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『SOMETHIN' ELSE』はジャズの名盤中の名盤として、今も高い地位に位置づけられている不朽のアルバム。マイルス・デイヴィスのトランペットが泣きまくっている

１曲目の『枯葉』はジャズを知らない人でも聞いたことがあるくらい有名なメロディーライン。元々はジョゼフ・コズマという作曲家が作ったシャンソンの曲だった。でも『Autumn Leaves』を和訳するのなら「枯葉」よりも「紅葉」とか「落葉」の方がしっくりくるのに何故だろうと疑問だったが、この曲の元々の歌詞を知って納得した

『枯葉』は元々、若い頃に恋人同士であった二人が再会し、北風に吹かれる枯葉に例えて愛し合った日々が少しずつ消えていく無常さを歌ったものだったと知った時、ああこの曲は『枯葉』でなければダメなんだ、枯れていなければダメなんだと理解した

『枯葉』は本当に多くのジャズミュージシャン達が演奏してきた楽曲なので、この曲がきっかけでジャズが好きになった人も多いだろう。これからも永遠の名曲として語り継がれていくに違いない。