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【食と健康】日本食の塩分摂取量は多い?


1. 日本食の魅力と課題

日本食は世界的にも高い評価を受ける健康的でバランスの良い食事として知られています。新鮮な魚介類、野菜、豆類、そしてお米など、多彩な食材が取り入れられ、その繊細な味わいと栄養価から多くの人々に愛されています。しかし、近年の研究から、日本食においても一つの懸念が浮上してきています。それが、塩分摂取量の多さです。

2. 塩分摂取量の現状

日本では、しょうゆや味噌などの調味料、加工食品、おかずに使われる塩分の量が多い傾向があります。これは、昔からの日本の食文化や味覚に根付いている部分もありますが、近年の食生活の変化により、ますます塩分摂取量が増えていると言われています。特に、外食や加工食品の利用が増え、塩分を気にする機会が減っていることも影響しています。

3. 塩分過多のリスク

塩分の摂り過ぎは、健康リスクを引き起こす可能性があります。高血圧、心臓病、脳卒中、また胃がんや食道がんの発症リスクの増加など、さまざまな健康問題に関連しています。特に、日本人は塩分に敏感な人が多く、摂取量を気にしないと、健康被害を受ける可能性が高いと言えます。
ワタシが「塩分過多」という言葉を聞くと、アニメ「薬屋のひとりごと」で飲んでいたお酒に塩が含まれていて、摂取過多となり死んでしまわれる高官の話を思い出します。
塩は足りなくても脱水症になるし、摂取過多だと死に傾くし、大切で厄介な調味料です。

4. 塩分を減らす工夫

塩分を減らすためには、意識的な食事の工夫が必要です。例えば、

  • 減塩しょうゆや低塩味噌など、塩分控えめの調味料を選ぶ。

  • 自炊を増やし、加工食品を減らす。

  • 食事の際に塩を加える前に味を確認し、必要最低限の塩分で済ませる。

などの工夫が挙げられます。また、食材そのものの味を楽しむことで、塩分を減らしつつ満足感を得ることも可能です。
ワタシの場合、塩分を減らすために出汁を取って、その味で満足が得られるよう工夫しています。

5. まとめ

日本食は美味しく健康的な食事ですが、塩分摂取量には注意が必要です。塩分を適切にコントロールすることで、健康を守りながら日本食の良さを堪能することができます。自分の健康を大切にしながら、バランスの取れた食事を心がけましょう。

※ワタシが出張族だったころ懇意にしている京都の日本料理屋があったのですが、アレルギー持ち、高血圧や糖尿病の薬を飲んでいる方にはメニューと異なった食材や味付けで提供するという素敵なお店でとても助かった記憶があります。結構事前に相談すると色々考えてくれる素敵なお店もあるので、臆せずに事前相談しましょう。