【美容ネタ】ココナッツオイルは美容にいいのか?

こんにちは。ジャスミンです。
”今更かよ”感ありますが、最近ココナッツオイルに改めてハマっております。
というのも、オーストラリア在住の友人がココナッツオイルで美肌を手に入れたとのことで、完全に影響を受けたというだけなんですが。
あのオーストラリア出身のモデル、ミランダ・カーさんも愛用してるっていうし、これは試す価値ありなのでは?

でもココナッツオイルいいよって言われても一体どういいのか、どう使うのがいいのか、敏感肌の私のはやや不安もあるので検証・実験してみました。

ココナッツオイルで美白になれる説。

先日そのオーストラリア在住の友人(※日本人)と電話をしていたときのこと。
彼女が「肌も髪もココナッツオイルでケアしている」と、言ってきたんです。なにそれおしゃれ、と。
しかもそれで「美白になれた」と。
シェアメイトに「肌が白くなった」と言われたと。
全身のケアがココナッツオイルひとつで出来てしまうとは、コスパの面でも気になりました。

ココナッツオイルはざっくり2タイプ。

ココナッツオイルと言っても、精製されたものやナチュラルなものなど様々。簡単に分けると
・ココナッツオイル(精製済)
・バージンココナッツオイル(無精製)
に分かれます。
一般的に栄養価が高いと言われているのはバージンココナッツオイルだそうです。
ココナッツオイル (精製されたもの)はココナッツ特有の匂いも軽減されているので、匂いが苦手な人は無理してバージンタイプを選ばなくってもいい気がしします。
ここではもうめんどくさいのでココナッツオイルと呼びますね。

ココナッツオイルの成分。

そもそも、「油」と呼ばれるものには「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。簡単に言うと飽和脂肪酸は固まりやすくて太りやすい油、不飽和脂肪酸は固まりにくく太りにくい油、とされています。じゃあココナッツオイルは?と言うと、なんと「飽和脂肪酸(太りやすいほう)」なんだそう。え?と思ったんですが、これからがココナッツオイルの本気です。

【食べる場合】

燃えやすい油で、脂肪の燃焼効率をあげる。 

ココナッツオイルは、実はその殆どが中鎖脂肪酸という成分でできています。
この中鎖脂肪酸というものは、他の油と違い消化器官を回らずに直接肝臓に運ばれて燃焼されるそうです。

長鎖脂肪酸の約10倍のスピードで燃焼されるので、脂肪として体に蓄積されにくいという特徴を持ちます。
イメージでいうと、直接焼却炉に放り込まれる新聞紙みたいな感じです。湿気たりもしないのでよく燃えます。火種になるので他の燃えくすぶっていた残りゴミもちょっと燃やす、そんな感じです。
さっき固まりやすいって言うたやんって思いますが、例外みたいです。
つまり、食用にする場合はココナッツオイルは燃焼潤滑剤みたいになってくれるっていうこと。だからダイエットに効果的って言われているんですね。


【体に塗る場合】

飽和脂肪酸が、肌に負担なくなじむ。

このココナッツオイルの成分、飽和脂肪酸が、カラダに塗るときにも重要な役割を果たします。
飽和脂肪酸は人の皮脂の成分に近く、肌表面に塗布した際の吸収率がよく負荷をかけにくいんです。
なのでクレンジングなどの肌に負担がかかりがちなものも負担が少なく、また、化粧水や美容液のブースターとして使用できるんだとか。

抗菌作用・保湿作用

ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」という成分には抗菌作用があり、ニキビやヘルペスなどの菌由来の肌トラブルも防いでくれるんだとか。抗菌殺菌成分があるものって、アルコールを含むものが多く炎症を起こした肌に刺激が強いこともありますが、天然成分なので敏感肌の人も嬉しい限り。
更にオイルの保湿作用で乾燥も防いでくれます。

紫外線を防ぐ効果も!

これは意外だったんですが、ココナッツオイルには紫外線を防ぐ効果もあるんだそう。2~3割のUVカット効果があるとのことなので、夏の外出時などは頼りないですが普段の生活の中で使う癖がついていたらかなり差がつくと思います。

紫外線は肌のシミだけでなく、たるみやしわなどの原因になるので極力避けていきたいものです!

気になる美白効果は?

気になる美白ですが、ココナッツオイルに含まれるビタミンEが美白に効果的だそう。これはビタミンEの抗酸化作用で細胞の老化の原因となる活性酸素を除去してくれ、くすみやシミの予防に役立つのだとか。
現に私は、肘の黒ずみが気になっていたので肘に使っていましたが、1週間くらいでカサカサしなくなり、徐々に肌のトーンも上がりました!!

でも、デメリットもある。

以上のように、いいとこしかないように見えるココナッツオイルですが
私の個人的な使用感というか、トラブルも書いておきますね。

①空腹時に摂取したら胃痛と腹痛に襲われた
これは、調べてみたらたまに報告されていたんですが脂肪酸に胃腸が刺激されてしまったようです。
空腹時にココナッツオイルを入れたコーヒーを飲んでちょっとしたら顔面蒼白、胃が痛いなぁと思っていたら吐き気と腹痛に襲われました。笑
元々胃が弱いのもあるので、心当たりのある方はちょっとだけ気を付けてください。笑

②適当にオイルをぺたぺたしていたら肌が荒れた
元々肌荒れはしていなかった私ですが、ココナッツオイルを塗るようになって、最初こそ絶好調だった肌がすごい勢いで荒れました。私の肌には栄養過多だったのか、、。
感覚としては、天然成分なので酸化防止剤などがなく、毎日の洗顔で落としきれていなかった油分が酸化して荒れた感じでした。
洗顔を徹底したらすぐ治ったので、もし同じトラブルになった方は皮脂の多いところは避けて、日ごとしっかりオイルは落としきることをお勧めします!

結論、使い方に気を付けたり、パッチテストなどでちゃんと安全に使用すれば効果的に使えることが分かったココナッツオイル。
もう少し緩く使い続けてみて効果を見ていこうかと思います!


元ネイリスト、美容ライター。兼Web製作現場で働くクリエイター。30歳を超え、美容とWeb業界に全力を投入すべく、日々研究&模索中。