世界を旅して感じた「個の時代」への変化と、それに伴う課題。

MOSHという会社をやっている籔(@kazuya_jam)と申します。

先月の2月15日に、個人の信頼がたまるサイト作成サービスMOSHのβ版をリリースしました。

僕たちが届けたかった人たちに、少しずつMOSHが届き、利用して頂けるようになりました。

今日は、事業を始めるきっかけとなった3つの社会変化や、僕達が注目している個人のエンパワーメントについて、noteで書いてみようと思います。

個人の時代とは?個人のエンパワーメントとは?事業を始める前の3つの気付き


MOSHという事業のコンセプトや着想は、以下の3つの気付きから来ています。2018年現在では、既に語られていることも多いかもしれませんが、改めて整理の意味も込めて、書いてみました。

1. 個人と個人がつながり、取引が生まれる

2017年の1月に3年半勤めた会社(Retty)を退職しました。

そこから、東南アジア・インド・東アフリカ・アメリカなどを周りました。

そこで目の当たりにしたのは「CtoCマーケットプレースのインパクト」でした。

インドネシアのジャカルタで風邪をひいて寝込んでしまったとき、Go-jekというアプリがあるということを知りました。

食べ物・薬の配達・マッサージまで、何でもアプリ一つで呼ぶことができるサービスです。

この便利さに、僕は当時驚愕しました。

GO-GOしすぎ

マッサージのおばちゃんが、バイクにニケツをして、宿に来たときはさすがに斬新すぎる、、、!と。こんなに簡単に個人と繋がれてしまうのか。と感動しました。

世界を旅する前は、Go-jek、Airbnb、Uberのような、人と人が実際に触れ合うC to Cが、当時まだまだ日本では普及していなかったこともあり、CtoCの面白さや、インパクトを僕は当時理解できていませんでした。

アプリひとつでこんなに簡単に人と人が繋がり、消費が生まれる体験は、僕が持っていた個人間取引の印象を大きく変えるものとなりました。

このようなマーケットプレースの登場により、個人でも簡単に取引ができるようになり、実績を溜められることで、個人と個人が繋がる機会が増えました。

この変化はとても大きい変化だ、と感じるようになりました。


2. 普通の消費の先にある「共感」や「つながり」の消費

個人と個人が繋がり、消費が生まれ始めたことによって、もう一つ予想外な副産物を生んでいてるなと感じています。

それは「非効率がときに価値になる」ということです。

今は、特に日本では、効率化された物や、サービスで溢れ返っています。

その中で、あえて個人と個人で直接取引をするという行為は、価格面での安さは多少あれど、オペレーションが"洗練"されていなかったり、設備が"不十分"だったり、ある種の非効率性を持った消費でもあります。

しかし、個人と個人が繋がる中で生まれた共感や、つながりはユニークでコモディティ化しにくく、仮にそれが非効率であっても、相対的に価値が高くなっていると感じます。

・マーケットプレースの普及
・SNSにより個人の情報発信が容易になった

これらの大きい変化によって、個人のチャレンジするハードルが下がり、共感や、つながりをベースとした「新しい価値の供給・消費」がどんどん可能になっています。

このような流れは、今後も加速し、既にプロとして既に活動していた方はもちろん、活躍する個人がどんどん出てくるだろう、と考えております。


3. 生き様に悩む現代人

大量の情報が溢れ、上記のような様々な生き方が可視化され、実現しやすい時代になりました。

その結果、僕も含め「自分は何がやりたいんだろう」「何か新しいことをしてみたい」という思いをみな持つようになっていると感じます。

「ボクもこのまま村(マサイ族)にいるだけじゃなく、いつかは村の外から出て、何かしたいと思っているんだ」

マサイ族の村の男性は、15歳になると、ライオンを1頭狩らなければ成人になれないという通過儀礼があります。

一見、非常に厳しい規律の中で生きている彼も、スマートフォンや、国際交流をする中で、このような「今までとは違う未来」を想像するようになり、考え、悩むようになりました。

