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サムとパワーバランスの話

2020年8月にディズニープラスで配信決定しているMCU初のドラマ作品「ファルコン&ウィンターソルジャー」

ドラマとは言え全6話構成になる為、スケールは映画に引けを取らないとされている。6時間となるとビッグ3の3部作と同等だ。また、映画にも直接関わってくる。

キャプテン・アメリカ/シビルウォー(2016)では、バッキー・ビーンズとの共闘やコミカルなやり取りを見る限れば、自ずと楽しみにせざるを得ないが、今後のphase4の展開を考えると心配要素もある。パワーバランスだ。

これまでのMCUでは主に地球が舞台で、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)は群像劇として描かれた為、タイタンの戦いの宇宙組と、ワカンダ戦での地球組に上手く別れる事が出来た。アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)でのサノスとの最終決戦では、地球が最後の舞台でアベンジャーズとして戦闘に参加する事で力を発揮出来た。

今後エターナルズ(2020)ではMCUを宇宙や歴史を拡大し、ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(2021)ではマルチバースが拡大していく。舞台はもちろん、敵も更なる強敵を迎える事になるだろう。スーパーパワーを持たないサムは太刀打ちできるだろうか。

ウィンターソルジャーは超人血清でスーパーソルジャーになっている。また左腕はワカンダ製になった為、今後の活躍が期待できる。現在は洗脳による暴走を危惧し、ワカンダにて冷凍保存されている。

一方サムは、軍隊で鍛え、レッドウィング、さらにスティーブから盾を引き継いだが、スーパーパワーを持たない。パワーバランスを考えるに"キャプテン"の名を持つ上では不安要素だ。

海外のファンの中で、ある予想ではトニー・スタークがエンドゲームで"TheSnap"出来たのは、超人血清をすでに打っていたというのだ。ハルクの"TheBlip"は全宇宙の生命の半分を生き返らせるお願いだった為に、非常に強い力が働いた為、超人血清で誕生したハルクでさえ、右腕を丸焦げになる程負傷したが、トニーはサノス軍の消滅を目的とした為スーパーを持たずして成し遂げられたと考えられた。TheSnapに耐え得るスーツを製作していたという考察もあるが、これまでMCUでは何度も危険な目に遭いながらも11年ヒーローを全う出来たのは、超人血清を受けていたからだ。超人血清の製造法は、アースキン博士のみぞ知るが、技術提供していたハワード・スタークは知っていても些か知っていたのではないだろうか。その為に、トニーは超人並みにMCUの世界で何度も立ち上がる事が出来た。

エンドゲームでは、量子トンネルを利用し時空の行き来で出来る様になってしまった。チート過ぎるが、超人血清を過去に戻る事が可能だ。ストーンや、量子由来のヒーローになるより、現実味がある。
いかがだろうか。

来年2020年8月、フェーズ4の開幕作品「ブラックウィドウ 」のバトンを受け、エターナルズへの橋渡しとなるが、バディ映画バッキー&翼、熱い夏になりそうだが、ディズニープラスの日本サービス開始はいつになるのだろうか。

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