牛のタンをフランスの肉屋で買ってさばいてみた

フランス留学中、ふと牛タンが食べたくなる瞬間がありました。

僕は焼き肉が大好きで、よく友人と行くのですが焼き肉の中でも特に牛タンが大好き。

残念ながら、ヨーロッパには焼き肉店はありません。
パリに日本人が経営してる焼き肉店があるようですが、アンジェからパリまではTGVで約2時間。しかも、その焼き肉店の情報を調べると、なかなかいいお値段。

さすがに、牛タンのためだけにそこまでする時間とお金はありませんでした。

そこで、そうだ!!自分で買って焼けばいいんだ!という発想になり、さっそく近くの大きなスーパーへ。

大きなスーパーには肉の専用コーナーがあります。

たいていの肉は日本のようにあらかじめ切られパック詰めされているのですが、何度探しても牛タンのようなものはなく・・・

しょうがないので店員さんに聞くことに。

すると、棚の端っこを指さされました。

みると、大きな牛タンが・・・

まさかの丸のまま売ってました。

さすがにこれじゃあ食べられないと思い、店員さんに切り分けてくれないかと交渉するも、できないということでどうしようか悩みました。

ちなみに、値段は1500円前後と牛タン丸々1個にしてはかなりお得です。

悩んだ挙句、牛タンを食べた意欲が勝り購入することに。

さっそく寮に戻り、共同キッチンで買ってきた牛タンを袋から出して広げてみると・・・・

この大きさ。

長いほうが牛のベロです。

ちなみに、牛のベロにはたくさんのボツボツがありました。

ネットを見ると、どうやらまずはこのボツボツをとるところから始めるようです。

残念ながら大きな包丁は持っておらず、リンゴの皮をむくときに使うような小さなナイフしかありませんでした。

しょうがないのでそれを使うもこれがなかなか大変。

ボツボツが非常に硬く、なかなか切れませんでした。

格闘すること1時間。
やっとボツボツを取り終わり、次のステップへ。

次はこれを切り分けます。

牛タンは部位ごとにいろいろと名称があるようで、先端をタン先、中央をタン中央、そして付け根の部分をタン元というようです。

タン先は硬いので、煮込んで柔らかくし、タンシチューなどに使われ、タン中央は焼き肉に、タン元は高級焼き肉に使われるようです。

この作業も悪戦苦闘しながらなんとかクリアし、ついに食べられる状態へ。

焼き肉のたれがあれば最高なのですが、フランスにそんなものはなく・・・

醤油をベースにしたたれを作りました。

付け合わせにはジャガイモを。

こんな感じになりました。

ただ、思っていたより柔らかくなく、おいしさもめっちゃうまーいってほどではなくて若干興ざめ。

それでも、初めて牛タンをさばいたことは本当にいい経験になりました。(グロテスクでしたが・・・)

<今回の表紙絵>

アンジェの音楽祭

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Papico

フランス留学記

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