エモーションの時代。感情の動く「脈打つインターネット」へ

自分が立ち上げたエモモ社はもうすぐ株式会社ミラティブに商号変更予定なのですが、発表以来、「超いい社名ですね」と褒められることも、「なんでこんな変な名前に…」「エモモって名前のかぎりは行かないw」と言われることも両方あり、面白いなぁと思って見ています。

個人的にも、仮住まいの名前で気軽につけたつもりが、思いのほかこの名前で各所に露出してWikiまでできてしまっていたので、愛着が湧いてしまい少し困っています。
採用等の観点もあり、まずは一点突破(いくぜピッポッパ by PUNPEE、PSG!)でサービス名と社名一致させるのですが、複数の事業が成功した時には創業社名に戻すぞ!なんて将来の自分へのモチベーションにしていたりする次第です。

なぜ一時的とはいえエモモという単語を選んだのか?
一言で言えば、「エモい会社にしたかったから」です。
最近のバズワードでもある「エモい」という表現は、時代を捉えた良いキーワードだと思っていて、僕は新会社を、サービスとしても組織としても、とにかくエモい会社にしたいのです。
そのWhyについて少し書こうと思います。

■時代を射抜く最高のC向けサービスは、きっとエモい

ここ1年くらい、チームにたまに「脈打つインターネット」という表現を使って話をすることがあります。
最初はポカンとされ、その後もそれほど浸透はしていかないのであんまり語呂はよくないのだろうなと思いつつw、インターネットの上に感情や熱、いわば人がそこに生きているという鼓動=「脈」を乗せられるようになってきている、その強度がKey Success Factorになってきている、という大きな流れを自分なりに表現した造語です。

元始インターネットでやり取りできる情報はテキストで、時代を経てそれが画像になり、動画になり、画質も向上していきました。
ソーシャル革命・スマホ革命と並行して皆が気楽にアップロードできるようになり、テキストだった「○○なう」は消えるインスタストーリーへとリッチ化が進みました。
そして次の大きな波として、ライブストリーミングがやってきています。

ライブストリーミングは、実際に使っているユーザの動き、感情の動きを直接目の当たりにできるのがとにかく刺激的で、存在自体が脈を打っているようなサービスです。

一方で僕はライブストリーミングという概念自体も過渡期的なものだと捉えていて、その先にある「常時接続(Connected)」の時代への第一歩だと考えています。
インターネットの本質のひとつが距離のゼロ化にあるとしたら、その究極系としての、「誰かが(誰かと)いつもそこにいる(いられる)」という状態への進化です。ハードウェアとソフトウェアの両面で、よりシームレスに「つながっていく」。
このことだけで長文になりかねないのでここでは触れるのみにしますが、「誰かがそこにいる」という「脈打つ」感覚をより強められるリッチ化、感覚器の拡張としてのインターネットやテクノロジーの進化・「生命化」は確実に加速していくのだと思います。

そして、特にスマホ以降、情報量の増加に伴ってユーザ体験・「UX」という側面がフォーカスされるようになってきました。
(自分はデザインがまったくできないのでUXを語ることに恐縮しつつも&スーパーなUXデザイナーさん手伝ってください!
僕がサービス作りの通低音として大事にしているのが「脈打つユーザ体験」を作ることです。

脈打つユーザ体験=「そこに人がいる感じ」「感情・エモーションの動き」が伝わる体験。
古くは、mixiのあしあとに、遠くにいる友だちを近くに感じました。とてもインターネット的な、距離や時間軸を飛び越えて人の存在を感じられる画期的な機能でした。
そこから時代を経て、LINEやSlackのスタンプも、最近Facebookでイイネされた時にアイコンが下からニョロニョロっと飛んでくるのも(そしてSNSにかぎらず、メルカリの進化にせよクラウドファンディングにせよ多くのヒットサービスで)、感情がやりとりされるような「脈打つユーザ体験」を提供しようとしているのだ、と自分は捉えています。

Mirrativは、(まだまだなのですが)この「誰かがいる」という感覚をとても重視していて、「ひとりじゃない」と感じられるような場所、体験設計にこだわっています。
数あるライブサービスの中でも、とびきりの体験が提供できるとしたら、きっとそれはわかりあいを含むいろんな感情が表出・表現されているサービスなのだと信じています。

ライブストリーミング以外のものでも、次に時代を射抜く最高のC向けサービスは、どれもきっとエモいはずです。

■時代を射抜く最高の組織・チームは、きっとエモい

時代の要請としても、テクノロジー・特にAIによる「機械ができることは機械に任せて、人間は人間らしいこと・人間にしかできないことを」という大きな流れがあり、YouTubeの「好きなことで生きていく」やフリーランスに代表される新しい生き方・働き方が当たり前になってきています。それを可能にする個人へのエンパワーメントや非中央集権化のベクトルも、インターネットが原理的に備えている強い力・可能性だと思います。

こういう時代=個人の時代では、何かを創るにあたって、「自分はこれをしたい」という欲求や好奇心、理屈ではない人間の情動的な部分=「エモさ」が何よりも大事になってきていると感じます。(彼女にフラれた夜にFacemash作っちゃったザッカーバーグ、最高にエモいよな)

そして、個人の集合体であるチームは、誰かの「これをやりたい」エモーションへの共感をベースに、皆のやりたいことがリンクする形で柔軟に組成されて、情熱のぶつかり合うエネルギーによってドライブされるものであってほしい。

「やりたくないことやってる暇はねえ」とブルーハーツのマーシーに教わりましたが(あとKOHHも「マーシーがそう言ってた」って言ってたね)、「やりたくないことを我慢してやる」のは、究極的には続かないし、ユーザにもバレてしまって、サービスにも熱が通らないのではないかな、、、と思います。
ホンダのイノベーション論の「1つのコンセプトにのっとって作られた車は、ほかとはわずかに違う匂いを発する。お客様はその匂い、違いを敏感にかぎとるのだ」という一節がとても好きです)

「今これをやる理由・想い」を自分の中に持ったひとりひとりが、真剣にユーザに向き合って、情熱的にプロダクトに取り組む。そんなエモい会社にしたいな、というのが僕の切なる想いです。

「脈打つインターネット」の時代を撃ち抜く、エモい、最高のプロダクト・カンパニーへ。
創業社名がエモモだったことが、迷った時に財産になる日が遠からず来るはず、と妄想しながら、新会社の準備を進める今日このごろです。


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*けっきょく何をやる会社なの?という前回ポストはこちら
*「わかりあう願いをつなぐ」会社の人のポストなので、共感・反論・その他もろもろ、ぜひRTやコメントでお待ちしています!

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akagawa.junichi

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