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仁川国際空港で宿泊⁉︎SPA ON AIRに泊まってみた。

世界を旅するクリエーター、Jamyです。note執筆もご無沙汰したまま気づけば数ヶ月。今日は少しテイストの違う発信になりますが韓国の面白い体験を載せておきます。

先日、東ヨーロッパのジョージアにて、ノマドニアのグラフィックデザイン講師をするためにジョージアのほかにアルメニア、カタール、韓国の4カ国を旅しながら帰路につきました。そしてついに50か国渡航を達成しました。

今回はこの旅、最後の国、韓国でのお話です。

実は韓国には4ヶ月前にも来た際、あまりにも楽しかったので帰国までのトランジットに無理やり入れてみました。

ただ仕事の関係でそんなにゆっくり過ごすこともできず帰国便は朝の8時台の飛行機。チェックイン時間を考えると深夜には空港にいた方が精神的にも安心するので空港内施設、SPA on AIRを初めて利用してみました。

仁川国際空港での深夜便、早朝便を利用される方で予算を抑えたい方はこのままご覧ください。

施設入り口の立派な壁

SPA on AIRとは?


ここは、仁川空港ターミナル1にある仮眠室、お風呂、チムヂルバン(サウナ)が用意された施設です。

場所はターミナル1、地下1階のスターバックスを過ぎた1番奥にあります。利用客のたくさんのスーツケースがあるのですぐにわかるはず。

利用自体は至って簡単。

受付で、6時間コースか12時間コースを選んで。クレジットカードか現金で支払うと以下の4つを渡してくれます。

①施設内で着るTシャツと短パン
②フェイスタオル2枚
③ラウンジ(と言う名の雑魚寝やサウナのあるスペース)のカードキー
④ロッカー兼靴箱の鍵

施設内ではこのセットを着ないとダメ
施設料は施設入り口に書いてあって親切

この看板が店の前に立っています。
日中か夜間で金額は異なりますが、どちらにせよ、とてもリーズナブル。

【日中】8時〜20時まで
6hコース:w20,000 (≒¥2,000)
12hコース: w25,000 (≒¥2,500)

【夜間】20時〜8時まで
6hコース: w25,000 (≒¥2,500)
12hコース: w35,000 (≒¥3,500)

荷物は大きなスーツケースとキャリーバッグ、手荷物としてハンドバッグにリュックという大荷物を持っていましたが、スーツケース&キャリーバッグをお店のラゲージスペースに預けても特に料金はかかりませんでした。ラゲージスペースと言っても、受付前に利用客の大型荷物を番号をつけて保管してくれます。

受付を済ませると靴を脱いで正面に向かって左がお風呂、右がラウンジです。(受付のスタッフの方が英語混じりの韓国語で丁寧に説明してくれます。)

ラウンジに入るためのカードキーとロッカー靴箱兼用の鍵
荷物札は全て同じ番号で管理してくれる

靴箱とロッカーの鍵は兼用で鍵に書いてある番号を利用すればOK。日本のお風呂にもあるようなロッカーで大きなボストンバックはは入りませんがリュックくらいなら問題なく入ります。

お風呂場はシャワーの個室が右手に5個と、お風呂の前に3つ、合計8つあります。私が利用した平日の22時半はほとんど人がおらずでした。シャワーにはシャンプーとボディーソープだけあり、コンディショナーは受付で購入することも可能です。

その他、購入できる商品一覧


余談ですが、今回の旅でシャンプーコンディショナーを持ち歩いていたのですが、日本ほどアメニティが充実している国はないなと改めて感じてました。どの国もとにかくコンディショナーがない…。あっても全然トリートメント効果がないので日本と同じ感覚でいると髪の毛が大変なことになります。

2人一緒に入れるくらいの大きさのジャグジー風呂が4つ

話を戻すと、お風呂は丸型のジャグジーが4つ。温度は41度設定にしてあるようですが、二つ入ったお風呂で温度が異なる気がしました。とはいえどちらにせよ1日の疲れを癒してくれるのでお風呂があるのは嬉しいですね。


脱衣所スペースに置いてあるアメニティー
化粧水&乳液、ヘアスプレーくらいは使えるかなと

ロッカー兼脱衣所には10名ほどが座れるようにドライヤーと、化粧水、乳液、ヘアブラシが置いてあります。ヘアブラシは日本のように除菌済みなものはなく誰でも使えるブラシが置いてあるだけなので使う人がいるのだろうか…と思ってしまいましたが化粧水や乳液は女性には嬉しいアイテムですね。

浄水器のコップは紙の封筒のような形状

浄水器もありますが紙コップというか紙袋に水を入れて飲むことができます。韓国ではこういう簡易コップを見ることが多く、環境に配慮しているといえばそうだし、コスト削減といえばそうだし、日本でほとんど見ない形状のものが多くて面白さを感じていました。

ラウンジに入るにはカードキーが必要

その後、反対側のラウンジへ。
ラウンジは男女兼用の大広間の雑魚寝スペースと、一部女性専用と男性専用の雑魚寝スペース、34度設定のあたたかめの部屋と69℃のサウナがあります。23時ごろはまだ人も少なかったのが24時にはどこもいっぱいに。

34度の部屋は人が少ない時点で人気な雑魚寝スペース
68度のサウナは体を温めるのに使いました

24時には全体的に消灯してくれるので明るさはきにならなくなります。どこでも寝られる人には問題なしですが、私は女性専用の部屋の一番端でゴロゴロし続け結局一睡もできず(笑) 周りの人の寝息を聞きながらこのnoteの下書きをしていました。

男女兼用の雑魚寝スペース。テレビや自販機もあるので明るめの場所


部屋の温度は34度の部屋でなくても暖かいので何もかけなくても風邪を引くことはなさそうですがブランケットも有料で借りることもできます。充電は入り口付近にたこ足配線を用意してくれているので人気スペースになっていました。このスペースが良い方は早めに場所取りした方が良いです。

空港内で寝るには心許ないと言う方には、荷物を安心して保管してもらいゆっくり横になれるのでこちらのSPA ON AIRはおすすめです。ただ個人的にはホテルでプライベート空間を守りながら、ゆっくり寝て朝早くても移動する方が翌日のパフォーマンスは上がるかも?と。次回の利用は要検討だなと思って過ごしていました。

ちなみに朝5時からは空港内のラウンジもオープンし始めます。スターアライアンスゴールド会員のため私は早めにチェックインを済ませてアシアナ航空のラウンジへ。

アシアナラウンジのEASTは5時OPEN。
中央ラウンジは6時以降でないと開かないので注意してください。
ラウンジ内にシャワーも半個室スペースもマッサージチェアもあるので快適


以上、韓国・仁川空港で泊まってみたレポートでした。
夜中まで遊べる韓国ソウル。遊び尽くして空港でほんの少しやすむというのであればSPA ON AIRは良いかなと思います。私も昔はどこでも寝られていたのですが年齢のせいなのか…、一睡もできなかった私は飛行機の中はもちろん、到着した大阪ですぐに行った美容院でカラーしながら思いっきり寝ていました(笑)

参考になれば幸いです。

writer :Jamy
世界観コーディネーター兼 地球を楽しむ旅人。50カ国以上の渡航歴を持ち、旅を通して、役割にとらわれがちな女性の自己開放を促す、旅コミュニティ・地球クラブを主宰。合言葉は「地球のどこかで待ち合わせ」。
ノマドな3歳児の母

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