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【Gapyear体験記#9】 瀬古しずかさん

名前 瀬古しずか
年齢 20歳 
期間 2020年3月〜2020年12月
滞在国 日本

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現在の活動(職業や学業)

スコットランドの​​​​​セントアンドリュース大学で現在は、心理学、生物学、人類学を学んでいます。

ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?

ギャップイヤーを自ら取ったというわけではなく、海外の大学に入学する予定だったのと、コロナのため渡航できなかったことから、気づいたらギャップイヤーを取っていました。

ギャップイヤー中には具体的にどんな活動をしていましたか?

ギャップイヤーではない時には、できないことをしようと思い、特にバイトに力を入れていました。自分でお金の感覚、価値観を確かめたかったからです。今まで、両親に頼りっきりだったので、自分でお金を稼ぐ経験をしたかったんです。バイトは塾の講師やオンラインの英語教師、家庭教師、通訳の仕事をしました。また、朝起きるのが苦手だったので、コンビニで早朝にバイトもしました。コンビニでは想像以上に学ぶことあり、言葉の使い方や他者との関わり方を学びました。さらには動画を作ってユーチューブに投稿もしていました。また、今までしなかった、できなかったこと、いろんなことに手を出して、経験するようにしました。高校生の時にはあまり話さなかった友達を誘いお話をしたり、フランス語の学習をはじめました。さらに、家族とたくさんの時間を過ごすことができて、家族のありがたみを実感し、「なんで海外の大学に行くのだろう。」、「なんで勉強するのだろう。」といったことに対してゆっくり考え直す時間を作ることもできました。

ギャップイヤー中の経験が、今の生活(仕事や活動等)にどのように活きていますか?

ギャップイヤー中に母親と長い時間を過ごし、母の仕事姿をみたことで、こんなに頑張って働いてくれてたんだな〜と感じたことは、今スコットランドで頑張っていない自分がいる時の励みになっています。ギャップイヤーで母と過ごす時間がなかったらこの感情がなかったし、母親が背負ってる苦労を感じることができていなかったです。もちろんそれが、自分へのプレッシャーにもなっていますが、それがないと前には進めなかったと思います。この経験が今、自分がスコットランドで頑張れる原点になっています。

ギャップイヤーを経験してよかったと思うことやメリットがあれば教えて下さい。

自分に費やせる時間が目に見えて増えることで、自分に向き合えていなかった人や今まで自分を大切にできていなかった人は自分を見直せる時間を持てると思います。さらに、人は、学校では社会に溶け込むために、自分を偽ったりする面があると思います。ですが、ギャップイヤー中は自分ひとり、かつ家族がいて、素の自分いることができるので、今まで見えてなかった自分の好きな面や嫌いな面を見つけられることもギャップイヤーのいい所だと思います。私自身はギャップイヤーを取ることに対して遅れてると感じることはなかったですが、周りとは違う選択をすることは、メンタル面でも強くなることが出来ると思います。


ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。

私は、みんなの進路の選択肢の一つとしてギャップイヤーを取ることがあったらいいなと思います。ギャップイヤーという概念がぼんやりしているから、その間に、起業など、大きなことをしないといけない、などの決まったマニュアルはないので、その時間を自分の好きなように使えばいいと思います。ギャップイヤーをとって直接大学に行かないことで、海外の大学に視野を向けることもできると思います。ギャップイヤーを取りたいと思うなら、絶対に迷わず、恐れずにとって欲しいです。


⭐️しずかさんの連絡先→インスタグラム

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日本ギャップイヤー協会とは

”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!

質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!

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