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【Gapyear体験記#1】 ナヤー友里佳さん

名前 ナヤー友里佳
年齢 19歳
期間 18歳高校卒業後から現在もギャップイヤー中
滞在国・地域 日本、デンマーク、ベルギー、イタリア

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ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?

もともと高校卒業後の進路は、マレーシアの大学への正規留学でした。そんな中コロナ渦になってしまい、ステイホームをせざるを得ない状況になりました。その間にたまたまデンマークのフォルケホイスコーレという学校を見つけ、惹かれてしまい、大学ではなくギャップイヤー中にデンマークに行こう!と進路変更したんです。なので私の場合はコロナがなければギャップイヤーという選択肢すら知らないままマレーシアに留学していたと思います。また他の理由として、オンライン授業に高い学費を払って4年間留学することが今本当に必要なことではないと判断したからです。どうしても大学で学びたいことがあったわけでもなかったのと、人とは違うことに興味があったこともあり、自分だけの道を0から作るギャップイヤーの方が今の自分にとってピッタリな選択だと思いました。

ギャップイヤー中には具体的にどんな活動をしていますか?

ステイホーム中は、マレーシア留学のために必要なIELTSの勉強と、あとはオンラインイベントにとにかく参加しまくってました。起業家や社会人の方々のお話を聞くセミナーや、SDGsについてのディスカッション、英語での国際交流イベントなど、ほぼ毎日新しい人と出会って話していたと思います。また、内閣府主催の「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」にも日本代表青年として参加しました。この約9か月は、バイト以外ほぼ外に出ない引きこもり生活だったのですが、家の中でひっそりパソコン一台で視野を広げてました(笑)

そんな中、北欧独自の成人教育機関フォルケホイスコーレを見つけ、進路変更をし、2020年12月末にデンマークへ。全寮制で、試験や成績が一切なく、「民主主義を学ぶ学校」や「人生について考える学校」と言われるフォルケホイスコーレで、13か国から集まった仲間たちと半年間過ごしました。

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↑ デンマークのフォルケホイスコーレでの1day trip.

学校のセメスター終了後は、そこで出会った友達の家に泊まらせてもらいながらデンマークとベルギーを約1か月間旅行しました。フランスとオランダにもそれぞれ2泊3日で滞在したりもしました。そのあとは一人での新たなチャレンジとして、イタリアでホームステイボランティアを3週間やりました。ワークアウェイというサイトからヨーロッパでできるホームステイボランティアを探し、私は高校生の娘さんの日本語学習の手伝いをしました。友達との旅行とワークアウェイの期間では、現地の暮らしを実際に体験できたので、ホテルに滞在する旅行よりもより一層学びのある貴重な経験ができたと思います。そしてつい最近7か月半のヨーロッパ生活を終え日本に帰国しました。

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↑ イタリアのWorkawayで出会ったホストファミリー

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↑ デンマーク旅行中の1枚

ギャップイヤーを経験してよかったと思うことやメリットがあれば教えて下さい。

メリットしか思いつきません(笑)
周りに同じような選択をしている人がいないので、将来が不安になったりすることももちろんありますが、決断力が付いたり、自己肯定や前向きな考えができるようになったことはギャップイヤーならではなのかなと思います。ギャップイヤー中は自分自身が一番の味方である必要があるので、日々の選択に責任を持って行動し、それを自分で肯定してあげるようにしています。例えば大学に入学すると、4年間はやることが決まっていますが、ギャップイヤーの場合そのような保証されている道がないので、自然と決断力が付きましたね。どこに向かうか、大変そうな坂道にするのか、といったようにすべて自分で考え0から新しいより道を作る感覚です。今ではこのワクワク感が大好きになってます(笑)

これからギャップイヤー中に学びたいことや目標はありますか?

日本に帰国したばかりで、これからやることはいつも通り未定です(笑)地方の田舎に住んでいるのと、コロナがまた悪化していることもあるので、しばらくは実家に住んでどこか働ける場所を探そうと思っています。あとは、1年前みたいにステイホームでもオンラインでできることをフルで挑戦したいと思っています。1番フォーカスしたいのはこのギャップイヤーを広める活動をもっと大きくすることです。今はオンライン上でできる活動を主に準備していますが、いつかはオフラインで日本中のギャップイヤー関係の人々が集まるイベントなども開催してみたいですし、やってみたいことが沢山あってワクワクしています!

ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ステイホーム期間、孤独や将来への不安を感じていた私は”ギャップイヤー”とひたすらネットで検索をかけて経験者を探していました。そうやっているうちに、もっと広めたい!みんなが支えあえる場があればいいんじゃないかと思い、人を集め、この活動を始めました。ギャップイヤー経験者はみんなとっても変わっていて面白くてユニークな人生を送っている人ばかりなので、これからいろんなライフストーリーを掲載して読んでくれた人の背中を押せるようなwebメディアにしていきたいです!ギャップイヤーについてなど、何か相談や質問などがあればぜひ気軽に連絡してください!

⭐️ゆりかさんの連絡先→インスタグラム

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↑ ベルギーの世界遺産のGrand Palaceでの一枚

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日本ギャップイヤー協会とは

”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!

質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!


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