存在の意味を神に問う

京都2-1 2016-08-12 京都編、その4。この日は最初に東山近辺に行きまして。
画像2 ↑の写真は六波羅蜜寺。清水寺に向かってのびる清水道沿いにあります。教科書でおなじみ、空也上人像や平清盛座像などがあるおもしろいお寺です。その向かいの六道珍皇寺はお祭り準備のため、小野篁ゆかりの井戸は遠目から見ました。この井戸を使って、あの世とこの世を行ったり来たりしたという伝説があります。清水寺から二年坂三年坂を経由し、石塀小路を通りながら祇園へ抜けました。
画像3 石塀小路、誰もいない・・・・。にぎやかな祇園からちょっとだけ奥に入っただけなのに、とっても静かです。 ここから南禅寺へ向かいました。 大人の足なら、八坂神社から円山公園を抜け、知恩院経由で南禅寺に出る徒歩のルートも楽しいのですが、この暑さと子どもの足を考え、バスで行くことにしました。 が、↑のマンガにもあるように、南禅寺はバスの便がよくないのです。 日中の一番熱い時間帯にふらふら歩く羽目に。バスで来たのに結局すごく歩いてるじゃん・・・・。
画像4 南禅寺の三門から京都市内を眺めました。 三門は上に登ることができます。大泥棒・石川五右衛門がここから見た景色を「絶景かな絶景かな」と語る歌舞伎『楼門五三桐』でおなじみの門です。みんな裏側の日陰に座って涼んでいました。どの見学者もだる~んとくつろいでて「みんなの南禅寺」という感じ。 景色もいいし、ほんと絶景♪
画像5 南禅寺の境内には琵琶湖疎水のインクライン(舟運ルートの一部となる鉄道)があります。琵琶湖疎水は明治時代の水道インフラです。京都の水不足を解消するために琵琶湖の水を京都に運ぶことになりました。琵琶湖疎水は水道のみならず、電力、舟運などに利用されました。 この大工事の元となった構想は、 プロジェクトのキーマン・主任技術者の田辺朔郎の卒業論文でした。 卒業論文のレベルかこれが!!!!!! 明治の英才、おそるべし。京都編、次回も続きます。

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