見出し画像

ステレオタイプ・スレットとは?~個性を大切に☆

こんにちは!じゃすふぁ・鈴です。いつも応援ありがとうございます。感謝しております。

心理学の研究対象で、ステレオタイプ・スレットというのがあります。

ステレオタイプというのは、例えば「日本人って、礼儀正しいよね」とか、「京都人は言いたいこと、遠回しにしか言わない」とか、そういう、社会に浸透している偏見、イメージのことですよね?

(「ストレオタイプスレット」で検索したら、上の画像が出てきて、日本人のステレオタイプなんでしょうか??嫌だな~と思いつつ・・・使ってみました!笑

それで一緒に検索で出てきた、こっちのフランスパン持ってるのが、フランス人のステレオタイプなのかな?笑)


ステレオタイプスレットの有名な実験

有名どころで、男女のステレオタイプで、「女子の方が数学が苦手」について、以下の実験があります。

数学の成績が同じぐらいの大学生を、男女比率が半々のAとBの2つのグループにわけ、それぞれ別々に数学のテストを受けてもらいました。

Aグループには、何も言わず、普通に受けてもらいました。

しかし、Bグループでは、テストの直前の説明の時に、「このテストは、女性より男性の方がいつもスコアが高い」とインストラクターが述べました。

すると結果は・・・Aグループのスコアは男女の差がないのに、Bグループでは本当に男子学生のスコアの方が、女子学生のスコアを上回ったという話です。

なので、男女の偏見を押し付けることの恐ろしさが、この結果から分かります。そのようにステレオタイプの偏見によって、人が簡単に左右されてしまうことを、ステレオタイプ・スレットと呼びます。これは1990年の研究で、その頃から、様々なステレオタイプスレットの研究がなされてきました。

男女の偏見をなくすことも大切ですし、またアメリカではアフリカン・アメリカン、いわゆる黒人の人々が偏見のために不利な思いをすることが多く、心理学者や社会学者達が、必死で研究を進めている分野なのです。


ということで・・・

なんで、こんな記事を書いているかといいますと、昨日の記事と関連して、


親の「男たるもの、こうあるべき」とか、そういう親の価値観が、簡単に刷り込まれる可能性があるということなのです。

私達は、一人一人、違う個性をもった、唯一無二の存在です。

だから、そんな個性を大切にしつつ、子どもにせめて、ネガティブな言葉で、型にはめるようなものは、避けたほうがいいと思いますよ!


お読みくださり、ありがとうございました♡
じゃすふぁ・鈴



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?