見出し画像

JAM 二代目リーダー退任

こんにちは、KU-NIです。

11/30をもちまして。JAM二代目リーダーを退任することにしました。狙っていたわけではないのですが、去年のJAM25周年パーティーの日ということで。何とも言えない運命も感じております。

JAMのメンバーとの出会いは私が15歳の時です。何とかしてストリートダンスをはじめたいKU-NI少年は、怪しいチラシに従いJAMの開講するレッスンに奇跡的に出会い通い始めます。3年間ほど毎週ほんとに楽しみで、ほぼ皆勤賞だったんじゃないかなと思います。ほぼ毎日何時間も練習する日々が続きましたし、高校生の僕にとって非常に刺激的な大人達がJAMでした。その後ストリートでもJAMのみんなに金魚のフンの様について回っていました。

その後いろいろなできごとを経て(書きたいことありすぎて、書けないこともありすぎて((笑))綺麗さっぱりと割愛させていただきますね。)

JAMに加入するのが20歳21歳ぐらいでしたでしょうか。大学生でしたが、ほとんど学校には通わずバイトとダンスに打ち込んだ。そんな青春時代であります。

みんなのおかげで沢山の人に出会い、そして別れ。いろんな刺激を受けて。もがきながら成長していったように感じています。

JAM15周年記念パーティーの前後ぐらいから、裏回しといいますか、NO`2というと聞こえが良すぎるような。段取り役、まとめ役みたいなそんな役割になってきたように感じています。
まぁ、まだまだの若造ですから至らない中ですがね。

そんな感じでJAMで活動し続け、20周年記念パーティーの時に二代目リーダーに就任することになるのですが、居酒屋に久々にフルメンバーに近いJAMが集まって、このことを告げられた日は血が沸き上がるような、血が逆流するような。そんな感じでした。その時は冷静を保つので必死でしたね。

さぁ。二代目の始まりです。必ずしも順調な船出とはもちろんいきませんでした。いきなり立場が変わると、言われる意見も変化するもので、若いメンバーを束ねると同時に、名前を売る為にとりあえず動きました。ダンサーの集まる場所、ダンサーを集めるイベントも開催していましたし、沢山お酒も飲みましたし。名刺代わりにできる限りのイベントに参加しました。ショーにも出まくりました。ご迷惑をかけた皆様この場を借りて、まったく後悔してません!の言葉をお届けします((笑))ごめんなさい!

JAMにとって特別もの。OSAKA DANCE DELIGHTこの大会へのチャレンジは避けて通れない道。関西が誇る伝統的なストリートダンスの大会です。

この戦いは、ほんとに負けられない戦いで、ほめてくれる人、アドバイスやダメ出しをくれる方色々といろんな意見の方がおられますが、ただただ思いっきりいっただけのダンスです。気持ち一本勝負なんで、冷静にみられると照れます。まだまだですね~俺って感じ。でも結果は嘘つかない。

結果は何とか優勝することができて、やっとレールに乗ったかなと思います。その後20歳を待っての京介の加入、JOLT時代からの盟友YOUがJAMに加入。私の理想とする二代目JAMの完成でした。

この度JAM二代目リーダーを退任する理由は、もちろん色々とあるんですが、大きく2つあります。

前回のOSAKA DANCE DELIGHTで私抜きのメンバーで見事なまでに優勝をかっさらったからです。
震えるほどうれしかったです。
自分の事以上に嬉しかった出来事でした。

二つ目は、中心にいるのが長すぎると私の影響が強くなりすぎて、変化に対応できない。むしろ年月は皆平等にある流れであり。大御所感があるJAMというよりも。イケイケでクールで、ぶっ飛ばしいててほしい!無茶もしてほしい!何と言いますか。いい適当な言葉がありませんが、初代のかっこよさを、いい意味で現代に落とし込み、最高にかっこいい3代目を作ってほしい。それは、初代のメンバーでもある僕がいる以上きっと叶わないんですね。おっさんの引き際としてはベストの選択だと思ってます。

そんなこんなです。
長文お付き合いありがとうございます。
本当にうれしいです。

今後とも皆様。JAMをよろしくお願いします。

そして一番大切なこと。

新リーダーは、Jungoに託します。とても優秀で、やさしい、芯のあるどしっとした男です。問題なく務めてくれるでしょう。

こっちにしときますか。

最後に、20周年記念パーティーでの二代目リーダー就任時、締めのあいさつ。

私自身が放った締めの言葉が思い出されます。

「僕の役目は、初代よりかっこいい3代目に繋ぐことです」

この夢はまだ半ばです。でもきっと叶でしょう。

今から始まる3代目はもっと成長するし、何しろ私がスーパーリベロで万全の状態で後ろで控えてるし。((笑))

それだけじゃない…。

JAMに色濃く関係している、やつらが時を経て成長して、きっとここまで上がってくる。
私は彼らにすべてを惜しみなく伝えて、育てるつもりです。

HIRO君との笑い話みたいな夢、JAM100代目とかどんなんやろな~!

あったら最高っすね~!!!
この夢に私は乗っかったんです。

普通の人には理解に苦しむ事かもしれませんが、こんな時代だからこそ、この夢に乗っかったんです!!
意味や価値は自分が決める。

と熱く語る悪い癖が出る前に。

またみんなで大笑いしたいな。JAMファミリーはマジ最高だからな。

長い間ありがとうございました。

二代目リーダー KU-NI こと 仲野 邦彦

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?