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一部の旧Jファンは何か勘違いしてませんか?

SixTONESとの契約更新を見送ったReebok Japan、(STARTOへ移籍予定と思われる)スマイルアップ所属タレントの新規契約見送りを継続するとしたテレ東。

この2社の判断に対し、反発している旧Jファンが意外とたくさんいてビックリ。
この2社の判断理由、ちゃんと聞きました?
記事に載ってますけど、ちゃんと読みました?

どうも、「契約見送り」というタイトルだけ見て条件反射で両社を批判してるように見えます。

「スマイルアップ所属のタレントは無条件にアウト、辞めたらOK」という意味不明な基準でスマイルアップタレントを排除してるNHKとは違い、Reebok Japanとテレ東の社長は、会社の信用問題という観点からからかなり核心を突いた発言をされてると思うのですが。

信用のおけない会社とは取引できないというのは、企業にとって当たり前の判断です。


一つ目の記事
Reebok Japan社長がXにて
「SE社がSMILE-UP.社(以下SU社)から引き継ぐ権利や資産、各タレントとの契約など、《我々は今まで何も聞かされていなく、今後もちゃんと開示する予定は無いと聞いています》と指摘し、《ちゃんと情報開示をして欲しい》と提言した」

二つ目の記事
「13日にはSTARTO社へ伝えたい内容を3つの見出しつきで投稿。非常に長い文章だが要約すると、
1.STARTO社の実態やお金の流れが全くわからないから情報開示をして欲しい
2.契約内容の話し合いをしたがタレント自身の意向を反映しているとは思えなかった
3.とにかく対話がしたい。当初STARTO社に就任予定だった東山紀之社長(57)は昨年応じてくれた。しかし、福田氏が就任して3か月以上経っても対話が実現できていない  
ということだった。  

芸能プロ関係者は話す。
「SixTONESのCMキャラクター契約延長を望んでいるというリーボック社とSTARTO社の交渉が、上手くいっていないことが伝ってきますよね。スポンサー企業の社長が公にここまで言うこと自体、普通ではないですよね。そして実際、STARTO社は、旧ジャニーズからの移行が順調とは言い難く、現在進行形で混乱している状況にあると聞こえてきています。STARTO社はタレントのマネジメント業務を主に請け負っていくわけですが、タレントやスタッフに加えて、各種事業の“移行”もあるわけですからね。やはり簡単なことではないですよね」

三つ目の記事
テレ東社長の発言
新会社の資本関係や権利問題などの点で「まだ明確でない点が多い」と指摘。「旧ジャニーズ事務所さんが持っているIP(知的財産)がどういう形になるのか、新会社のSMILE-UP.、STARTO社の資本関係も含めてまだちょっと分からないところが結構ありますので、これからだと思う」


お二方とも至極真っ当な事をおっしゃってると思います。

コメント欄には、旧Jファンと思われる方の「権利関係などをなぜ他社に説明しないといけないのか、余計なお世話」という主旨のものがありましたが、全然余計なお世話じゃないですね。

スマイルアップ側も、STARTOの福田社長も「STARTOはスマイルアップとは関係のない別会社」と強弁してました。

本当に関係のない別会社なら、なぜスマイルアップの知的財産をSTARTOに独占的にスライドさせるのか。
まずそこを説明して欲しいと思うのは当然の事です。

更に、その知的財産の移管に関して、STARTOは適正な価格で買い取ってるのか、その資金はどこから出ているのか。

まさか、相当な資産価値のあるものをタダで譲り渡したりはしてないですよね?
もしそうなら、STARTO社は事実上スマイルアップ傘下の企業という事になります。

それじゃ、単なるスマイルアップ2号店じゃん。

スマイルアップの資本を入れてない別会社という詭弁は成り立たなくなりますよね。


そもそも、新会社を立ち上げたのは、所属タレントがスマイルアップに在籍してる事を理由に仕事を次々と奪われている事への対策として、「タレントをスマイルアップから切り離す」ためだったはずです。

半年近く、新会社への移行手続きでモタついた挙句、結局移籍先のSTARTOはスマイルアップの資産とエンタメ事業を丸々受け継いだスマイルアップ2号店でした、という結果では、しかもその事実を隠して「無関係の別会社です!」と言い張ってる状況では、関係先の企業はタレントを使いたくても使えません。

だから、STARTOがスマイルアップとは無関係の別会社だと言うなら、資本や知的財産の移行について、ちゃんと情報開示してくれ、開示してくれないと本当に「無関係の別会社」という言葉を信じていいのか我々第三者には判断しようがない、という事を、Reebok Japanもテレ東も言ってるんだと思います。

これは企業間の取引の問題で、信用問題なんですよね。

お金の流れ、知的財産の移行の状況など、企業の信用に関わる事を明かさない、取引先から求められても「開示しない」と答えてしまう、そんな会社と積極的に取引する企業はありません。

一般社会ではごくごく当たり前のことです。


STARTO社は、おそらくそれが分かっていない。
いや、もしかしたら、分かってはいるけど、それでも開示しない、と言うより出来ないんじゃないか。

開示してしまうと、おかしな事をやってるのがバレてしまうから。それを指摘されてしまうから。
もしかしたら一部の方が指摘しているように、STARTOが、スマイルアップの社長と株主がお人好し(と言うより世間知らずで愚か)なのを良いことに、この機に乗じてスマイルアップのエンタメ資産を丸ごと乗っ取ろうとしているのがバレてしまうから?
(現に、福田社長が代表を務める「スピーディ」の事業欄には企業買収も載っているので、その経歴を買われてどこかの誰かからSTARTO社長に推された、というのはあり得なくはない話です)
そんな風に勘ぐってしまいます。


noteの記事で、どなたかが「旧Jや宝塚、自民党など絶大な権力を持っていた組織が次々と崩壊している、その原因は驕りである」というような事を書いてらっしゃいました。
スマイルアップとSTARTOが内々でゴソゴソ怪しい動きをしている現状を見ると、全くその通りだなと思います。

普通の企業が同じ事をやってたら、とてもじゃないけど社会の中でやってけない、そういう振る舞いを平気で出来る神経。
自分たちは特別なんだ、だから道理に合わない事も押し切れるんだ、何をやっても許されるんだ、という驕り。


スマイルアップと、どうやら実態はその2号店と思われる(と思わせておいて実はスマイルアップ乗っ取り組織かもしれない)STARTOは、未だにその驕りから抜け出せてないように見えます。


Reebok Japanとテレ東の社長は親切だと思いますよ。
普通は、具体的な事は言わずに言葉を濁したまま信用できない企業とは関係を断つものです。

契約出来ない、そのネックは何なのかを具体的に話してくれるという事は、出来るものなら契約したいと思ってくれてるから。
タレントさんたちのために、あえてSTARTO社の問題点を指摘してくれている。


それを分かってるファンの皆さんは両社に感謝してますよね。

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