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いよいよ1級って•••
なんのことかと言いますとキャリアコンサルティング技能士1級のこと。とうとうここを目指すことになりました。
と言っても、直近の試験を受験するのではありませんで、しっかりと実績を積むための実践を積み重ねながら、実務経験(取り敢えずはあと1年半が必要)が満たされた段階でのチャレンジということです。
来春からは、なんとかキャリア支援に関連する場に身を置き、これまでの経験を色々と試しながら、さらに成長していきたいと考えています。

そんな中、キャリアコンサルティング技能士2級の受検から大変お世話になっている近長由紀子さん主催のグループ「キャリアック」にて、
  『キャリアコンサルティング技能士1級 面接基礎セミナー』
が満を持して開催されることになり、将来受検する立場として参加させていただき、この12月の第11回を受検する皆さん、そして1級ホルダーの皆さんと共に、学ばせていただきました。

ここで、そのセミナーの状況を少しだけご紹介させていただきます😄

🍁キャリアコンサルティング技能士1級面接基礎セミナーのプログラム

セミナーの構成は以下のとおりです。

 ✅チェックイン(今のお悩みなんですか?)
 ✅受検データ
 ✅試験実施概要
 ✅実技(面接)試験の評価区分
 ✅口頭試問のポイント
 ✅ロープレ30分のポイント
 ✅チェックアウト(課題の振り返り)

これだけのボリューミーな内容を2時間で学ぶのはとても忙しかったですけど、途中にブレイクアウトセッションが何度もあり、参加者の皆さんと共に分からないところなどを確認しながらの時間ですから楽しく学べます。

そして何と言っても同じ内容のセミナーを2回(今回は11月14日と15日)していただけるので、1回目で理解が深まらなくても、2日目も参加して計4時間の学びで、基本的なことはバッチリ理解できます😉

🍁受検者の皆さんのお悩みって?

今回受検する皆さんの殆どが初受検。なので、お悩みってのがそもそも何なのかがまだ分かっていないところがありますが、皆さんのお悩みはこんな感じでした。

■そもそもどんなもの? 手つかずで不安•••
■仲間づくり、スキルアップに活かしたい!
■問題の把握がずれると、目標設定もずれるので、そこを押さえたい!
■初受験。何ができるか?
■どういう試験? 国キャリ、2級との関係は?

まだまだ、どんなものかを知るところからというレベルですね。
でも、こんな感じの皆さんが2時間のセミナーを終える頃には、しっかりと全体概要を理解され、次に向かわれていくんですよね。
皆さん、すごいです😅

🍁試験の実施概要と評価区分

1級の試験が国キャリや2級技能士と決定的に異なるところは、相談を受ける対象者が「キャリアコンサルタント」であるということです。
これ凄くないですか。キャリコンの指導的立場としてキャリコンの相談を受ける形の実技試験なんですね。これ、かなり面白い。なんかワクワクする感じです。数ヶ月前にあった情報交換会でもこのワクワク感がありました。

改めて、実施概要について整理してみると•••

 ✅事例相談者への指導
  ・相談者であるキャリアコンサルタントの
   スキルUPが目的!
 ✅1分自己紹介
  ・専門領域と理論的な立場をしっかり示して
   相談開始!
 ✅事例指導の進め方
  ・進め方は自由!
  ・教育指導関係として「関係構築」ができる!
  ・育成目的だけに具体的な指導ができる!


次に、評価区分について整理しみると•••

 ✅基本的態度
  ・自分自身が指導者レベルの基本的態度で
   向き合えてる?
  ・自分のこと分かってる?自分と相手の感情を
   受容できている?
  ・キャリコンとしてあるべき姿を理解してる?
 ✅関係構築力
  ・育成効果が高まるような関係が取れてる?
  ・キャリこんを体系的に理解してる?
 ✅問題把握力
  ・目の前のキャリコンの力量や癖を客観的に
   分かってる?
  ・相手に聞き入れてもらえる問題の伝え方が
   出来てる?
 ✅具体的展開力
  ・効果的な指導が出来てます?
  ・言ってダメならやってみせてみた?

