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「仕事しやすくなりました」シャッフル 1on1 のススメ

ファームノートで先ほど実施したシャッフル 1on1 が仕事をしやすくなったと評判でしたのでそのシェアをします。

シャッフル 1on1 とは

1on1 とはコーチングなどを目的として上司と部下が実施する定期的な 1 対 1 のミーティングのことです。詳しくはこちらを参照してください。

もともと部署内ではマネージャーとメンバーが 1on1 をしていたのですが、それとは異なり部署や勤務地関係なくランダムに生成した組み合わせでやる、というのが大きな違いです。

目的も本来の 1on1 とは異なり、コミュニケーションを増やすことを第一義としています。実施した際の目的をそのまま引用します。

- メンバー間の相互理解が深まることにより、会社のValueとするConnectedな関係を体現する見本となる。
- お互いの理解が深まることで、多くの挑戦や困難を乗り越えるチームとして動けるようになる。
 - お互いの思っていることを吐露し、真に信頼し合える関係を目指す。

実施した背景

当時は部署内でのやりとりはけっこうあったものの、部署をまたぐとどういう仕事をやっているのかわからない、という課題がありました。また、 Value のひとつである Connected を実現するにあたって、より効果的な施策が求められていた時期でした。

そこで事業統括の下村が発案したのがシャッフル 1on1 です。

反響

実施後にアンケートをとってみたところ好評であったことがわかりました。

また、いただいた感想のうちポジティブなものをざっと挙げると…、

- 関わりが薄い方とコミュニケーションがとれた
- どんな方か知ることができた
- 仕事しやすくなった
- 一次情報にふれることができた
- 悩みの相談ができた

となりました。

実施後に定期的に相談の時間を設けるなどその後の発展もあったことを聞いていますので効果は抜群だったと判断しています。個人的にも隣接する部署の仕事がわかり前工程・後工程を意識できるようになりましたし、直接かかわらない方の活躍を Slack で見かけて嬉しくなったりと、以前より仕事がやりやすくなったと感じています。

反対にネガティブな意見としては次があったのですが、これは組み合わせ作成担当の私が適切なアルゴリズムを組めなかったからです。

- 相手に普段からやり取りしている方が多かった

ここは現在改良したものを次に公開しています。

細かいルール

リモートでやるのでテレビ会議システムのようなものが必要です。ファームノートの場合は普段から Zoom を使用しているのでこれは特に問題なくクリアできました。 Zoom は安定していて会話に集中できるのでとてもよいですよ。

さて 1 度やってみたところ、いろいろ改善点が見つかったので、次の条件でやるとよいことがわかりました。

- 隔週実施
- 曜日・時間は実施者同士で合意
- 2 回リスケしたらその回は終了
- 時間は 1 回 40 分
- 早めに切り上げることは禁止
- 議事録の作成は任意
- 本人や個人に対する悪口・揶揄・誹謗中傷は禁止
- ただし問題だと思っていることは改善案とともに指摘
- プライベートの話になっても OK
- ただし話したくないことは話さなくて OK
- お互いの仕事の状況などを知る話は良いが、個別の案件依頼や業務相談は禁止
- 会議室の取り合いになるので、近隣の喫茶店等での実施も OK
- お店を利用した際は領収書をもらうこと
- 週に 1 回、主催者が実施されているかどうか確認

オススメです

まだ 1 回やっただけなのでまだまだ話せていない方も多いはずなのですが、如実に効果があがりました。ぜひみなさんの組織でも実施してみることをオススメします。

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