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「きく」ことの大切さ

今日は、昨日書いた内容の続きです。

昨日、先輩の先生に授業を見ていただき、途中から授業をしていただきました。そこで昨日感じた振り返りは昨日の記事に載せています。
今日は、その先輩から話を聞きました。

まず、自己評価をしました。
昨日、考えたことを話しました。
そして、その先輩に言われたことは、

「きく」ことを大切にできていない。

ということでした。
授業の様子を動画で撮っていただいていたのでみてみると、3割程度しか発表している子の話を聞けていませんでした。
しかし、先輩が授業をすると、8割くらいの子が話を聞くようになっていました。

私は、子どもたちが発表や話を「きく」ということをおろそかにしてしまっていました。

話を聞くことによって初めて、勉強の土台(スタート地点)に立つことができる。聞かなければ何をしているかわからないし、その学習に参加することができない。だから、まずは全員を土台に乗せてあげることが大切だということを教えていただきました。

私もその話を聞いてなるほどなと思いました。自分の中できくことを大切にしようと思ってはいましたが、ただ思っているだけで、子どもたちに伝えることができていなかったなと反省しました。

では、その「きく」ということをどのように意識づけるのかを教えていただきました。

1つ目に、教師が基準を示すという方法でした。
話を聞くことの基準を教師が決めて、できているか、できていないかを見ながら声かけを行う方法。

2つ目は、子どもと話を聞くということの基準を一緒に話し合って決めるという方法。
傾聴アクティビティや、オープンクエスチョンを使う体験を子どもとした上で、どのように話を聞くのかを子どもたちと決める。そうすることで、教師がやりなさいというのではなく、みんなが決めたことはできていたかな?と振り返ることができます。

私は2つ目の子どもと一緒に決めるという方法をやってみたいなと思いました。来週、傾聴アクティビティとオープンクエスチョンをやってみた上で子どもたちと話し合って決めたいと思います。

もう一つ、先輩に教えていただいたことは、行動分析学の話です。

先生が指示をする→子どもたちが行動する
        A             →               B

というプロセスはよくあることですが、そのBの行動の後に、Cにあたるアセスメントをすることがとても大切だということです。

先生が指示をする→子どもたちが行動する→アセスメント
        A             →               B             →         C

CをすることによってBのよい行動が強化されていくということでした。私は、Bまでやって、Cができていませんでした。


これからは、このCのアセスメントを行うことを意識して取り組んでいこうと思います。
そして、クラス全体に話は聞くということを徹底させていけるようにしていこうと思います。

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