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言葉は血肉となり私の一部に

noteやTwitterを見ていると、為になる情報や名言が止めどなく溢れてくる。それらの情報をすべてキャッチして記憶して実践に写すのはとても難しい。溢れ出す情報はツイートや他の人の投稿によってあっという間に流されてしまう。おばあちゃんも「こんな速さの川で桃は取れるわけないだろ」と言わんばかりの速さだ。

一眼見て「いいなあ」と思ってすくってみる。「またどっかで見れたらいいなあ」と思って溢れる川に戻すとそれで終わり。赤い糸で結ばれてない限りもう会えない。嗚呼、なんと無慈悲なのかこの世界は。織姫と彦星がこの時代に生まれていたら、きっと繋がってない。会うどころか相手のアカウントを見つけることすらできないだろう。なんと強力な天の川だ。七夕の日すら会わせない気か。

しかし一度川からすくった良い情報を戻してしまうのは惜しい。自分の記憶力はそこまでよくないから、覚えてることはないだろう。だからすくったモノをできる限り、保存することにした。その手段として、印刷して壁に貼り始めた。

そうすれば、忘れることはないし、もし忘れても机から顔をあげればすぐその言葉が見れる。応急処置的な手段かもしれないが、今の所、効果は出てる。結構いい感じだ。

壁に言葉を貼っていると、じっくりとそれを食べている気分になる。一口でぺろりと行かない。ゆっくりゆっくり味わって、その味を覚える様に何度も咀嚼する。やがて我が血肉となり、私は成長する。You are what you eat(あなたが食べたものがあなた自身である)ということわざがある。僕が食べた言葉たちは私そのものになる。より良いモノを食べて、自分をどんどん成長させて行きたい💪

これからも好きな言葉や情報があったらどんどん貼って行きたい。ゆくゆくは部屋の壁全面が名言で埋まる様な生活になるかもしれない。すると僕が寝てる間に、言葉たちは話しかけてくるのだ。「少年、私を見て賢くなれ」「いやいや、私の方が重要じゃ 私を見ろ」「何を言っておる、ワシが最重要じゃ」彼らは夢にまで侵入してきて、私の頭の中でぐるぐる回るのだ。嗚呼恐ろしい。

ちなみにこの写真はソールライターの「足跡」。僕はこの写真が大好きだ。写真の魅力に気づかせてくれた一枚でもある。

そしてこれは上野毛のマスコット「すこやかくん」と安藤忠雄の「光の教会」のポストカード

すこやかくん可愛いでしょう?

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