さよならの朝に約束の花をかざろう


『あの日見た花の名前を僕たちは知らない』、『心が叫びたがってるんだ』などの脚本を手がけた岡田麿里さんの監督作品

前作も面白かったけど、今回の作品はすごく良かった。本当にハートに響いてくる作品で観に来ていた女性はみんな泣いていました

家族って、親子って、本当に奥が深い。SNSではペットの写真ばかりが流れてくるけど、やはり人間同士の愛には敵わないと思う。この世で母の愛に勝るものはなく、母性こそ真の芸術なのかもしれない

ただ、本当に切ない物語なので二回目を観たいとは思わない。出会いと別れは切り離すことはできないけれど、川の水が腐らないのは常に流れがあって循環しているからで、美しい生き方とは一ヶ所に留まらずに流動的に生きていくことなのだと、この作品が教えてくれた。


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