昨年は、友人に誘われて、「会津若松氏鶴ヶ城ハーフマラソン」を完走しました。
もちろんしっかり練習しましたが、16年前陸上自衛隊時代に「静岡駿府（すんぷ）マラソン10キロの部」以来のランニング大会でした。
２時間40分の制限時間の中、2時間35分ギリギリゴールできました。
まわりの景色を写真に撮ったり、余裕ぶっていたら「まだ間に合うよ」と沿道から声をかけられ、スマホをしまい、ギアを入れました。
なんとか時間内に間に合いました。

ブラインドマラソンの方もいらっしゃり、見えても大変なのにすばらしいです。

スタートから列の後半に近く、参加者も１万6千人と多く、３キロ地点まで前の人を追い抜けませんでした。１５キロ地点くらいから人がばらけてきて、見晴らしもよくなります。

土浦の駅近くからスタートするのですが、霞ヶ浦までアップダウンがありました。霞ヶ浦からスタート地点まで戻るときは、割と平坦なコースでした。


「歩く人の気が知れない」と思っていましたし、横を「歩くより走る方が楽だよね」と言いながら走っていく二人組。
そんなことはわかっとる！　けれど、足が上がらないんです。
２１キロ地点から29キロ地点までは歩きました。
本当は走りたかったのですが、足がいうことを聞きませんでした。
そんなとき、後ろから大会主催者の6時間のペースランナーの方が近づいてきました。
「いやだ！失格したくない。6時間は超えたくない」と奮起して走り始めました。
ところが、再び6時間のペースランナーに追いつかれ、「また会いましたね。付いて来てください」
とき既に遅し。もう付いていく気力がありません。
６時間のペースには追い付けないものの、30キロ地点からゴール地点までは、なんとか走り切ることができました。
がんばりましたオレ！

給水ポイントもたくさんありましたし、ボランティアの方にそれぞれ別の場所で２回か３回ふくらはぎにエアサロンパスを吹きかけてもらいました。
おかげさまで、リカバリー（快復）することができました。
お水、スポーツドリンク、アメ、チョコ、バナナ、焼き芋、お汁粉など大会スポンサーの方、ボランティアの方にはお世話になりました。
ボランティアの方にも、アメやチョコ、梅干し、氷をいただき、おかげさまで快適に走ることができました。
お汁粉が意外とさらっとしていて、飲みやすく、おいしかったです😋
仮設トイレも多くて助かりました。
吹奏楽や和太鼓、チンドン屋さん、水戸納豆の踊りなど目に耳に楽しかったです。

およそ200m置きに大会職員の方が立っていて、救護の自転車、車が走っていて、走れなくなった方を車に乗せていました。
驚いたのが「医師」のゼッケンをつけて走っていらっしゃる大会職員の方には頭が下がります。結構年配の方でした。
ゴミ拾いをしながら走る職員の方もいらっしゃりすばらしいです。

職員ではないのですが、最後尾から動画を撮りながら追い上げていく方がいらっしゃり、強靭な体力に驚かされます。

大会終了後は歩くのがやっとでした。
当日は思いませんでしたが、きつい靴だったせいか、２日後くらいに足の指先が痛くなりました。もうよくなりました。
かんかん照りではありませんでしたが、顔や手、ふくらはぎが日に焼けて、特に翌日に肌に痛みも出ました。１週間経つと痛みも引きました。

２１キロ地点で歩いたときは「もうゴールできないかもしれない」と思いましたが、6時間9分で無事完走することができました❣
6時間で大会の終了を伝える号砲が鳴りましたが、あきらめずにゴールできました。
ゴール手前の沿道から「最後くらい走った方が、カッコいいぞ」と声をかけられ、走り切ることができました。
最初数キロでは声援を受けても余裕がありましたが、しんどくなってくると
、沿道からの声援で持ち直すことができました。

大会１カ月前は、自分で24キロ走って、距離の感覚をつかんだつもりでしたが、天候や前日もう少し早く寝ればよかったな、と悔やまれます。
次回は歩くことなく全行程走るぞ❣

「初挑戦の方は完走したら、自己ベストですよ」というアナウンスがありました。ケガもなく走れて、まさに楽しい初マラソンでした☺

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