント編~

こんにちは。

 無事就活を終えひと段落したので、忘れる前に諸々文章にして残しておきたいと思い筆を執っています。お前卒制は?というツッコミは受け付けておりませんので悪しからず。
 今回は"後悔ポイント編"ということで、就活をするにあたってやっておけばよかった、こうしておけばよかった…と感じた点を雑にまとめていきます。思いついた順に書いてるので順番はバラバラです。

勉強しておけばよかった

 これは適性検査についてです。学力テストと性格診断があります。SPIとか玉手箱とか、提供元の違いで色々種類があります。
 弊学はクリエイティブ系、しかも実践重視なこともあり、学内でいわゆる"学校の勉強"をほとんどしていません。国語とか数学とか。英語と数学は多少はありますが、どちらも本当にレベルはたかが知れています。高校生当時の感覚で問題をサラッと見て"このぐらい余裕でいけんだろ!w"とたかをくくっていると本当に解けなくて詰みます。
 適性検査はいかに素早く、かつ正確に解くか、が求められます。出題傾向も独特なため、おそらく弊学の大半の学生は適性検査に対する対策が必要になってくるかと思います。また、適性検査もいくつか提供元があり、それぞれ出題傾向が若干異なるため、それぞれの傾向を掴む必要もあります。
 かくいう私、この適性検査でエントリーした会社の半分以上落ちていたりします。本当に侮れません(バカ)。適性検査を通過できた企業はすべて最終面接までは進めたので、どれだけもったいないことをしてたのか…。ぶっつけ本番ではなく、ある程度過去問や例題などを解いてみることをおすすめします。もちろんそれで問題なく解ければ大丈夫なのですが。

就活用に貯金をしておいてもよかった

 COVID-19の流行でオンライン面接やオンライン説明会が多かったため、ある意味助かりましたが…就活用に貯金をしておいてもよかったな、と感じています。別段大金が飛ぶわけではないのですが、親の扶養内で生活している学生にとっては多分地味に痛い出費になるんじゃないかなと思います。
 インターンに行ったり、会社説明会に行ったり、面接を複数回受けたり、場合によっては適性検査も試験会場に受けに行かなければならなかったり…これが複数社にわたるとなると交通費だけでも地味に痛いんです。特に就活の時期になってくると粗方大学の単位も取り終えてしまっており、通学定期を発行していないケースもあることでしょう(私がもろにこのケースでした)。そうなると東京まで往復するだけでも地味にお金かかるんですよね。場合によっては通学定期の発行も検討すると良いと思います。参考までに、私はこのオンラインのご時世でも交通費だけで4~5万は飛ばしています。
 それでも私は自宅から通える範囲内で就職先を探していたためこの程度で済んでいますが、遠方の企業を受けるとなると交通費も上がりますし、宿泊代などもかかってくることでしょう。また、交通費以外でも面接までの時間調整で喫茶店に入ったり…と、本当にちょこちょことお金がかかるんですよね。遠方の企業の場合は企業側から交通費や宿泊費が出ることもあるのですが、立て替え払いとなることがほとんどのため、結局の所手持ちでいくらかは持っていなければならないことにかわりはありません。
 そして、就活の時期になると入学式の時に購入したスーツが合わない、ビジネスバッグの容量不足、ビジネスシューズが合わない…などの問題も生じてくることもあります。弊学の学生はどの道卒制でお金かかるので、卒制貯金のついでに、就活用の貯金もしておくことをおすすめします。

志望度の高い企業を真っ先に受けなければ良かった

 特に何も調べずに完全自己流で就活を始めたこともあり、引っかかりましたね。前述の通り適性検査なども全く対策せずに挑むという、今思えば本当にアホなことをしていました。
 エントリーシートといい適性検査といい面接といい、ある程度の傾向と流れは存在します。もちろんエントリーシートや面接は人対人のコミュニケーションに過ぎないため、これといった正解があるわけではありませんが、それでもある程度のテンプレート的なものが存在してしまっているのは事実です(大手になればなるほどこの傾向は強くなるイメージです)。
 それ故に、何も準備せずいきなり本命を受けるのではなく、ある程度の"慣らし"が必要だ、と感じました。どうやらツワモノは練習として本命ではない企業の選考に挑むようですが、そこまでしなくとも大学のキャリアセンターで個別指導を受けてみる、などでも良いと思います。私は結局最後まで自己流を貫いたため、苦戦しました。

早くから行動しておけばよかった

 これはいろいろな意味合いで、です。貯金もそうですし、インターンへの参加、選考へのエントリーなども。
 貯金について。前述の通り、就活は地味にお金がかかります。就活中は頻繁に面接や説明会などが入ることから、おそらく満足に働くことはできないと思います。特に面接は直前に日程が決まることも多く、少なくともシフトを入れて仕事をするのは難しいのではないかと感じています。弊学の場合前述の通り卒業制作でもお金がかかることですし、特に扶養内で生活している学生は稼ごうにも所得の上限もあるため、早めに諸々含めた貯金を始めることをおすすめします。
 インターンへの参加。私は就活に対してぼんやりとしたイメージしか持っていなかったため、インターンは3年夏あたりからぼちぼち参加するんでしょーみたいな感覚でいました。しかし、実際はみんなもっと早くから動き出しています。インターンからの採用というケースも結構ありますので、しっかりと準備をして挑むことをおすすめします。私たちの21卒の代からいわゆる経団連の就活ルールが崩壊し、就活の解禁日という概念がなくなっています。それでも我々の代は混乱を防ぐため一応国が3月1日解禁というルールを出しましたが、22卒以降はそれすらもなく、どんどん就活が早まっています。少なくとも3年生になったら、就活に向けて動き出しましょう。
 選考へのエントリー。これも私は"いくら就活ルール崩壊とはいえども、言っても年明けくらいから本格的に始まるんでしょ"とたかをくくっていたわけですが、年内から選考が始まっていた企業もたくさんあったわけですね。私は結局そのまま年明け正月過ぎ辺りから活動開始したのですが、すでに募集終了になっている企業もいくつもありました。情報は早めに調べておきましょう。
 私は大学での勉強分野とは全く別の職種を希望していたためポートフォリオなどの提出はありませんでしたが、クリエイティブ系や一部のエンジニア系はポートフォリオの準備も必要となるでしょう。準備、大事です。

 以上、私が後悔したポイントでした。いくら後悔したところで新卒採用の機会は人生一度切り。悔いのないよう活動することをおすすめします。

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