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アメリカでは一般的な、ホームスクーリングの実態☆

こんにちは!じゃすふぁ・鈴です。

今日はアメリカではとても一般的である、ホームスクーリングについて、書きたいと思います☆

日本では、不登校が社会問題のように騒がれて久しいと思うのですが、アメリカでは不登校自体が騒がれることがありません。

その理由の一つの一つとして、ホームスクーリングと言って、親が家で子どもに勉強を教えることが、とてもメジャーということがあると思います。

日本でもホームスクーリングが、これから増えていく傾向にありそうですよね。


私の知り合いのアメリカ人にも、ホームスクールをしている方々いらっしゃいます。

子どもを5、6人生んで、ワイワイとホームスクーリングをしていたり、また中国やアフリカから養子をもらってやっていたり、また子どもの人数に関わらず、一人っ子であろうが、二人兄弟であろうが、その家庭によって、形態は様々です。

(日本は少子化ですが、そして私が子どもの頃は、兄弟が2人いる家族が多いかな~という感覚でしたが、アメリカの私が今住んでいるところでは、3人兄弟が一般的かな~という感じではあります~!)


それでアメリカのホームスクーリングの実態について、詳細を調べてみました!

(参考:National Center for Education StatisticsHomeschool Fast Facts


【アメリカでのホームスクーリングの実態】

ホームスクーリングの子どもの割合は、アメリカ全体の3%程度で、230万人!

白人家族が6割弱のようで、ただ親の学歴や収入は関係ないようです。


ホームスクーリングの理由は・・・


★自分の子どもにカスタマイズしたカリキュラムで教えたいから

★学校以上にアカデミックに教えたい

★学校の指導的なアプローチではない方法で教えたい

★家族の絆を強めるため

★社会的な交流も、導きたい

★ドラッグ、暴力、いじめ、性などの問題から子どもを守り、安全な環境で教育したいから

★ある種の価値観や信条などを教えたいから

ということですね。


例えば、敬虔なキリスト教徒の人々が、ダーウィンの進化論を教えたくないなんていう理由もあるかもしれません。

また、同調圧力を恐れてということもあるそう。

日本人の私からすると、よっぽど個性豊かなアメリカ人が、同調圧力を恐れる?と思うこともあるのですが。特にティーンは多感だったりするので、同調圧力に弱くなるところもあるでしょうね☆

ドラッグや性の問題もありますし、もしかしたら、個人主義の国だからこそ、同調圧力には敏感というところもあるかもしれません。


このホームスクーリング、実際に以下の傾向が出ているそうですよ☆


★学業テストの結果の平均点が、公立学校より15-30%ポイント高い

★テストの結果も、親の学歴や収入に比例しない

★選挙や公的会議、地域のコミュニティサービスへの参加頻度が多い

★大学入学率が、一般と比べて、平均かそれ以上

★自分の親の価値観や信条をより高い割合で受け入れやすい

その他にも・・・

★ホームスクーリングの子は、「自分は誰なのか」「自分は本当は何をしたいのか」と考える機会がより多く、そのために自己の強い感覚を持っている。

という報告もあるそう。


ただ私も、「ホームスクーリングの子の方が、自己肯定感が高そうだよね~」みたいな話をよく聞きはするのですが、それは完全に研究として証明できている部分ではないようですね。ネガティブな影響もあるかどうかの研究はまだこれからだそうです~


【まとめ】

以上、親の価値観とか、宗教のこととかは、ちょっと分かりませんが~、ホームスクーリングという形態も「一つの選択肢」として加わることで、子どもの生活の自由度が一つ上がると思うのです。

不登校だから・・・何?

と。誰一人として同じ人間はいないこの地球。社会での、子どもの在り方にも、多様性が持ち込まれていくことは、良いことと言いますか、本来そうあるべきなのではないでしょうか~☆


お読みくださり、ありがとうございました♡

じゃすふぁ・鈴

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