うん、試験の評価区分はこれまでと何だか同じです。
でも、ここで注意が必要なことは、ここでの相談者は事例相談者(キャリアコンサルタント)であり、この人に指導をする実技試験であること。
つまり、事例相談者が対応したその先にいる相談者の相談を解決するのではなく、目の前の事例相談者が失敗した面談の問題を整理し、事例相談者の次の面談が上手くいくように指導しなければならない、ということなんです。

うーん、1級を目指すとか一丁前のことをほざいてしまいましたけど、果たして私がキャリコンを指導する立場なんかになれるのでしょうかね😅

🍁口頭試問の10分間を楽しみたい

ここがまたこれまでの試験とは違うんですね。何と、どんな質問が飛んでくるのか、実際に試験を受けてみないと分からんのだそうです😭

そんな中でも、まあ、こんなポイントを押さえておけば良いということでいくつか紹介していただきました。こんな感じです。

 ✅出来たところ、改善したいところは?
  ・意図、アクション、結果で。根拠もね。
 ✅事例相談者の訴えていた問題
  あなたが捉えた問題は?
  ・相手の問題は面談記録がある。
   その存在に感謝すること。
  ・目の前のキャリコンの問題を見るのよ
 ✅指導の目標設定は?
  ・事例相談者が上達するための目標設定を!
 ✅その目標を事例相談者とどんな風に共有した?
  ・30分の中でやってないと答えれません。
  ・同意もとっとかないかんばい!
 ✅どんな指導方策を立てた?
  実施できなかった方策は?
  ・同意してもらい具体的に何か指導をします!
 ✅面談を振り返って、あなたの気づきは?
  ・自分がまだまだ出来とらんことって?
 ✅自分に足らないスキルは?
  どんな自己研鑽する?
  ・資格を取ってからスタート。
   キャリコン名乗っている間は愚直に学ぶ。
   普段からやっている姿勢をみせましょう!

これらがどんな風に聞かれるのか、正直分からないとのことですけど•••

そう、要はこういうこと。
口頭試問って、
  試験管が「先輩の1級キャリコン」
  そして私も「1級キャリコン」
  そんな二人で、いまの面談どうだった?って
  お互いで振り返りをしている一幕

って、感じなんじゃないかな?と私は思いました。そんなイメージで試験受けれると何だか口頭試問も楽しめる。でもそんな感じが合格への近道のように思えて仕方ありません😉

🍁ロープレは30分の長丁場だ

最後にロープレの進め方です。
何とココも進め方は自由って、一体、どげんなっとうとですか!?

流れとしての大きな展開としては、
  1️⃣コンサルの問題を把握
      ⏬(合意)
  2️⃣上手くなるための目標設定
      ⏬(合意)
  3️⃣上手くなるための指導の実行
       (合意)
ということです。これをシステマティックアプローチの展開に落としていくと、国キャリや2級技能士と展開は同じようなんだけど、何となく違うのでですよね。ここは練習で感覚を掴むしかないかな?

30分の展開としては•••

 ✅最初の自己紹介
 ✅来談目的は相手が作った記録を見ながら
  一緒に確認できる
 ✅経験の再現をメモに取れる
  (A4の紙2枚が提供される)
 ✅自分のコンサルの仕組みで問題を伝えます
 ✅目標の設定
 ✅指導の実施
 ✅面談の振り返り

とにかくこの30分は、「事例相談者にコンサルティングが上手くなってもらいたい」というその一心で、自分自身も自己一致しながら、誠実に、目の前の相談者に関わるということが大切である、ということですね。

🍁今回のセミナーを受講して

参加者の皆さんから、こんなお声の振り返りがありました。

 ■面接は論述と同じですね。
 ■自分のスタイルで進みたい。
 ■全体が見えてきた。あとは自分でこなします!
 ■やっと知った感じ。
 ■イメージは出来た。あとは自己紹介が課題
 ■今回の試験、受けてみたかった!(私)

本当に2時間の学びで、皆さん、何かを掴んでおられました。
あと試験まで1ヶ月を切っています。受検の皆さま、残り時間を上手く乗り切って、最高の状態で試験に臨んでもらいたいものです。

そして、私。
試験まであと1年1ヶ月か2年1ヶ月です。
しっかりと1級受検に自信を持って望めるような経歴を積み上げること。
そして何より、キャリコンとしての愚直な学びを継続しておくこと。

これを実践することで、きっと合格の道が私にもあるのだろうと思っています。

さあ、楽しみながら取り組んでいきたいと思います😊


고맙습니다〜😊 
 じゃれっと・きむ🍀


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