花束みたいな夢をみた

今日は一日卒論を進める予定だったが
買ったきり手を付けてなかったポケモンSVのVの方を進めていた
そして 現実から目を背けたくて寝た

新しい環境を迎えた2年生の4月頃の夢だったただ実際に起きた2年生の頃じゃなく アニメの新章が始まって迎える第二幕のような
一章で知り合った人たちとベースで話が進むが 新キャラが出てきて展開が大きく変わるような夢だった
今思えば2年生と断言出来るわけではない(5年生の今だったかも)
ただ新章っぽかった
3月の陽気さに当てられたのだと思う


そして恋をした。


基本はよく遊んでた学科の3人と話が進み
なぜか高校の部活でサッカーに追われ頑張っている形で日常を送っていた


そこである一人の女の子が登場した。


学科成績下位3位は補習を受けること
そして俺とその子がその下位3位に勉強を教えることその2つをとある女の子が4人でいるところに伝えてくれるところから物語が始まった

その子の名前は覚えていないが
そこからはその子と一対一で話すことで夢が進んでいった

その子は

決して真面目でも美人でもなかった
分かりやすく言うなら
大学一年生によくいそうなタイプであることは確かだった

優しくて控えめで
でも楽しそうなグループは気になってしまい化粧もはじめたばかりのような
少し周りの目を気にしてしまう子だった


「ドくんと〇〇たちっていつも一緒にいるよね。」

と言われた

いつもの俺ら4人は周りから見ても仲がよく
外からは入っていけない様に見えていたらしい

そして
台詞は明確に覚えていないが
俺ら4人は周りから見てモテるし恋人全員いそうで
イケイケだからグループ内でもつきあってるんじゃないの?
みたいなことを言われた

俺はその子に

一人は一年の5月から4年間学科の子と今も付き合っていると伝え

一人は部活と学科が一緒の子と2年の頃から今も付き合ってると伝え
(もしかしたら、時系列は4年生を終えた今だったのかもしれない)

一人は彼氏が途切れてるとこを見たことないと伝えた


そして
俺たちはそもそもお互いの恋愛に興味がないから正確には知らないし知るつもりもない

いい意味でも悪い意味でもお互いに興味ないんだよ

と伝えた

「ドくんは?」

と聞かれた


4年間いないよ。と伝えた。

「大学最初の頃に付き合った人がいたけど一ヶ月で別れたし
そこからも恋はしたけど全部実らなかったんだ」と半分自傷気味で笑いながら伝えた


「そうなんだ」と

たぶんその子は嬉しそうに言っていた

だって俺の夢だから


きっとその子は俺に気があると思っていた

でも

俺はその子はパッとしないし好みじゃないから
バイト先の高校生を見るように 相手にしてなかった
心は4年生でその子を1年生の子として見ていたからかもしれない


でもその夢の中ずっと

その子の献身さや優しさが忘れられなかった

その子は俺と同じ目線で話してくれた

それくらい近くにいてくれた


安定を求めてしまう俺の好みは
出会ってすぐ手に入るようなものではないことは分かっていた

俺の好みの行動や仕草を出会ってすぐする子は
ただ礼儀がなくて距離が近すぎるだけであることも分かっていた
だから自分の好みのフィルターを通して見る世界は実にくだらないことにも気付いていた


きっと好きだったんだな


そのことに気付けたから

その子と一緒にいる時の自分が好きだったから

気を使わなくていい会話

同じ目線で会話をしてくれる関係性

目は合わないが 向こうからも会話を続けようとして 話題を振ってくれていた

好意の矢印が素直にこっちを向いてくれていた

駆け引きなんていらない

不器用でも伝えようと 話そうとしてくれるその姿勢に自分と似た姿が見えていた


きっと現実で出会うことはないし

今日会えた君と夢で逢うこともない

心に穴が空いている

そこに虚しさが今も残っている


でも確かに存在した

心にいてくれた

だからこそ思う

また夢で逢えたらいいな


いつかはこの記憶も薄れていって

今抱いてるこの感情もなくなっていくんだろうけど

今抱いていてるこの感情を大切にしたい

いつか枯れて片付けるのがめんどくさいな なんて考えず

今この瞬間きれいな花束みたいな夢を大切にしたいと思いながら


今日も坂元裕二に憧れている

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