他人にあまり期待をするな!

 人に期待をするとガッカリもするし、イラつきもする。 だから他人には期待をしない。教員となってからは、ずっとこんな感じ。 自分が生き生きとできる場は、子供の前と大好きなテニスをしている時だけ。(もちろん家族といる時も、猫含む)人生は死ぬまでの暇つぶし。職員室では、その辺の大人と、教育以外の話をしながら自分の仕事をするだけ。  ここ3年ほどは、教務という立場になり、初任者指導と、ほんの少しの授業を担当。 

ワクワクさせてよ!

初任者には、必ず伝えている。

「 いろいろな先生が、基本的なことを大事にしろと伝えてくるけど、全部無視していいよ。その人たちの基本は、これからの基本ではないよ。まずは、子供が楽しいと思えることをしてみて。おまけとして、私を楽しませてね。」

小学4.5年生の時の自分が基準

自分が小学生の時、3年間同じ担任。 定年間際のヒステリックでわがままな女性の先生。 肩揉みをたくさんしてあげたという良き思い出もある。 しかし、自分の意にそぐわないと、まぁよく顔に出る。

どうせ、この答えが欲しいんでしょ?」

授業中も、先生の欲しい答えでないと、バッチリ仏頂面👍 調子がいいと、先生の欲しい答えが出るまで、半日以上付き合わされることもしばしば。 なので授業中の私の頭の中は、こんな感じ。 「せんせー、 どうせ この答えが欲しいんでしょ?」 こんな幼少期を過ごしていたので、 学校に対する想いはひとつ。 

 つまらない学校なんて、壊れてしまえ‼️

当時の自分を、現在の教室に当て込んで、そいつが楽しんでいるか、否か。 これが私のワクワクの基準。 教員となってからの私のペルソナは、 ずーっと、過去の自分。       

過去の自分がペルソナなんて最強じゃん。だって絶対に途中で挫折しないジャーン

これが、Hero Makers 白川寧々氏からいただいた私にとってありがたいお言葉でした。笑笑 

校長からHero Makersの話を聞き、チラシを見た瞬間感じた。「うわっ この人ヤバそう。絶対にこの人のところに行ったらハラハラできる。」今でも思う。

あの時の直感を信じてよかった。と

合宿中、ずーっと感じていた寧々さんの愛。  兎にも角にも、この場にいる人たちを自由にしたい。そんな、想いが表情や返答から常に溢れていた。

「あなた達の基準は、ここだからね。     君たちが勝手に思い込んでるそこではないのよ。ここよここっ!」

当たり前のように我々のマインドを引き揚げてくれた。この合宿があったから、「自分のやりたいことを、やりたいようにやっていいんだ。」「自分の受けてきた教育や自分のしてきた教育を考え直そう」と真っ向から自分と向き合う勇気が持てた。そして、自分の足枷に気づいた。

教育委員会に何言われてもいいや。      私は、あなた達の奴隷ではない。笑笑

ただし、敵に回してもいい人といけない人を見極めて振る舞うのもアントレ的には、必要らしい。by 寧々さん

私が取り組んだプロジェクトは、過去に惨敗経験のある「宿題を無くそう」プロジェクト。大島さんの後押しもあり、その名も「リベンジプロジェクト宿題全廃計画」

定例会の度に出される寧々さんから出される宿題に沿って踠きながらも必死で食らいついていった半年間。結果からいうと、フルボッコ❗️まさに木っ端微塵‼️

軽〜く考え過ぎていたみたいだ。職場の中の自分の立ち位置を考慮して、そんなに難しいことではないと思っていた。しかし、公立小学校から宿題をなくすことは容易ではなかった。校内で何度かピッチをしたり、CMを作ったり、宿題をなくす意図を理解してもらうことに努めた。

しかし多少は、響いたのかもしれない

学びをつまらないものにしてしまう明治時代から続く呪い「宿題」を少しは見直そう。ということになった。高学年は、自分の関心のあることを家で学習する、自主学習へ移行。低中学年は、現行の宿題から段階的に自主学習の割合を増やしていく。上記の宿題ガイドラインを来年度学校から発信することになった。

公立学校とは、不自由な所である

何の努力もしていない人たちが、長年教育に携わってきたというだけで、得体の知れない自信を持ち、新たな事を学んで学校をより良くしていこうとする人たちを軽く踏みにじる。これまでは、致し方なしと、波風立たないように自分の立場でできる範囲の変革を行なってきた。

Hero Makersでもらったもの

今、私のすぐ周りには、「このままじゃまずい。学校を変えなきゃいけない。」と一緒にもがいてくれる数名の同僚がいる。
そして、私が油断して、のほほ〜んと日常を送っていると、「それでいいのか?お前は!」と、自分たちの行動力で叱咤激励してくれるHero Makersの仲間たちがいる。
さらに、その仲間たちから繋がった日本の教育を真剣に変えようとしている方々がいる。

だからこそ、「学びは、楽しいものであるべきだ。楽しくなかったら学びではない。」と校内で胸張って主張し続けることができた。昔の自分のように、自分の想いに蓋をせず、思いのままに邁進することができた。

全ての教員研修がHero Makersになればいいな

1人の人間をここまで変えてしまったHero Makersは、教員研修だったのだろうか?

そして、これまで受けてきた教員研修っ何だったんだろうか?

この世の全ての教員がHero Makersを体験することができるのならば、日本の教育なんて一瞬でよくなるのにな。

We are Hero Makers‼️











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