ギター弾きの恋


ジャンゴ・ラインハルトを崇拝する自称天才ギタリスト、エメット・レイの波乱に満ちた生涯と、その結末

まず、ギターの音とエメットの手の動きが全然合ってなくて笑えた。そこも含めてB級映画の醍醐味なのだろう。そんなエメットの前にハッティという口のきけない女性が現れ、二人は恋をする

自由奔放で恋多きエメットの人生には…、やはりハッピーエンドは難しいのだろうな。彼はじゅうぶん楽しんだから、ああいう終わり方が似合うのかもしれないけれど、できればあともう一捻り展開が欲しかった

エメットはジャンゴを崇拝しすぎて会っただけで失神してしまうような人なんだけど、崇拝って人をダメにしてしまうね。尊敬するのはいいけど崇拝になってしまうと依存してしまうから。あんたのことはリスペクトしているけど、いつか超えてやるぜ!くらいがちょうどいいのかもしれない。


サポートして頂けると今後の創作活動の意欲になります。