これは、僕が世界各国150人くらいの青年たちと話をし、国籍、性別関係なくみな同じような悩みを持っており、グローバルな規模感での社会課題だと感じました。

個人と個人を繋げ、様々な生き方・生き様を創る


「みなさんは、自分の生き様に誇りが持てていますか?」

僕は、まだまだ自信が持てていません。しかし、人との出会いや熱中できることの出会いで少しずつ生き様に輪郭が帯び、徐々に自分に誇りが持てるようになりました。

その一つのきっかけを挙げるとすれば、高校受験に失敗し、そのとき付き合っていた彼女に振られたタイミングでした(彼女は、僕が行きたかった高校に見事合格)。

受験に落ち、彼女に振られ、クソみたいに落ち込んでいたときに始めたブレイクダンス

そんな失意の中、たまたま、ふてくされながら部活紹介を受けているときに、ブレイクダンスをイキイキとする先輩達に出会い、夢中になりました。

きっとあのタイミングで、先輩達に出会わず、ブレイクダンスを始めていなかったら、きっと落ちこぼれていただろうなあと思います。

自分が何か変化したタイミングを振り返ると、必ずそこには人との出会いがありました。新しい繋がりができ、その人に学び、夢中になり、気付いたら自分も変わっていました。

だからこそ、僕達は、そのような「新しいきっかけや、インスピレーション、変化を生むことができる人たちと繋がるきっかけや場所」を生活の中に作っていきたいと思っております。


注力するのは、個人をエンパワーメントできる人たち


世界一周する!とか、偉い人に会う!とかそういうハードルの高い経験じゃなくても、日常の消費の中で、何か新しいきっかけや変化を作れる人たちで社会は溢れています。

・人に新しいスキルを教えることができる
・人を楽しませることができる
・人を綺麗にしたり、かっこよくしたり、自信をつけてあげられる
・新しい趣味の上達を助けてくれる
・リラックスさせたり、安心させたりすることができる

このような人たちが、より個人の活動を行いやすくなり、繋がりを創りやすくなるような場所を作っていくことがMOSHの使命だと考えています。

では、具体的にMOSHはどのようにこの場所を作っていこうとしているのか。具体例をご紹介させてください。


ヨガインストラクターの恵理さん

ヨガインストラクターとして活躍している恵理さん。紛れもなく、ヨガを通して人を元気にできる一人です。

4月1日に恵理さん主催で行われる「ペルシャ料理×ヨガ」のコラボイベントはめちゃくちゃ人気で、30名の枠にキャンセル待ちが溢れている状況です。

3分で作れる個人サイトによって、知人や、フォロワーの方々に、個性や活動内容が簡単に伝えられるようになりました。


恵理さんのページ


キックボクシングトレーナーのHifumiさん

渋谷で開催しているキックボクシングのエクササイズ。ジムに入りにくい女性も参加がしやすい、初心者向けのワークアウト。

熱いコメントが集まり、最近はミット打ちのトレーニングも始められました。

Hifumiさんのページ


その他にもユニークな方々

ヨガインストラクター、パーソナルトレーナー、オーダーメイドスーツ、スクール、マッサージ、バリスタ、カメラマンなど様々な方々にご利用頂いております。

このように、自身の活動の詳細が紹介できるサイトをベースとし、個人でも取引をスムーズに行えるよう、予約や口コミ機能が付いたサービスとしてご利用頂いております。

まずは、フィットネスのユニークなコンテンツを紹介する場所から創っていきます。


リリース後、登録者数も順調に増え、ご紹介したようなユニークなホストや、コンテンツが少しずつ増えています。

しかし、一方でこれだけ素敵な人たちがいても、世間にまだまだ伝わっていないという課題があります。

僕達は、生き様を作るきっかけとなるような、個性あるホストや、コンテンツが集まる場所を創ることにしました。

まずは、フィットネスというテーマから場所作りを始めます。このテーマから始めた理由は色々ありますが、3つだけ挙げると、

・外見を変える、生活習慣を変える、というような大きな変化をつくれる
・ユニークな生き様の方々が多く、個人で活動している人が多い
・まだ満たせていない消費者ニーズに応えられるホスト・コンテンツが多い

掲載したい方はこちらからご連絡ください。


ここまでお読み頂いたみなさまにお願い


みなさんの周りにも、きっとこういうユニークな活動をしている方々がいらっしゃると思います。そういう方々に、MOSHを紹介して頂けると嬉しいです。hello@themosh.jp にご連絡頂ければ、活動のサポートもさせていただきますので、ご連絡お待ちしております!

長文と私のつまらない歴史に、お付き合い頂き、ありがとうございました!






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